一度きたら忘れられない内装(客提供)
「そのときの記憶がけっこう曖昧で、はっきりと思い出せませんが、やめなさいと言ってもやるだろうと思いました。咎めると、本人の精神状態が悪化する。不穏当ですが、どうせ逮捕されるとわかっていたので、その日まで穏便に時間が過ぎるのを待ちました。断ると本人が興奮する。(断るのが)怖いという気持ちはゼロではなかったが、本人の精神状態が壊れるほうが心配でした」(同前)
“娘の心が壊れないように”と配慮していた修被告は、事件前にさまざまな“道具”を購入していた。5月には楽天市場でサバイバルナイフ、6月後半にはAmazonで折りたたみナイフを購入。そして6月上旬から7月にかけて、瑠奈被告とたびたびドン・キホーテに出かけ、ノコギリや斧、キャリーケースやウィッグ、アイマスク、手袋、ハサミなど計13回の買い物をしている。ノコギリの刃元からは組織片が検出されており、そこから被害者男性のDNA型が検出された。