芸能

石井ふく子氏の誕生日会に姿がなかった泉ピン子 渡鬼ファミリーから“ガラパゴス化”がすすんだのは「自己中心性バイアス」の高さゆえか

渡鬼ファミリーからのガラパゴス化がすすんでいると言われる泉ピン子

渡鬼ファミリーからのガラパゴス化がすすんでいると言われる泉ピン子

 女優の泉ピン子といえば1990年に放送が始まったドラマ『渡る世間は鬼ばかり』(TBS系)での中華料理店「幸楽」で働く小島勇の妻・五月を思い浮かべる人が多いだろう。渡鬼ファミリーと呼ばれる同ドラマの制作陣や共演者たちとの繋がりも途切れたと伝えられる彼女のガラパゴス化について、臨床心理士の岡村美奈さんが分析した。

 * * *
「女優・三田佳子のオフィシャルブログ『佳子のガラパゴス遊歩』の内容に一部のドラマスタッフたちが騒然となっている」と、2024年9月3日に公開されたNEWSポストセブンの記事『《かつては蜜月関係》泉ピン子、石井ふく子氏の5年ぶりの豪華誕生会に姿なし 橋田壽賀子氏の遺骨騒動から続く確執は変わらず「ピン子さんは”嘘つき村の村長さん”』に書かれていた。

 気になる記事タイトルに思わずクリックしたのだが、内容を読む前に気になったのが冒頭の一文にあった三田さんのブログの名前だ。ガラパゴスと聞いて、最初に浮かんできたのは”ガラパゴス化”ともいわれる”ガラパゴス現象”。ガラケーと呼ばれた携帯電話が日本独自の進化を遂げたことで、世界標準からかけ離れてしまったという現象のことだ。ある世界から取り残されるという意味でも使われているこの言葉が、”豪華誕生会にピン子さんの姿なし”を暗示しているように思えたのだ。

 三田さん自身はブログにこう名付けた理由を、2022年10月29日の朝日新聞デジタル「私のThe Best」で、その当時使っていた携帯がガラケーだったことと、沢山の島からなるガラパゴス諸島のように色々なことが書けるように名付けたと語っている。ガラパゴス諸島は、大陸と遠く離れている上に、一度も大陸と陸続きになったことがないため、リクイグアナやウミイグアナ、ガラパゴスゾウガメなどの希少な固有種が独自に進化していることで知られる。

 三田さんのブログには、石井氏を囲んで笑顔を見せる往年の芸能人や今活躍中の芸能人たちや、三田さんと並ぶ華やかな女優陣たちの写真が載っていた。だが記事にあるように、そこにピン子さんの姿はない。石井氏のドラマなどからピン子さんが外され、まさに「ガラパゴス化」してしまったことは、これまでも何度か伝えられてきた。

関連キーワード

関連記事

トピックス

中村七之助の熱愛が発覚
《元人気芸妓とゴールイン》中村七之助、“結婚しない”宣言のルーツに「ケンカで肋骨にヒビ」「1日に何度もキス」全力で愛し合う両親の姿
NEWSポストセブン
週刊ポストの名物企画でもあった「ONK座談会」2003年開催時のスリーショット(撮影/山崎力夫)
《巨人V9の真実》400勝投手・金田正一氏が語っていた「長嶋茂雄のすごいところ」 国鉄から移籍当初は「体の硬さ」に驚くも、トレーニングもケアも「やり始めたら半端じゃない」
NEWSポストセブン
詐称疑惑の渦中にある静岡県伊東市の田久保眞紀市長(HP/Xより)
《まさかの“続投”表明》田久保眞紀市長の実母が語った娘の“正義感”「中国人のペンションに単身乗り込んでいって…」
NEWSポストセブン
大谷が購入したハワイの別荘の広告が消えた(共同通信)
【スクープ】大谷翔平「25億円ハワイ別荘」HPから本人が消えた! 今年夏完成予定の工期は大幅な遅れ…今年1月には「真美子さん写真流出騒動」も
NEWSポストセブン
フランクリン・D・ルーズベルト元大統領(写真中央)
【佐藤優氏×片山杜秀氏・知の巨人対談「昭和100年史」】戦後の日米関係を形作った「占領軍による統治」と「安保闘争」を振り返る
NEWSポストセブン
運転席に座る広末涼子容疑者
《追突事故から4ヶ月》広末涼子(45)撮影中だった「復帰主演映画」の共演者が困惑「降板か代役か、今も結論が出ていない…」
NEWSポストセブン
江夏豊氏(右)と工藤公康氏のサウスポー師弟対談(撮影/藤岡雅樹)
《サウスポー師弟対談》江夏豊氏×工藤公康氏「坊やと初めて会ったのはいつやった?」「『坊や』と呼ぶのは江夏さんだけですよ」…現役時代のキャンプでは工藤氏が“起床係”を担当
週刊ポスト
殺害された二コーリさん(Facebookより)
《湖の底から15歳少女の遺体発見》両腕両脚が切断、背中には麻薬・武装組織の頭文字“PCC”が刻まれ…身柄を確保された“意外な犯人”【ブラジル・サンパウロ州】
NEWSポストセブン
山本由伸の自宅で強盗未遂事件があったと報じられた(左は共同、右はbackgrid/アフロ)
「31億円豪邸の窓ガラスが破壊され…」山本由伸の自宅で強盗未遂事件、昨年11月には付近で「彼女とツーショット報道」も
NEWSポストセブン
佳子さまも被害にあった「ディープフェイク」問題(時事通信フォト)
《佳子さまも標的にされる“ディープフェイク動画”》各国では対策が強化されるなか、日本国内では直接取り締まる法律がない現状 宮内庁に問う「どう対応するのか」
週刊ポスト
『あんぱん』の「朝田三姉妹」を起用するCMが激増
今田美桜、河合優実、原菜乃華『あんぱん』朝田三姉妹が席巻中 CM界の優等生として活躍する朝ドラヒロインたち
女性セブン
別府港が津波に見舞われる中、尾畠さんは待機中だ
「要請あれば、すぐ行く」別府湾で清掃活動を続ける“スーパーボランティア”尾畠春夫さん(85)に直撃 《日本列島に津波警報が発令》
NEWSポストセブン