芸能

《ふざけんな!》『ザ・ノンフィクション』クズ芸人のその後、坊主頭で出家も1日で脱走 相方が明かした「鉄拳の真意」と現在

部屋に貼ってある師匠・三遊亭圓生の写真に手を合わせてから取材に語り始めた小堀さん

「クズ芸人」ことお笑いコンビ「ガッポリ建設」の小堀敏夫(写真は2013年)

 芸人・小堀敏夫は言う。「たった1時間の番組で、俺のことを撮りきれるわけがない」──撮りきれていないのなら、3度目の『ザ・ノンフィクション』出演に期待をしたい。しかし、その後のパートナー探し、滞納した結婚相談所の会費、坊主頭で出家した寺院からの逃亡など、その後は行方がわからぬまま……。

 小堀が落語の世界に入門したのは1992年。三遊亭圓丈(三代目)に弟子入りして、華々しいスタートを切ったはずだった。あれから33年──クズ芸人と揶揄されるようになった男の生き様はドキュメンタリーにまでなった。

 番組視聴者から寄せられた声のように、実は小堀のクズ人生が世の中の多くの人に、勇気と元気を与えているのかも知れない。【全3回の第3回。第1回を読む

──『ザ・ノンフィクション』で、滞納していた結婚相談所の会費の金策として、魔法使い太郎ちゃん(小堀さんの一番弟子)が浜松市で店長を務める焼肉店でバイトをすることに。意外なほどの軽快な働きぶりでしたが、あのようにバイトをしながら芸人や婚活を続けるという選択肢はないのでしょうか。

「放送では一生懸命働いているように見えたかも知れないけど、あれっていいところだけつまんでるんですよ。あの日、6時間ぐらい働いたんだけど、後半は俺ブチ切れてるから。『てめえ、なんでこんなに忙しいんだよ。いい加減にしろ!』って。途中から仕事をボイコットして、奥の部屋でタバコ吸ってた。バイト代をもらうときも、放送では『ありがとな』なんて素直に受け取ってるけど、実際は『1万円ってなんだよ。5万出せ』とかゴネたりね(笑)」

関連キーワード

関連記事

トピックス

趣里と父親である水谷豊
《女優・趣里の現在》パートナー・三山凌輝のトラブルで「活動セーブ」も…突破口となる“初の父娘共演”映画は来年公開へ
NEWSポストセブン
山尾志桜里氏は2017年にダブル不倫が報じられた(時事通信フォト)
参院選落選・山尾志桜里氏が明かした“国民民主党への本音”と“国政復帰への強い意欲”「組織としての統治不全は相当深刻だが…」「1人で判断せず、決断していきたい」
NEWSポストセブン
現地取材でわかった容疑者の素顔とは──(勤務先ホームページ/共同通信)
【伊万里市強盗殺人事件】同僚が証言するダム・ズイ・カン容疑者の素顔「無口でかなり大人しく、勤務態度はマジメ」「勤務外では釣りや家庭菜園の活動も」
NEWSポストセブン
中村七之助の熱愛が発覚
《元人気芸妓とゴールイン》中村七之助、“結婚しない”宣言のルーツに「ケンカで肋骨にヒビ」「1日に何度もキス」全力で愛し合う両親の姿
NEWSポストセブン
詐称疑惑の渦中にある静岡県伊東市の田久保眞紀市長(HP/Xより)
《まさかの“続投”表明》田久保眞紀市長の実母が語った娘の“正義感”「中国人のペンションに単身乗り込んでいって…」
NEWSポストセブン
週刊ポストの名物企画でもあった「ONK座談会」2003年開催時のスリーショット(撮影/山崎力夫)
《巨人V9の真実》400勝投手・金田正一氏が語っていた「長嶋茂雄のすごいところ」 国鉄から移籍当初は「体の硬さ」に驚くも、トレーニングもケアも「やり始めたら半端じゃない」
NEWSポストセブン
大谷が購入したハワイの別荘の広告が消えた(共同通信)
【スクープ】大谷翔平「25億円ハワイ別荘」HPから本人が消えた! 今年夏完成予定の工期は大幅な遅れ…今年1月には「真美子さん写真流出騒動」も
NEWSポストセブン
運転席に座る広末涼子容疑者
《追突事故から4ヶ月》広末涼子(45)撮影中だった「復帰主演映画」の共演者が困惑「降板か代役か、今も結論が出ていない…」
NEWSポストセブン
江夏豊氏(右)と工藤公康氏のサウスポー師弟対談(撮影/藤岡雅樹)
《サウスポー師弟対談》江夏豊氏×工藤公康氏「坊やと初めて会ったのはいつやった?」「『坊や』と呼ぶのは江夏さんだけですよ」…現役時代のキャンプでは工藤氏が“起床係”を担当
週刊ポスト
殺害された二コーリさん(Facebookより)
《湖の底から15歳少女の遺体発見》両腕両脚が切断、背中には麻薬・武装組織の頭文字“PCC”が刻まれ…身柄を確保された“意外な犯人”【ブラジル・サンパウロ州】
NEWSポストセブン
山本由伸の自宅で強盗未遂事件があったと報じられた(左は共同、右はbackgrid/アフロ)
「31億円豪邸の窓ガラスが破壊され…」山本由伸の自宅で強盗未遂事件、昨年11月には付近で「彼女とツーショット報道」も
NEWSポストセブン
佳子さまも被害にあった「ディープフェイク」問題(時事通信フォト)
《佳子さまも標的にされる“ディープフェイク動画”》各国では対策が強化されるなか、日本国内では直接取り締まる法律がない現状 宮内庁に問う「どう対応するのか」
週刊ポスト