芸能

目黒蓮 主演映画のクランクインを急遽キャンセル、参加の目処立たず“緊急延期状態”「彼は人一倍責任感が強いが…」関係者から心配の声

主演する映画の撮影開始の目処が立っていない状態

主演する映画の撮影開始の目処が立っていない状態

 いま最も勢いがある男性アイドルグループ・Snow Man。なかでも目黒蓮(27才)は、俳優としての活動にも強い志を抱く。ことあるごとに「人の心を揺さぶる演技をしたい」という夢を語ってきた彼がぶつかる壁──。

「目黒さんがファンに向かって何度も“ありがとう”と言っている姿が印象的でした。ファンへの感謝とともに、グループでこのステージに立てたことに胸がいっぱいになったのでしょうね。歌いながら目を潤ませる場面もありました」(音楽会社関係者)

 11月9日、Snow Manが初となる全国5大ドームツアー「Snow Man Dome Tour 2024 RAYS」をスタートさせた。ツアーの幕開けとなった北海道のプレミストドーム(札幌ドーム)では、目黒蓮やラウール(21才)らが超満員の観客を熱狂の渦に巻き込んだ。

 特に目黒には万感の思いがあったのだろう。遡ること3か月前、体調不良を理由に活動休止期間を設けていたものの、ライブ中はそんな様子を微塵も感じさせることなく踊り、歌った。しかし、あるテレビ局関係者はこんな不安を口にする。

「彼は人一倍責任感が強いので表に出さないようにしているようですが、復帰後のいまも万全の状態とはいえないのではないか、そんな声が業界内で聞こえています」

 10月下旬、それは来夏公開予定の主演映画のクランクイン直前のことだった。

「目黒さんが急遽クランクインをキャンセルしたそうなんです。ひどい体調不良に襲われたためだと聞きました。その日だけならスケジュール的にも挽回可能でしたが、その後も彼が撮影に参加できる目処は立たないまま。主役不在では進行できず、現在も撮影が始められない“緊急延期状態”だと聞いています」(映画会社関係者)

 作品は、実話をもとにした難病と家族愛を描いた感動的なストーリーで、大手配給会社が来年の夏の目玉作として力を入れていたものだった。

「目黒さんを主演に据え、共演者にも豪華俳優陣が名を連ねています。特にヒロインは目黒さんのファンからも“共演したらうれしい”という声が度々上がる有名な女優さんで、彼女も打ち合わせ段階から気合が入っていました」(前出・映画会社関係者)

 最初はほどなくして撮影が始まるだろうと楽観視していた共演者やスタッフだったが、その知らせはなかなか届かなかったという。

「撮影のために年末までの約2か月間、スケジュールを空けていましたからね。予定が決まらないまま“待ち”の状態が続いていることに困惑している人は少なくありません。“急に撮影開始と言われても対応できないかもしれない”という声も上がっているようです。

 また、ある俳優さんは“1年以内に開始できるかどうかもわからない”と説明を受けたと言っていました。さすがに先行きが不透明すぎるので、この作品は“なかったこと”にして頭を切り替えるしかないと残念そうに話していました」(芸能関係者)

 予定通り撮影初日を迎えられなかったことを悔いているのは、目黒も同様だろう。彼は、今夏に体調を崩したこともあって、この3か月間、必死に改善に努めてきたからだ。目黒が8月に体調不良で休養したのは、月9ドラマ『海のはじまり』(フジテレビ系)の撮影中のことだった。

「目黒さんが休養したことにより、その間の撮影は彼がいない状態で進められ、放送では本編とは異なる特別編が放送されました。目黒さんは一日でも早く復帰しようと、休養中に医師から健康指導を受け、生活習慣を一変させたそうです。そうしてなんとか仕事復帰を果たしましたが、いままで以上に周囲の声に応えたいという目黒さんの思いに、彼の体や心がついていっていないのかもしれません」(前出・芸能関係者)

イタリア・ミラノ帰りの目黒蓮

イタリア・ミラノ帰りの目黒蓮

「こうなったらどうしよう」

 いま、目黒には映画やドラマのオファーが殺到しているという。

「撮影が延期されている作品のほかにも、大手映画会社やテレビ局から“主演で”という声がかかり、すでに動き出しているものも何作かあると聞いています。

 目黒さんはできるだけいろいろな役にチャレンジしてみたいという思いがあり、かなり先まで自分の予定が埋まっていることにポジティブな気持ちを持っていました。でも、彼は真面目な人です。すべての作品に全力で向き合い、手を抜けないタイプだからこそ、“自分がかかわる作品は絶対にいいものにしたい”と背負いすぎてしまっているのかも。

 特にタイトなスケジュールで臨む撮影現場ではプレッシャーも大きく、主役である彼の肩には重圧がのしかかりますから」(前出・テレビ局関係者)

 目黒自身にもその自覚はあるのだろう。11月1日に発売された『日経トレンディ』12月号では、《「この作品で一緒に戦おう」と携わってくれている人たちを後悔させたくない》と語る一方で、《どこかで「大丈夫かな」「こうなったらどうしよう」とめっちゃ考えちゃうんです》とも吐露していた。

