ライフ

ヨグマタ相川圭子 ヒマラヤ大聖者の人生相談【第16回】79歳の父親から「好きな人ができた」と突然の告白 相手のことが気になる…どうすべき?

「ヨガの母」「宇宙の母」という意味を持つ「ヨグマタ」。ヨガのマスターとして与えられた尊称を持つ相川圭子さんが読者のお悩みに答える、週刊ポストでの人生相談連載。第16回目の相談はこちら──。

Q:都内のマンションで独り暮らしをしている79歳の父親を久しぶりに訪ねたら、「好きな人ができた」と突然の告白。聞けば、同じマンションに住む60代後半の独身女性とデートをしているそう。交際が元気の源になればいいと思いつつ、お相手のことが気になるのも事実。父は「好きにさせて」と言うのですが、黙って見守るべきか、一度会わせてもらうべきか、どちらがいいのでしょうか?(52歳、事務職)

人生最終段階の人間関係が良縁となるよう今は親の気持ちを尊重して見守りましょう

A:好きな人ができたことを隠すことなく、お子さんに素直に打ち明けるのはお父さんの誠実な姿勢です。それだけお相手を大切に想い、その存在が日々の生きがいにもなっているのでしょう。

 年を取ると段々自信を失う傾向がありますが、若い人と接することで気持ちが元気付けられることもあります。恋愛ができるのは心が若々しく健康な証拠。老父の支えになる人が身近にいることを子どもとしては安心して、感謝すべきです。“年甲斐もなく恋愛をするなんて不潔だ”と嫌悪せず、愛を持って見守りましょう。

 あなたからいい波動を送れば、親子関係の風通しもよりよくなります。干渉せずにお父さんを信じて幸せを祈る。そこから信頼感が生まれて、会わせたいという申し出があるかもしれません。ただ黙って、親の気持ちを尊重するのです。

 あなたの心配の理由は何でしょう。恋愛して浮かれた末に、親の心が傷つきはしないか心配しているのでしょうか。そうであれば、あなたが無償の愛を送ることで真心の波動が届き、お父さんも無茶はしないはず。人は前世から魂が繋がっていて、今世ではそれぞれの縁でカルマを消化していきます。人生の最終段階の人間関係が欲望や快楽の関係に陥ることなく、学び合いの場として真理へ繋がる良縁となるよう祈りましょう。

 私はヒマラヤ聖者として内側が目覚め、悟ることができる道に導きます。ヒマラヤ瞑想の実践で心身が浄化され変容して、純粋で清らかな波動があなたから生まれてきます。そうやって心が無心になり、お父さんに想い人ができたことに対する不安や淋しさも感謝へと変わり、自然に大らかに見守れるようになります。

 親への心配も執着心です。瞑想すればカルマが消え、内側から無限の愛に満たされる。あなたが真の成長を遂げれば、今ある心配もやがて消えていくのです。そしてお父さんもあなたの変容を見て瞑想をはじめ、真の幸福に向かうでしょう。

【プロフィール】
相川圭子(あいかわ・けいこ)/女性で史上初めて「究極のサマディ(悟り)」に達した、現在世界で会えるたった2人のヒマラヤ大聖者の1人。5000年の伝統をもつヒマラヤ秘教の正統な継承者で、2007年にはインドスピリチュアル協会から最高の聖者の称号「マハ・マンダレシュワル」を授かる。2016、17年には国連本部で主賓として平和のスピーチも行なった。TBSラジオ『相川圭子 幸せへのメッセージ』にレギュラー出演中。著書は累計100万部を超える。

協力:サイエンス・オブ・エンライトメント https://www.science.ne.jp/

※週刊ポスト2024年11月1日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

事実上の戦力外となった前田健太(時事通信フォト)
《あなたとの旅はエキサイティングだった》戦力外の前田健太投手、元女性アナの年上妻と別居生活 すでに帰国の「惜別SNS英文」の意味深
NEWSポストセブン
1992年にデビューし、アイドルグループ「みるく」のメンバーとして活躍したそめやゆきこさん
《熱湯風呂に9回入湯》元アイドル・そめやゆきこ「初海外の現地でセクシー写真集を撮ると言われて…」両親に勘当され抱え続けた“トラウマ”の過去
NEWSポストセブン
笑顔に隠されたムキムキ女将の知られざる過去とは…
《老舗かまぼこ屋のムキムキ女将》「銭湯ではタオルで身体を隠しちゃう」一心不乱に突き進む“筋肉道”の苦悩と葛藤、1度だけ号泣した過酷減量
NEWSポストセブン
左:激太り後の水原被告、右:
【激太りの近況】水原一平氏が収監延期で滞在続ける「家賃2400ドル新居」での“優雅な生活”「テスラに乗り、2匹の愛犬とともに」
NEWSポストセブン
折田楓氏(本人のinstagramより)
「身内にゆるいねアンタら、大変なことになるよ!」 斎藤元彦兵庫県知事と「merchu」折田楓社長の“関係”が県議会委員会で物議《県知事らによる“企業表彰”を受賞》
NEWSポストセブン
“ボディビルダー”というもう一つの顔を持つ
《かまぼこ屋の若女将がエプロン脱いだらムキムキ》体重24キロ増減、“筋肉美”を求めて1年でボディビル大会入賞「きっかけは夫の一声でした」
NEWSポストセブン
チームを引っ張るドミニカ人留学生のエミールとユニオール(筆者撮影、以下同)
春の栃木大会「幸福の科学学園」がベスト8入り 元中日監督・森繁和氏の計らいで来日したドミニカ出身部員は「もともとクリスチャンだが幸福の科学のことも学んでいる」と語る
NEWSポストセブン
横山剣(右)と岩崎宏美の「昭和歌謡イイネ!」対談
【横山剣「昭和歌謡イイネ!」対談】岩崎宏美が語る『スター誕生!』秘話 毎週500人が参加したオーディション、トレードマークの「おかっぱ」を生んだディレクターの“暴言”
週刊ポスト
”乱闘騒ぎ”に巻き込まれたアイドルグループ「≠ME(ノットイコールミー)」(取材者提供)
《現場に現れた“謎のパーカー集団”》『≠ME』イベントの“暴力沙汰”をファンが目撃「計画的で、手慣れた様子」「抽選箱を地面に叩きつけ…」トラブル一部始終
NEWSポストセブン
母・佳代さんのエッセイ本を絶賛した小室圭さん
小室圭さん “トランプショック”による多忙で「眞子さんとの日本帰国」はどうなる? 最愛の母・佳代さんと会うチャンスが…
NEWSポストセブン
春の雅楽演奏会を鑑賞された愛子さま(2025年4月27日、撮影/JMPA)
《雅楽演奏会をご鑑賞》愛子さま、春の訪れを感じさせる装い 母・雅子さまと同じ「光沢×ピンク」コーデ
NEWSポストセブン
自宅で
中山美穂はなぜ「月9」で大記録を打ち立てることができたのか 最高視聴率25%、オリコン30万枚以上を3回達成した「唯一の女優」
NEWSポストセブン