飛行機の離発着を間近に見る非日常体験「JAL工場見学(SKY MUSEUM)」(東京)
コロナ禍前は年間12万人が来場。コロナ禍の休止期間を経て2022年に再開した後も、工場見学はすぐに予約で埋まってしまうほど人気だ。
その理由は、ふだんは立ち入ることができない格納庫に入れて、整備風景や飛行機の離着陸を間近に見られるという“非日常”を、無料で味わえるから。客室乗務員の制服や機内食の変遷、ビートルズが羽織ったはっぴなど、レアな展示が満載のミュージアムゾーンも見応えがある。「1970年代の制服ってこんなにミニだったの!?」などと新鮮な驚きもあり、飛行機マニアでなくとも満喫できる。
後半の格納庫見学では、整備中の機体を見ながら、ガイドスタッフが機種の見分け方や基本的なパーツの説明などをわかりやすく教えてくれる。見学後、空を見上げて「翼の先端が赤いあれは……エアバス350!」などと少しわかるようになると、満足感もひとしお。実りの多い約2時間の体験だ。
住所■東京都大田区羽田空港3-5-1 JALメインテナンスセンター1
開催日■月・火・木・土・日(水・金、年末年始、その他特定日休み)
所要時間■約110分
時間■9:30〜11:20、10:45〜12:35、14:45〜16:35
料金■無料