芸能

《中村芝翫のスピード違反不倫》三田寛子が発したメッセージにみる胸中「夫としての役割はすでに求めていない」

中村芝翫と三田寛子

不倫が明らかになった中村芝翫と三田寛子

 2年ぶり4度目の不倫がキャッチされた、歌舞伎役者の中村芝翫(59才)。夫の度重なる裏切りに妻で女優の三田寛子(59才)が取材に対してコメントを出したが、そこから読み取れる胸中とは――。臨床心理士・経営心理コンサルタントの岡村美奈さんが、分析する。

 * * *
 そりゃ誰だって怒るでしょう。自分のエプロンを愛人が使っていたなんて知ったら、カチンとくるのが当たり前。と思うところだが、夫の度重なる不倫騒動に”神対応”で応じてきた女優の三田寛子さんは違っていた。その彼女の心の内が読み取れるようなメッセージが、NEWSポストセブンの記事「《中村芝翫のスピード違反不倫》梨園の妻・三田寛子「愛人に使われたエプロン」300字に込められた裏切り夫への静かな怒り」に公開された。

“スピード違反不倫”とあるように、三田さんの夫、歌舞伎役者の中村芝翫さんは3月初旬の夜、静岡県熱海市内のマンションに車で向かう途中、スピード違反したという。助手席に乗っていたのは以前から噂のあったAさん。芝翫さんはここ数年、何度となく週刊誌に不倫をスクープされて、Aさんとの関係も2021年末にNEWSポストセブンが報じていた。

 2022年春頃から夫婦は別居。それが明らかになった時、彼女もついに匙を投げたかと、我慢の限界を超えると些細なことや一言がきっかけで崩れてしまうという「ラストストロー」ではと記事に書いた。別居理由は隣家のリフォームによる騒音とした三田さんだが、突っ込まれると「主人は主人、私は私」と答え離婚は否定した。

 その後も芝翫さんは自宅に戻らず、実家暮らし。Aさんと実家でほぼ同棲状態といい、実家には舞台仲間や共演者を呼んで飲み会を開くこともあるらしい。そんな中で明らかになった芝翫さんのスピード違反不倫に、三田さんは何を思うのか。記者の直撃に苦笑いしたもののコメントはなく、所属事務所を通してメッセージが返ってきたのだ。

 それを読むとわかる。すでに三田さんは怒りの段階を通り越している。自分の大切な人を死別などで失うという喪失体験には、悲嘆のプロセスがある。度重なる不倫と別居はある意味、大切な人を失うという体験において同じような感情のプロセスをたどるのではないだろうか。最初はショックを受け否認し、次は怒りや悲しみ、敵意などが押し寄せる。自分を責めたり絶望したりするが、それを通り越すとあきらめて受け入れ、立ち直って前を向く。もちろん不倫を許せず相手を責める人、離婚する人も多いが、三田さんの場合はその過程を通り越し、立ち直りの段階にいるのだろう。

関連記事

トピックス

奥田瑛二
映画『かくしごと』で認知症の老人を演じた奥田瑛二、俳優としての覚悟を語る「羞恥心、プライドはゼロ。ただ自尊心だけは持っている」
女性セブン
『EXPO 2025 大阪・関西万博』のプロデューサーも務める小橋賢児さん
《人気絶頂で姿を消した俳優・小橋賢児の現在》「すべてが嘘のように感じて」“新聞配達”“彼女からの三行半”引きこもり生活でわかったこと
NEWSポストセブン
NEWS7から姿を消した川崎アナ
《局内結婚報道も》NHK“エース候補”女子アナが「ニュース7」から姿を消した真相「社内トラブルで心が折れた」夫婦揃って“番組降板”の理由
NEWSポストセブン
JR新神戸駅に着いた指定暴力団山口組の篠田建市組長(兵庫県神戸市)
【厳戒態勢】「組長がついた餅を我先に口に」「樽酒は愛知の有名蔵元」六代目山口組機関紙でわかった「ハイブランド餅つき」の全容
NEWSポストセブン
真美子夫人とデコピンが観戦するためか
大谷翔平、巨額契約に盛り込まれた「ドジャースタジアムのスイートルーム1室確保」の条件、真美子夫人とデコピンが観戦するためか
女性セブン
日本テレビ(時事通信フォト)
TBS=グルメ フジ=笑い テレ朝=知的…土日戦略で王者・日テレは何を選んだのか
NEWSポストセブン
今シーズンから4人体制に
《ロコ・ソラーレの功労者メンバーが電撃脱退》五輪メダル獲得に貢献のカーリング娘がチームを去った背景
NEWSポストセブン
「滝沢歌舞伎」でも9人での海外公演は叶わなかった
Snow Man、弾丸日程で“バルセロナ極秘集結”舞台裏 9人の強い直談判に応えてスケジュール調整、「新しい自分たちを見せたい」という決意
女性セブン
亡くなったシャニさん(本人のSNSより)
《黒ずんだネックレスが…》ハマスに連れ去られた22歳女性、両親のもとに戻ってきた「遺品」が発する“無言のメッセージ”
NEWSポストセブン
主犯の十枝内容疑者(左)共犯の市ノ渡容疑者(SNSより)
【青森密閉殺人】「いつも泣いている」被害者呼び出し役の女性共犯者は昼夜問わず子供4人のために働くシングルマザー「主犯と愛人関係ではありません」友人が明かす涙と後悔の日々
NEWSポストセブン
不倫疑惑に巻き込まれた星野源(『GQ』HPより)とNHK林田アナ
《星野源と新垣結衣が生声否定》「ネカフェ生活」林田理沙アナが巻き込まれた“不倫疑惑”にNHKが沈黙を続ける理由 炎上翌日に行われた“聞き取り調査”
NEWSポストセブン
ハワイの別荘と合わせて、真美子夫人との愛の巣には約40億円を投資
【12億円新居購入】大谷翔平、“水原一平騒動”で予想外の引っ越し 日系コミュニティーと距離を置き“利便性より静けさ”を重視か
女性セブン