芸能

《ジャンポケ斉藤が書類送検》ネット社会で加速する裏切り者を探し出す「裏切り者検知」について心理士が考察

ジャングルポケットの斉藤慎二(時事通信フォト)

ジャングルポケットの斉藤慎二(時事通信フォト)

 体調不良による休業宣言がアナウンスされ、多くの人が心配するなか、書類送検と報じられたジャングルポケットの斉藤慎二。有名人の事件が明るみに出たときネットでは必ず、勝手な情報を吹聴したり、何かの陰謀だと強弁するユーザーがあらわれ、ネット世論の混乱が起きることもある。臨床心理士の岡村美奈さんが、人間社会が持つ「検知」の力について考察する。

 * * *
 お笑いトリオ「ジャングルポケット」の斎藤慎二が7日、吉本興業から重大な契約違反あったとして契約を解除された。今年7月、テレビ番組の収録で使うロケバスの中で20代女性に性的暴行をした疑いで、警視庁に不同意性交で書類送検されたのだ。

 一時は顔を見ない日がないくらい売れていた彼だが、緩くてちょっと気味悪いダンスを見せていた日清「お椀で食べるシリーズ」のCMもアニメーションだけとなり、いつの間にか姿を消していた。9月20日からは体調不良を理由に活動を休止、レギュラー番組も次々に降板していたが、本当の理由はこれだったのだ。

 2023年8月には福岡のキャバクラに勤務していた女性との不倫が報じられた。好感度が高く”いい人”と評価されていただけに、ファンや応援していた人は裏切られたという感覚を持っただろう。それでも自身のXで謝罪し、反省の弁と家族を大切に生活していくとコメント。妻でタレントの瀬戸サオリさんも自身のインスタグラムで謝罪。ジャングルポケットのメンバー、おたけも土下座姿を公開していた。だが斉藤はそんな彼らの思いすら裏切った。

 動物行動学研究家の竹内久美子さんは2017年8月のNEWSポストセブン『斉藤由貴も当てはまる? 不倫を繰り返す人の「脳」の特徴』という記事で、魅力的な相手と次々に関係を持つという人にみられる恋愛タイプを「不倫脳」と呼んでいた。「一度、不倫した人は、何度も繰り返すし、それは科学的に証明されている」という。しかし、今度の事態は不倫脳ではすまされない。

関連キーワード

関連記事

トピックス

訃報が報じられた日テレの菅谷大介アナウンサー
「同僚の体調を気にしてシフトを組んでいた…」日テレ・菅谷大介アナが急死、直近で会話した局関係者が語る仲間への優しい”気遣い”
NEWSポストセブン
愛子さま(撮影/JMPA)
愛子さま、母校の学園祭に“秋の休日スタイル”で参加 出店でカリカリチーズ棒を購入、ラップバトルもご観覧 リラックスされたご様子でリフレッシュタイムを満喫 
女性セブン
悠仁さま(撮影/JMPA)
悠仁さま、筑波大学の学園祭を満喫 ご学友と会場を回り、写真撮影の依頼にも快く応対 深い時間までファミレスでおしゃべりに興じ、自転車で颯爽と帰宅 
女性セブン
クマによる被害が相次いでいる(getty images/「クマダス」より)
「胃の内容物の多くは人肉だった」「(遺体に)餌として喰われた痕跡が確認」十和利山熊襲撃事件、人間の味を覚えた“複数”のツキノワグマが起こした惨劇《本州最悪の被害》
NEWSポストセブン
近年ゲッソリと痩せていた様子がパパラッチされていたジャスティン・ビーバー(Guerin Charles/ABACA/共同通信イメージズ)
《その服どこで買ったの?》衝撃チェンジ姿のジャスティン・ビーバー(31)が“眼球バキバキTシャツ”披露でファン困惑 裁判決着の前後で「ヒゲを剃る」発言も
NEWSポストセブン
2025年10月末、秋田県内のJR線路で寝ていた子グマ。この後、轢かれてペシャンコになってしまった(住民撮影)
《線路で子グマがスヤスヤ…数時間後にペシャンコに》県民が語る熊対策で自衛隊派遣の秋田の“実情”「『命がけでとったクリ』を売る女性も」
NEWSポストセブン
(時事通信フォト)
文化勲章受章者を招く茶会が皇居宮殿で開催 天皇皇后両陛下は王貞治氏と野球の話題で交流、愛子さまと佳子さまは野沢雅子氏に興味津々 
女性セブン
名古屋事件
【名古屋主婦殺害】長らく“未解決”として扱われてきた事件の大きな転機となった「丸刈り刑事」の登場 針を通すような緻密な捜査でたどり着いた「ソフトテニス部の名簿」 
女性セブン
雅子さま(2025年10月28日、撮影/JMPA
【天皇陛下とトランプ大統領の会見の裏で…】一部の記者が大統領専用車『ビースト』と自撮り、アメリカ側激怒であわや外交問題 宮内庁と外務省の連携ミスを指摘する声も 
女性セブン
今年の6月に不倫が報じられた錦織圭(AFP時事)
《世界ランキング急落》プロテニス・錦織圭、“下部大会”からの再出発する背景に不倫騒と選手生命の危機
NEWSポストセブン
大谷翔平と真美子さんの胸キュンワンシーンが話題に(共同通信社)
《真美子さんがウインク》大谷翔平が参加した優勝パレード、舞台裏でカメラマンが目撃していた「仲良し夫婦」のキュンキュンやりとり
NEWSポストセブン
兵庫県宝塚市で親族4人がボーガンで殺傷された事件の発生時、現場周辺は騒然とした(共同通信)
「子どもの頃は1人だった…」「嫌いなのは母」クロスボウ家族殺害の野津英滉被告(28)が心理検査で見せた“家族への執着”、被害者の弟に漏らした「悪かった」の言葉
NEWSポストセブン