円安を背景に海外で「出稼ぎ」売春を行う日本人女性が急増している。入国審査の厳しい米国当局が日本に売春目的の入国拒否が増えていることを通報したことをきっかけに、日本の警察が本腰を入れて取り締まり始めたという。
警視庁保安課は4月4日、求人サイト「海外出稼ぎシャルム」を使って米国やカナダ、オーストラリアなど海外への売春をあっせんしたとして、職業安定法違反(有害業務目的紹介)の疑いで、東京都品川区東品川のデートクラブ社長、臼井良夫容疑者(53)ら4人を逮捕したと発表した。
「容疑者らは共謀して過去3年間に200~300人の女性を米国などに紹介して2億円近く売り上げていました。『月収500万円以上』などと謳っていましたが、実際にはそこまで稼げていないんじゃないでしょうか。女性の取り分は5割程度で、残りを容疑者や現地の風俗店で分配していたようです」(大手紙社会部記者)
現在は削除されているシャルムのホームページはAIで生成されたと思われる美形女性の写真とともに、海外で稼ぎのメリットを大々的に宣伝していた。
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