『なつぞら』以来、5年ぶりの連続テレビ小説の出演となる岡田。
また、物語の終盤に向けて何よりも楽しみなのは、新たに始まる「ロマンス」だろう。晴れて裁判官になった寅子が新潟に赴任した後、「寅子の運命を導く人々」のひとりとして、裁判官を父に持つ「裁判官・星航一」が登場すると予告されている。演じるのは岡田将生(34才)だ。
「終盤の展開はまだ局内でも一部の人しか把握していませんが、モデルとなった三淵さんは42才で、初代最高裁判所長官を務めた三淵忠彦氏の息子である三淵乾太郎氏と再婚しています。乾太郎氏も裁判官で、史実と照らし合わせれば、岡田さん演じる星がロマンスのお相手の本命となるでしょう」(別のNHK関係者)
一方、関係者の間では、「史実をなぞるのではなく、ひとひねり加える可能性もあるのでは」と予想する声も。
「寅子が星と結婚するのではストレートすぎる。史実では再婚相手は10才近く年上だし、裁判官という役柄でいえば、松山ケンイチさん(39才)演じる桂場等一郎も可能性がありますよ。最後は、『学生時代から寅子のことを知る桂場と結ばれるという展開も見てみたい』という声も局内で聞かれます」(前出・別のNHK関係者)
ヒロインの生理が丁寧に描かれる一方、出産シーンは描かないなど、現代女性の目線に立った演出も注目されている今作。女性が直面する不条理に「はて?」と首をかしげながら、次々と困難を乗り越えていく寅子の活躍は続く。
※女性セブン2024年6月20日号
