夏ドラマ最大の話題作となっている(フジテレビHPより)
月9は今年3作連続「重く暗く辛い」
なかには「見ていられなかった」「脱落決定」などと結論づけるような声も少なくありませんし、特に目につくのは「月9はまたか」というニュアンスのコメント。『海のはじまり』が放送されている月9ドラマは今年2作連続で重く暗く辛いムードの作品が続いていたため、「またか」という声があがっているのです。
まず1月期の永野芽郁さん主演『君が心をくれたから』は、主人公の逢原雨(永野芽郁)が想いを寄せる朝野太陽(山田裕貴)を救うために五感を1つずつ失っていく……というストーリー。
続く4月期の広瀬アリスさん主演『366日』は、主人公の雪平明日香(広瀬アリス)が高校時代から相思相愛だった水野遥斗(眞榮田郷敦)と結ばれた直後に彼が事故で意識不明となり、中盤で目を覚ますも記憶障害で彼女のことを覚えていなかった……というストーリー。
休日明けの月曜夜に放送される月9ドラマは、明るく爽快感のある物語が求められそうなのに、なぜ3作連続で“重く暗く辛い”ムードの作品なのでしょうか。また、なぜかつての『ビーチボーイズ』や昨年の『真夏のシンデレラ』のような夏らしい“軽く明るく楽しい”ムードの作品を選ばなかったのでしょうか。