高橋裕アナ(左から2人目)は末延さんのディナーショーでも進行を務めた(画像は番組公式インスタより)
「慰謝料をもらえなかったのでは?」
当初、多くの人が長いとは言えない結婚生活を終え、憔悴しているであろう末延さんが、すぐに活動を再開することはないという見方をしていた。
「一部の報道では、離婚時に羽生さんから相当額の慰謝料をもらっているといったものや、結婚生活の詳細を明かさないことを約束する“口止め料”を支払われたというものもありました。末延さんはいますぐに働かなくてはいけない状況ではないと思われていたのです」(音楽関係者)
しかし周囲の予想とは反して、末延さんは早速、そして気丈にステージに立ち続けた。
「12月初旬に彼女の恩師が行った講演会へのゲスト出演を皮切りに、友近さん(50才)が主催するディナーショーや相川七瀬さん(49才)のライブツアーなどに参加。4月7日には、山口県下関市でソロディナーショーを開催し、満員御礼の大成功を収めました。今回はそれから1週間も経たないうちのテレビ出演です。働きずくめの彼女を見て『慰謝料をあまりもらえなかったのでは?』と心配する声もあります」(前出・芸能関係者)
心ない邪推も飛び交うが、末延さんがバイオリンに没頭するのにはもっと大きな理由がある。
「バイオリニストとしての空白のキャリアを埋めたいという強い思いがあるといいます。末延さんは羽生さんとの結婚が決まった2022年秋頃に芸能事務所を退所し、SNSなどもすべて削除。表舞台から姿を消し、息を潜める生活を送りました。しかし、彼女はキャリアを捨てて、結婚という道を選択してしまったことに後悔もあった。離婚をし、いまはバイオリンや仕事と離れた時間を必死に取り戻そうとしているそうです」(前出・芸能関係者)
末延さんの知人は、彼女が口を閉ざした「消えた3か月」についてこう話す。
「末延さんのなかで、羽生さんとの結婚生活はまだ“ネタ”にはできない話なのでしょう。いまは仕事を軌道に乗せることを第一に考えているのではないでしょうか。その上で、彼女のバイオリニストとしての地位が確かなものになり、彼女なりの踏ん切りがついたら、いずれ結婚発表からの“消えた3か月”について口を開く日が来るかもしれません」
番組終盤には、今後の活動について、はっきりと言葉を紡いだ。
「末延さんは、視聴者に対して『直接お会いする機会も、テレビを通してお会いする機会もあると思います』と語りました。徐々に山口での活動も増えるそうで、『熱血テレビにもまた帰ってきてくださる?』というキャスターの問いかけに『いいんですか? ありがとうございます!』と笑顔で再出演を約束。いまの彼女の姿は結婚前よりもいきいきとしており、バイオリンを自由に弾ける環境を思う存分楽しんでいるように見えます」(前出・地元メディア関係者)
着実にバイオリニストとしての歩みを再開させた末延さんは、来るその日に何を語るのか──。
※女性セブン2024年5月2日号