芸能

《27年続く『踊るさんま御殿』の存在感》 “新人枠”を巡る熾烈な争い「極秘オーディション」の中身 滝沢カレン、丸山桂里奈、Ryuchellさんらを輩出

今年で27年目を迎える『踊る!さんま御殿!!』

今年で27年目を迎える『踊る!さんま御殿!!』(同番組HPより)

 スタッフからの熱烈な依頼を受け、40年ぶりにテレビ東京のスタジオ収録番組に臨んだ明石家さんま(69)。昭和、平成、令和とバラエティーの世界を駆け抜ける“お笑い怪獣”のパワーは健在だ。今年で27年目を迎えるさんまMCの人気トークバラエティー番組『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)。同番組はトーク中心で、芸能人や著名人など12人前後のゲストが集まり、身の回りで起きた出来事や過去の体験談を語っていく。ゲストは特定のテーマをもとに集められることも多いが、新人タレントを抱える事務所はさんまの“後光”を求めて熾烈な戦いをしていた──。

 これまで同番組には、大物芸能人やタレントのほかオリンピックメダリスト、活躍したアスリートなど、放送するタイミングで“旬”の人がキャスティングされてきた。

「最近では、日テレを退社した笹崎里菜元アナがKAT-TUNの中丸雄一さんと結婚後に初出演し、昨年は新山千春さんがマッチングアプリで出会った一般男性との結婚を番組で発表しました。また、鈴木奈々さんは2年前に離婚していたことを番組内で打ち明けていましたね。鈴木さんは離婚発表を機に再ブレイクの兆しをみせています」(スポーツ紙記者)

『さんま御殿』で結果を残し、ブレイクする芸能人が多いことから、同番組は業界で「登竜門」的な存在となっているという。同番組は毎回のように“新人枠”があり、そのわずかな席を巡って、水面下では芸能プロダクションの熾烈な戦いが巻き起こっていた。

「『さんま御殿』には、番組本番でさんまさんと初対面する、いわば“チャレンジ席”が存在します。毎週、ゴールデン帯で新人が出演できる番組がほとんどないので、芸能プロにとっては貴重な存在です。その時のテーマにもよりますが、基本的に“チャレンジ席”は毎回1〜2席あるかないかの狭き門で、キャラクターや返しがさんまさんにハマると、番組サイドから何度も声がかかります」(芸能プロ関係者)

関連記事

トピックス

(写真/共同通信)
《神戸マンション刺殺》逮捕の“金髪メッシュ男”の危なすぎる正体、大手損害保険会社員・片山恵さん(24)の親族は「見当がまったくつかない」
NEWSポストセブン
列車の冷房送風口下は取り合い(写真提供/イメージマート)
《クーラーの温度設定で意見が真っ二つ》電車内で「寒暖差で体調崩すので弱冷房車」派がいる一方で、”送風口下の取り合い”を続ける汗かき男性は「なぜ”強冷房車”がないのか」と求める
NEWSポストセブン
アメリカの女子プロテニス、サーシャ・ヴィッカリー選手(時事通信フォト)
《大坂なおみとも対戦》米・現役女子プロテニス選手、成人向けSNSで過激コンテンツを販売して海外メディアが騒然…「今まで稼いだ中で一番楽に稼げるお金」
NEWSポストセブン
ジャスティン・ビーバーの“なりすまし”が高級クラブでジャックし出禁となった(X/Instagramより)
《あまりのそっくりぶりに永久出禁》ジャスティン・ビーバー(31)の“なりすまし”が高級クラブを4分27秒ジャックの顛末
NEWSポストセブン
愛用するサメリュック
《『ドッキリGP』で7か国語を披露》“ピュアすぎる”と話題の元フィギュア日本代表・高橋成美の過酷すぎる育成時代「ハードな筋トレで身長は低いまま、生理も26歳までこず」
NEWSポストセブン
「舌出し失神KO勝ち」から42年後の真実(撮影=木村盛綱/AFLO)
【追悼ハルク・ホーガン】無名のミュージシャンが「プロレスラーになりたい」と長州力を訪問 最大の転機となったアントニオ猪木との出会い
週刊ポスト
野生のヒグマの恐怖を対峙したハンターが語った(左の写真はサンプルです)
「奴らは6発撃っても死なない」「猟犬もビクビクと震え上がった」クレームを入れる人が知らない“北海道のヒグマの恐ろしさ”《対峙したハンターが語る熊恐怖体験》
NEWSポストセブン
大谷が購入したハワイの別荘に関する訴訟があった(共同通信)
「オオタニは代理人を盾に…」黒塗りの訴状に記された“大谷翔平ビジネスのリアル”…ハワイ25億円別荘の訴訟騒動、前々からあった“不吉な予兆”
NEWSポストセブン
話題を集めた佳子さま着用の水玉ワンピース(写真/共同通信社)
《夏らしくてとても爽やかとSNSで絶賛》佳子さま“何年も同じ水玉ワンピースを着回し”で体現する「皇室の伝統的な精神」
週刊ポスト
ヒグマの親子のイメージ(時事通信)
《駆除個体は名物熊“岩尾別の母さん”》地元で評判の「大人しいクマ」が人を襲ったワケ「現場は“アリの巣が沢山出来る”ヒヤリハット地点だった」【羅臼岳ヒグマ死亡事故】
NEWSポストセブン
真美子さんが信頼を寄せる大谷翔平の代理人・ネズ・バレロ氏(時事通信)
《“訴訟でモヤモヤ”の真美子さん》スゴ腕代理人・バレロ氏に寄せる“全幅の信頼”「スイートルームにも家族で同伴」【大谷翔平のハワイ別荘訴訟騒動】
NEWSポストセブン
中居正広氏の騒動はどこに帰着するのか
《中居正広氏のトラブル事案はなぜ刑事事件にならないのか》示談内容に「刑事告訴しない」条項が盛り込まれている可能性も 示談破棄なら状況変化も
週刊ポスト