芸能

木村拓哉、映画版『グランメゾン・パリ』で演じるシェフ役への熱意が思わぬ形で波紋 「中学生みたいな言い方をしちゃうと…」料理を性的な単語で表現し関係者困惑

料理を性的な単語で表現し関係者困惑させた木村拓哉

料理を性的な単語で表現し関係者困惑させた木村拓哉

 彼のファンにとっては「キムタク」一色に染まれる年末年始になりそうだ。目下、木村拓哉(52才)は全国ツアーの終盤戦で、12月25日に千秋楽を迎える。年明け早々には毎年恒例の新春特番『さんタク』(フジテレビ系)の放送も決定。何より楽しみなのが、主演を務めるスペシャルドラマ『グランメゾン東京』(TBS系)が12月29日にオンエアされ、翌30日には映画版『グランメゾン・パリ』が封切られることだ。

「『グランメゾン東京』は、2019年に放送された人気ドラマで、木村さんは型破りなフランス料理のシェフ・尾花夏樹を演じています。抜群の腕とセンスを持ちながらも、ある事件によって凋落。周囲との衝突を経て東京で三つ星レストランを作り上げる姿を描き、終了直後から続編に期待を寄せる声が上がっていました」(テレビ局関係者)

 木村にとっても同作への思い入れは深い。それは“恩師”ともいえるあの人の存在も無関係ではない。

「撮影には、今年10月に亡くなった料理評論家の服部幸應さん(享年78)が校長を務めていた服部栄養専門学校が協力しており、服部さんも映画版の試写に来て、木村さんを前に作品を絶賛していました。服部さんが急逝するわずか3日前のことでした」(前出・テレビ局関係者)

 シェフの仕事に向き合い、撮影のためにさらに料理の腕を磨いたという木村。今作を多くの人に届けたいという思いは、高まるばかりだ。しかし、この熱意が思わぬ形で波紋を呼んでいるという。ある芸能関係者が困惑するのは、雑誌『L’OFFICIEL JAPAN』(2024年冬号)での次の発言だ。

《料理って相手と言葉を交わさなくても、こちらが作り上げた匂いや温度、触感、そういうものが相手の中にダイレクトに入っていく行為そのものだと思う。中学生みたいな言い方をしちゃうと、快楽を伴うというか、どこかセックスにつながるもの(中略)そこはセンシティブに思考しないとただの自己満足、いわるゆエゴになってしまう》

 これまでもラジオなどでは、性的な表現を度々使ってきた木村だが、今回の生々しい発言には、度肝を抜かれた関係者が少なくなかったという。

「ラジオでの発言の裏には放送作家の存在があることが暗黙の了解でした。でも今回のインタビューは本人の意向によるものでしょう。インタビューの原稿は、発売前に本人サイドが確認することが一般的です。仮にインタビュー中に本人がそのような発言をしても、原稿確認の段階で、修正が入ることがしばしばあるものですが、今回は性的な単語が“問題なし”とされたのは、かなりの驚きです」(芸能関係者)

 普通の俳優ならどうということのない発言かもしれないが、国民的スターの木村の言葉となると周囲もつい色めき立ってしまうもの。

「ピアニスト、美容師、検事に総理大臣……木村さんほどいろんな職業を演じ、その都度“ハマり役”と言われてきた人はいません。結果、“何を演じてもキムタク”と揶揄されたこともありましたけどね(苦笑)。

 一度演じた職業はほかのドラマでは原則演じないのがモットーの木村さんが、今回のシェフもこの作品だけの役だからこそ、“本質”に迫った言葉を消したくなかったのでしょう。シェフという役柄、そして、料理に真剣に向き合った結果の“SEX発言”だったわけです」(前出・芸能関係者)

 映画から木村が感じた「快楽」を味わいたい。

女性セブン20241219日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

(EPA=時事)
《2025の秋篠宮家・佳子さまは“ビジュ重視”》「クッキリ服」「寝顔騒動」…SNSの中心にいつづけた1年間 紀子さまが望む「彼女らしい生き方」とは
NEWSポストセブン
イギリス出身のお騒がせ女性インフルエンサーであるボニー・ブルー(AFP=時事)
《大胆オフショルの金髪美女が小瓶に唾液をたらり…》世界的お騒がせインフルエンサー(26)が来日する可能性は? ついに編み出した“遠隔ファンサ”の手法
NEWSポストセブン
初公判は9月9日に大阪地裁で開かれた
「全裸で浴槽の中にしゃがみ…」「拒否ったら鼻の骨を折ります」コスプレイヤー・佐藤沙希被告の被害男性が明かした“エグい暴行”「警察が『今しかないよ』と言ってくれて…」
NEWSポストセブン
指名手配中の八田與一容疑者(提供:大分県警)
《ひき逃げ手配犯・八田與一の母を直撃》「警察にはもう話したので…」“アクセルベタ踏み”で2人死傷から3年半、“女手ひとつで一生懸命育てた実母”が記者に語ったこと
NEWSポストセブン
初公判では、証拠取調べにおいて、弁護人はその大半の証拠の取調べに対し不同意としている
《交際相手の乳首と左薬指を切断》「切っても再生するから」「生活保護受けろ」コスプレイヤー・佐藤沙希被告の被害男性が語った“おぞましいほどの恐怖支配”と交際の実態
NEWSポストセブン
国分太一の素顔を知る『ガチンコ!』で共演の武道家・大和龍門氏が激白(左/時事通信フォト)
「あなたは日テレに捨てられたんだよっ!」国分太一の素顔を知る『ガチンコ!』で共演の武道家・大和龍門氏が激白「今の状態で戻っても…」「スパッと見切りを」
NEWSポストセブン
2009年8月6日に世田谷区の自宅で亡くなった大原麗子
《私は絶対にやらない》大原麗子さんが孤独な最期を迎えたベッドルーム「女優だから信念を曲げたくない」金銭苦のなかで断り続けた“意外な仕事” 
NEWSポストセブン
ドラフト1位の大谷に次いでドラフト2位で入団した森本龍弥さん(時事通信)
「二次会には絶対来なかった」大谷翔平に次ぐドラフト2位だった森本龍弥さんが明かす野球人生と“大谷の素顔”…「グラウンドに誰もいなくなってから1人で黙々と練習」
NEWSポストセブン
小説「ロリータ」からの引用か(Aでメイン、民主党資料より)
《女性たちの胸元、足、腰に書き込まれた文字の不気味…》10代少女らが被害を受けた闇深い人身売買事件で写真公開 米・心理学者が分析する“嫌悪される理由”とは
NEWSポストセブン
国宝級イケメンとして女性ファンが多い八木(本人のInstagramより)
「国宝級イケメン」FANTASTICS・八木勇征(28)が“韓国系カリスマギャル”と破局していた 原因となった“価値感の違い”
NEWSポストセブン
今回公開された資料には若い女性と見られる人物がクリントン氏の肩に手を回している写真などが含まれていた
「君は年を取りすぎている」「マッサージの仕事名目で…」当時16歳の性的虐待の被害者女性が訴え “エプスタインファイル”公開で見える人身売買事件のリアル
NEWSポストセブン
タレントでプロレスラーの上原わかな
「この体型ってプロレス的にはプラスなのかな?」ウエスト58センチ、太もも59センチの上原わかながムチムチボディを肯定できるようになった理由【2023年リングデビュー】
NEWSポストセブン