スポーツ

【勝負は10月25日】大谷翔平、悲願のワールドシリーズ初日に水原一平被告の判決 量刑は大谷の意見陳述書次第、厳罰を望むか温情をかけるか

水原被告の量刑は大谷次第か

水原被告の量刑は大谷次第か(左写真/BACKGRID/Aflo、右写真/時事通信フォト)

 新天地でもキャリアハイを更新する大谷翔平(30才)の勢いが止まらない。

「9月9日(日本時間)にシーズン46本目のホームランを放ち、1度目のMVPを獲得した2021年の本数に並びました。安打数、打点はすでに自己新を更新しており、優勝争いを繰り広げるチームで絶大な存在感を発揮しています」(スポーツライター)

 大谷の悲願でもある世界一を決めるワールドシリーズは10月25日(現地時間)から開幕する予定だが、その日、球界ではもうひとつ注目の出来事が控えている。

「大谷選手の元通訳・水原一平被告の裁判の判決が予定されているのです。水原被告はすでに銀行詐欺などの容疑を認めて司法取引を行っていますが、公開された内容によれば、違法賭博組織の実態などについては語っておらず、そこまでの情報は待ち合わせていなかったことが読み取れます」(現地特派員)

 裁判の過程では大谷の信頼をいいことに、彼の財産を私物化する水原被告の素顔が次々と明らかになった。

「大谷選手になりすまし不正送金を重ねただけでなく、昨年9月には歯の治療費として6万ドル(約930万円)を要求。大谷選手は小切手6万ドルを渡したが、水原被告は彼のデビットカードを無断で使用して治療費を支払った。そして6万ドルはそのまま彼のフトコロに消えた。昨年9月といえば、大谷選手が肘の故障で2度目のトミー・ジョン手術を決断した時期。選手生命をかけた手術に悩む大谷選手から大金をかすめ取っていたのです」(在米ジャーナリスト)

 大谷への弁済や追徴課税として25億円以上の支払いを求められている水原被告。当然、支払いは困難を極める。

「仮に水原被告が自己破産しても免責の可能性は低く、いまも彼をそばで支える妻と一緒に働いても簡単に返せる金額ではない。そこで、一攫千金の方法として囁かれているのが『暴露本』計画です。すでにアメリカでは、水原被告を主人公にした映画の企画も持ち上がっており、関心を呼ぶことは間違いない」(前出・現地特派員)

関連キーワード

関連記事

トピックス

おぎやはぎ・矢作兼と石橋貴明(インスタグラムより)
《7キロくらい痩せた》石橋貴明の“病状”を明かした「おぎやはぎ」矢作兼の意図、後輩芸人が気を揉む恒例「誕生日会」開催
NEWSポストセブン
豊昇龍
豊昇龍が8連勝で単独首位なのに「懸賞金」は1敗の大の里のほうが400万円超も多い!? 指定本数の増加で「千秋楽までにさらに差が開く可能性がある」の指摘も
NEWSポストセブン
イベント出演辞退を連発している米倉涼子。
「一体何があったんだ…」米倉涼子、相次ぐイベント出演“ドタキャン”に業界関係者が困惑
NEWSポストセブン
エドワード王子夫妻を出迎えられた天皇皇后両陛下(2025年9月19日、写真/AFLO)
《エドワード王子夫妻をお出迎え》皇后雅子さまが「白」で天皇陛下とリンクコーデ 異素材を組み合わせて“メリハリ”を演出
NEWSポストセブン
“CS不要論”を一蹴した藤川球児監督だが…
【クライマックスシリーズは必要か?】阪神・藤川球児監督は「絶対にやったほうがいい」と自信満々でもレジェンドOBが危惧する不安要素「短期決戦はわからへんよ」
週刊ポスト
「LUNA SEA」のドラマー・真矢、妻の元モー娘。・石黒彩(Instagramより)
《大腸がんと脳腫瘍公表》「痩せた…」「顔認証でスマホを開くのも大変みたい」LUNA SEA真矢の実兄が明かした“病状”と元モー娘。妻・石黒彩からの“気丈な言葉”
NEWSポストセブン
世界陸上を観戦する佳子さまと悠仁さま(2025年9月、撮影/JMPA)
《おふたりでの公務は6年ぶり》佳子さまと悠仁さまが世界陸上をご観戦、走り高跳びや400m競走に大興奮 手拍子でエールを送られる場面も 
女性セブン
起死回生の一手となるか(市川猿之助。写真/共同通信社)
「骨董品コレクションも売りに出し…」収入が断たれ苦境が続く市川猿之助、起死回生の一手となりうる「新作歌舞伎」構想 自宅で脚本執筆中か
週刊ポスト
インタビュー時の町さんとアップデート前の町さん(右は本人提供)
《“整形告白”でXが炎上》「お金ないなら垢抜け無理!」ミス日本大学法学部2024グランプリ獲得の女子大生が明かした投稿の意図
NEWSポストセブン
大谷と真美子さんを支える「絶対的味方」の存在とは
《ハワイ別荘・泥沼訴訟を深堀り》大谷翔平が真美子さんと娘をめぐって“許せなかった一線”…原告の日本人女性は「(大谷サイドが)不法に妨害した」と主張
NEWSポストセブン
須藤被告(左)と野崎さん(右)
《紀州のドン・ファンの遺言書》元妻が「約6億5000万円ゲット」の可能性…「ゴム手袋をつけて初夜」法廷で主張されていた野崎さんとの“異様な関係性”
NEWSポストセブン
イギリス出身のボニー・ブルー(本人のインスタグラムより)
「タダで行為できます」騒動の金髪美女インフルエンサー(26)の“過激バスツアー”に批判殺到 大学フェミニスト協会は「企画に参加し、支持する全員に反対」
NEWSポストセブン