ここ数年、以前に増して音楽活動へ意欲を燃やす小室氏

ここ数年、以前に増して音楽活動へ意欲を燃やす小室氏

「個人的には歌いたいです」

 小室氏が過去のユニットを次々に再始動していることで、がぜん注目を浴びているのが、一時代を築いたglobeの再集結だ。デビューアルバムが400万枚を売り上げ、シングル『DEPARTURES』がダブルミリオンを達成。『Can’t Stop Fallin’ in Love』や『FACE』など、メガヒットが多数あるglobeのファンはいまだ根強い。だが、2020年に結成25周年を迎えた際も、小室氏はメンバーが集まることに後ろ向きだったという。

「マークさんは『globeの灯火を消さない』と宣言し、3人で集まりたいと言い続けていましたが、小室さんは『自分の方はやれる状況じゃない』、『レコード会社が権利を持っている』などと消極的な発言を繰り返していました」(小室氏の知人)

 もっとも、今年3月に自身の名を冠したイベントでは孤軍奮闘するマークと共演するなど心境に変化が表れている。

「2025年の30周年に向けて、ファンが再集結を期待する中で、鍵を握るKEIKOさんが小室さんに対話を呼びかけた意味は大きい。マークさんが熱心にKEIKOさんを口説き続けた成果が実を結びつつあるのかもしれませんね」(前出・音楽関係者)

 何よりKEIKOのglobe愛が誰よりも強いこと、そして、再びステージに立つことを望んでいることは疑う余地もない。昨年4月、本誌『女性セブン』のインタビューでKEIKOは今後の活動についてこう語っていた。

「個人的には歌いたいです。globeのKEIKOとして歌いたいですか?と聞かれれば、あの頃のようにできるならと思いますけど、それを上回っていたいんです。欲張りですけど(笑い)。無理だと言われたらそこで終わり。たとえ時間がかかっても、よりカッコいいと思えたら歌います」

 ファンからもう一度、歌を「聴きたい」と言われることが励みになるとKEIKOは言う。あとは小室氏のアンサー次第。3人の思いが同じ方向を向いたとき、伝説のユニットが再始動する──。

※女性セブン2024年5月30日号

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