2007年の結婚報告会見

結婚報告会見で、妊娠9週目の腹部に優しく手を添える太陽クン。その後、生まれたのが希空チャンです。

 2007年5月10日、太陽クンと辻チャンが2ショットで行った結婚報告会見は「すみませんでした」の一言から始まりました。

 まだ10代だった辻チャンと7才年上の太陽クンはパパ、ママになることも報告。恋愛禁止の人気アイドルと戦隊モノ出身のイケメン俳優との電撃婚には、否定的な意見が少なくなかったものです。

 辻チャンは結婚後もオフィシャルブログに辛辣なコメントが多数寄せられることもありましたし、何かにつけてバッシングを受けることもありました。

 でも、北斗晶サン(57才)をはじめ強い味方が近くにいらしたのも事実。私が構成を担当していた『魔女たちの22時』(日本テレビ系)にはその北斗サンと辻チャンが「スペシャリスト」として出てくださっていたので、実は“しっかり者”のママとしての素顔を見る機会がずいぶんあったものです。

 当初は、お母さまのサポートを受けていた子育てや家事についても、辻チャンはどんどん頼もしくこなすようになりました。世間もそんな彼女を認め、理解するようになった絶妙なタイミングの2021年、希空チャンが“一般人”として活動をスタートしたのです。

「メイクやファッションが大好き」と辻チャンのDNAを受け継ぎつつ、お菓子作りやパン作りはプロ級の腕前。おばあちゃまの影響で編み物も始め、メンダコのぬいぐるみやイヤーマフを編んだりしていることなどを明かしてきた希空チャン。やはりママが多忙だったので“おばあちゃん子”の一面があったのですね。

 丁寧でキチンとした言葉遣いも好評ですし、ハイブランド品をひけらかす(!)ようなこともしていないところに、ネットの声は温かいように思います。

 そして辻チャンは、自身のYouTubeチャンネルで、家族で何度も話し合ったことや、「親の七光り」と言われることも覚悟のうえだと涙声で明かしたのです。「スタートを切っちゃったからには突っ走ってもらいたいなと思います」とは、12才でモーニング娘。に加入してから四半世紀! 芸能界でがんばってきた辻チャンだからこその言葉でしょう。

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