毎日バタバタだが

コロナ禍を堪え忍んだたことで経営は好調に

ネイルサロン好調の背景

 魅力あふれる美容業界だが、ネイルサロンは開業1年でつぶれてしまうお店が60%、3年では90%にもなるという厳しい世界。生き残るには差別化は必須だ。

「1号店をオープンする前に、この界隈のネイルサロンは何系をやってて、何系はやっていないか、足を使って調査しました。そうしたら、当時、出始めたばかりのニュアンスネイル(曖昧な色の変化などを感じさせるネイルデザイン)をやっている店があんまりなかった。じゃあ、それに特化しよう、って思って始めました」

 それが順調な滑り出しができた理由のひとつだったようだ。

「最初の半年くらいは赤字でしたよ。お客さんが来てくれるようになるまで、社員の給料と広告費が出ていくばっかりでしたから。広告は『ホットペッパー』とかインスタとか」

 意外や、コロナ禍を堪え忍んだたことで、勢いがついたという。

「ウチは2カ月ぐらい休業した期間も、家賃を払い続けたから大変でした。でも、それを乗り越えたら、コロナで閉じたお店のお客さんが流れてきた、っていうのはありますね」

 今後は会社をどんどん大きくしようと考えているのだろうか。

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