3月末に更新されたインスタグラムでは結婚披露宴に招待されたときの家族写真を載せていた(三田寛子インスタグラムより)

3月末に更新されたインスタグラムでは結婚披露宴に招待されたときの家族写真を載せていた(三田寛子インスタグラムより)

 だから芝翫さんの行動に呆れていても、三田さんの頭の中に離婚の文字はないと思う。夫婦間のコミュニケーションはとっているというが、彼女が芝翫さんに求めているのは、もはや夫らしい夫ではないからだ。少し長くなるが彼女の内心が見えてくる箇所を引用しよう。

《多方面から様々なご意見を頂いておりますが、私の思いとしましては、夫が自分自身を見つめ直し、歌舞伎俳優として、三人の父親として、しっかり考えて行動してもらいたいと願っています》

 彼女は“夫”と呼ぶものの、“歌舞伎俳優として、三人の父親として”と書いただけで、夫としてとは書かなかった。求めているのは父親であり、歌舞伎役者としての言動で、夫としての役割はすでに求めていない印象だ。

《私としましては、成駒屋に嫁ぎ、妻として三人の息子の母親として、これからも家業の歌舞伎を私なりに精一杯支えて参りたいと考えております》

 彼女はわざわざ”成駒屋に嫁ぎ”と書いた。妻という立場より、嫁という立場の方が優先順位が上なのだろう。歌舞伎という伝統芸能の家に嫁ぐ者なら、夫に嫁ぐというより、家に嫁ぐという感覚が強いのかもしれない。しかしこのセンテンスを加えたことで、そんな思いや覚悟が前面に出てくる。続く文面には妻としてと書かれているが、支えるのは家業の歌舞伎であって夫とは書いていない。支えていきたいという中に夫という文字はなく、大切なのは家業の歌舞伎を守ること。そしてそれは息子たちを守ることでもある。

 成駒屋に嫁ぎ、三人の息子の母親として歌舞伎を支えていくという彼女。今さら、夫の不倫ごときで怒ることも離婚もないということだろう。

中村芝翫の不倫は続く

中村芝翫の不倫は続く

『松竹大歌舞伎』東コースの製作発表会見に登場した中村芝翫

『松竹大歌舞伎』東コースの製作発表会見に登場した中村芝翫

「義経千本桜 川連法眼館の場」に登場する中村芝翫

「義経千本桜 川連法眼館の場」の会見で意気込みを見せる中村芝翫

関連記事

トピックス

ラオスを訪問された愛子さま(写真/共同通信社)
《「水光肌メイク」に絶賛の声》愛子さま「内側から発光しているようなツヤ感」の美肌の秘密 美容関係者は「清潔感・品格・フレッシュさの三拍子がそろった理想の皇族メイク」と分析
NEWSポストセブン
2009年8月6日に世田谷区の自宅で亡くなった大原麗子
《私は絶対にやらない》大原麗子さんが孤独な最期を迎えたベッドルーム「女優だから信念を曲げたくない」金銭苦のなかで断り続けた“意外な仕事” 
NEWSポストセブン
国宝級イケメンとして女性ファンが多い八木(本人のInstagramより)
「国宝級イケメン」FANTASTICS・八木勇征(28)が“韓国系カリスマギャル”と破局していた 原因となった“価値感の違い”
NEWSポストセブン
実力もファンサービスも超一流
【密着グラフ】新大関・安青錦、冬巡業ではファンサービスも超一流「今は自分がやるべきことをしっかり集中してやりたい」史上最速横綱の偉業に向けて勝負の1年
週刊ポスト
今回公開された資料には若い女性と見られる人物がクリントン氏の肩に手を回している写真などが含まれていた
「君は年を取りすぎている」「マッサージの仕事名目で…」当時16歳の性的虐待の被害者女性が訴え “エプスタインファイル”公開で見える人身売買事件のリアル
NEWSポストセブン
タレントでプロレスラーの上原わかな
「この体型ってプロレス的にはプラスなのかな?」ウエスト58センチ、太もも59センチの上原わかながムチムチボディを肯定できるようになった理由【2023年リングデビュー】
NEWSポストセブン
12月30日『レコード大賞』が放送される(インスタグラムより)
《度重なる限界説》レコード大賞、「大みそか→30日」への放送日移動から20年間踏み留まっている本質的な理由 
NEWSポストセブン
「戦後80年 戦争と子どもたち」を鑑賞された秋篠宮ご夫妻と佳子さま、悠仁さま(2025年12月26日、時事通信フォト)
《天皇ご一家との違いも》秋篠宮ご一家のモノトーンコーデ ストライプ柄ネクタイ&シルバー系アクセ、佳子さまは黒バッグで引き締め
NEWSポストセブン
ハリウッド進出を果たした水野美紀(時事通信フォト)
《バッキバキに仕上がった肉体》女優・水野美紀(51)が血生臭く殴り合う「母親ファイター」熱演し悲願のハリウッドデビュー、娘を同伴し現場で見せた“母の顔” 
NEWSポストセブン
六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)
《六代目山口組の抗争相手が沈黙を破る》神戸山口組、絆會、池田組が2026年も「強硬姿勢」 警察も警戒再強化へ
NEWSポストセブン
和歌山県警(左、時事通信)幹部がソープランド「エンペラー」(右)を無料タカりか
《和歌山県警元幹部がソープ無料タカり》「身長155、バスト85以下の細身さんは余ってませんか?」摘発ちらつかせ執拗にLINE…摘発された経営者が怒りの告発「『いつでもあげられるからね』と脅された」
NEWSポストセブン
2021年に裁判資料として公開されたアンドルー王子、ヴァージニア・ジュフリー氏の写真(時事通信フォト)
《恐怖のマッサージルームと隠しカメラ》10代少女らが性的虐待にあった“悪魔の館”、寝室の天井に設置されていた小さなカメラ【エプスタイン事件】
NEWSポストセブン