 演じる役柄が難しすぎるとの指摘もある。

「大ヒットとなったドラマ『silent』(フジテレビ系)の印象があまりにも鮮烈だったため涙を誘う演技が似合う俳優のイメージが強くなり、オファーがある作品は病や死を扱うものが増えていると聞いています。撮影中は役柄の人生を背負い、どうしても役が抜けなくなる俳優さんも少なくない。スイッチがうまく切り替えられず、プライベートでうまく笑えなくなったりするかたもいるくらいですから……」(別の芸能関係者)

「演じること」へのプレッシャーを感じる日々のなか、ライブなどでSnow Manとしての活動も待っている──このような状況に置かれている目黒を、いま最も理解し支えることができるのは、Snow Manのメンバーだろう。

「Snow Manは本当にメンバーの関係がよく、お互いがお互いを支え合っている。今回のライブではメンバーが気球に乗って、ファンの近くまで移動する演出があるのですが、気球に乗った目黒さんは子供のように無邪気に笑っていました。体調不安が囁かれるなかでも目黒さんがアイドルとして仕事ができているのは、ともに歩くメンバーのサポートがあればこそでしょう」(前出・音楽会社関係者)

 彼のペースで進んでいってほしい。

女性セブン20241128日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

炊き出しボランティアのほとんどは、真面目な運営なのだが……(写真提供/イメージマート)
「昔はやんちゃだった」グループによる炊き出しボランティアに紛れ込む”不届きな輩たち” 一部で強引な資金調達を行う者や貧困ビジネスに誘うリクルーターも
NEWSポストセブン
ゆっくりとベビーカーを押す小室さん(2025年5月)
小室眞子さん“暴露や私生活の切り売りをビジネスにしない”質素な生活に米メディアが注目 親の威光に頼らず自分の道を進む姿が称賛される
女性セブン
組織改革を進める六代目山口組で最高幹部が急逝した(司忍組長。時事通信フォト)
【六代目山口組最高幹部が急逝】司忍組長がサングラスを外し厳しい表情で…暴排条例下で開かれた「厳戒態勢葬儀の全容」
NEWSポストセブン
藤浪晋太郎(左)に目をつけたのはDeNAの南場智子球団オーナー(時事通信フォト)
《藤浪晋太郎の“復活計画”が進行中》獲得決めたDeNAの南場智子球団オーナーの“勝算” DeNAのトレーニング施設『DOCK』で「科学的に再生させる方針」
週刊ポスト
手を繋いでレッドカーペットを歩いた大谷と真美子さん(時事通信)
《「ダサい」と言われた過去も》大谷翔平がレッドカーペットでイジられた“ファッションセンスの向上”「真美子さんが君をアップグレードしてくれたんだね」
NEWSポストセブン
「漫才&コント 二刀流No.1決定戦」と題したお笑い賞レース『ダブルインパクト』(番組公式HPより)
夏のお笑い賞レースがついに開催!漫才・コントの二刀流『ダブルインパクト』への期待と不安、“漫才とコントの境界線問題”は?
NEWSポストセブン
パリの歴史ある森で衝撃的な光景に遭遇した__
《パリ「ブローニュの森」の非合法売買春の実態》「この森には危険がたくさんある」南米出身のエレナ(仮名)が明かす安すぎる値段「オーラルは20ユーロ(約3400円)」
NEWSポストセブン
韓国・李在明大統領の黒い交際疑惑(時事通信フォト)
「市長の執務室で机に土足の足を乗せてふんぞり返る男性と…」韓国・李在明大統領“マフィアと交際”疑惑のツーショットが拡散 蜜月を示す複数の情報も
週刊ポスト
中核派の“ジャンヌ・ダルク”とも言われるニノミヤさん(仮称)の壮絶な半生を取材した
高校時代にレイプ被害で自主退学に追い込まれ…過去の交際男性から「顔は好きじゃない」中核派“謎の美女”が明かす人生の転換点
NEWSポストセブン
白石隆浩死刑囚
《死刑執行》座間9人殺害の白石死刑囚が語っていた「殺害せずに解放した女性」のこと 判断基準にしていたのは「金を得るための恐怖のフローチャート」
NEWSポストセブン
ゆっくりとベビーカーを押す小室さん(2025年5月)
《小室圭さんの赤ちゃん片手抱っこが話題》眞子さんとの第1子は“生後3か月未満”か 生育環境で身についたイクメンの極意「できるほうがやればいい」
NEWSポストセブン
中核派の“ジャンヌ・ダルク”とも言われるニノミヤさん(仮称)の壮絶な半生を取材した
【独占インタビュー】お嬢様学校出身、同性愛、整形400万円…過激デモに出没する中核派“謎の美女”ニノミヤさん(21)が明かす半生「若い女性を虐げる社会を変えるには政治しかない」
NEWSポストセブン