「地元の人間以外は近寄るような場所じゃない」
全国紙社会部記者が語る。
「現場は車がすれ違うのも難しいような林道の脇の河川敷でした。9時頃、通報を受けた那須塩原署員が現場を確認したところ、そこにあったのは煙をあげて燃えていた2人の遺体でした。遺体は両手を結束バンドで縛られ、顔には粘着テープが巻かれていたそうです。
性別や年齢はまだわかりませんが、遺体は全身焼損しています。遺体の状況から自殺の可能性は低く、何者かが死体を遺棄したとみて、県警は捜査本部を設置して捜査を進めています。県警は遺体の身元を調べるとともに、周辺住民らへの聞き込みを続けています」
現場は那須町の中心部から南東に10キロほど離れた山あいで、近くにはゴルフ場などがある人気のない場所だ。近隣住民はこう話す。
「今朝、警察が来ましたが何のことだかさっぱりで……。ここらへんは家も3つしかないし、何か異変があればすぐにわかる。人が燃えていたっていうのは確かにうちの奥のほうだけど、あそこは行き止まりになっていて、地元の人以外は近寄るような場所じゃないです」
前出の組合関係者は、前日も同じ現場で作業をしていたと語る。
「昨日も担当者は同じ林道を通っていますが、そのときには何も変わったことはなかったと聞いています」
人気のリゾート地で突如起きた猟奇的な事件。捜査の進展が待たれる。
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