芸能

《フジテレビ騒動の影響》織田裕二主演映画『踊る捜査線 N.E.W.』、主要キャストに出演を打診できないままピンチの状態 深津絵里の出演はあるのか

都内の中華料理店に家族と来店した織田裕二

都内の中華料理店に家族と来店した織田裕二

「ズルズル……おいしい!」──麺をすすった客を必ず笑顔にさせる、昔懐かしい素朴な味が人気の都内の中華料理店。一等地にあるとは思えないリーズナブルな値段でラーメンやチャーハンを提供するこの店に、1月下旬、スターがキター!

「織田裕二さん(57才)が、ご家族でいらっしゃったんです。奥様と息子さんと仲よく食事されていましたよ。ラーメンの湯気なのかオーラなのか、織田さんの周りだけ空気が違って見えました」(居合わせた客)

 食事を終えると、満面の笑みで店を出た織田だが、彼はいま大きな不安のなかにいるという。中居正広(52才)のトラブルに端を発し、激震に見舞われているフジテレビ。中居ショックは、織田にとっても無関係ではない。

「映画『踊る大捜査線 N.E.W.』に影響がありそうなんです。2026年公開予定で、主演はもちろん織田さん。『踊る大捜査線』は、1990年代から続いてきたフジテレビを代表するシリーズなので、誰もが成功を確信していたのですが……」(テレビ局関係者)

『踊る大捜査線』シリーズは、昨秋、スピンオフ映画『室井慎次 敗れざる者/生き続ける者』の2部作が公開され、『生き続ける者』のラストシーンには、織田演じる主人公・青島俊作がサプライズで登場し、最新作への期待が高まっていた。

「現在、フジテレビは中居さんの問題に対する一連の対応が原因で、スポンサーの広告出稿が止まっただけでなく、ロケ先からも“撮影NG”を食らうなどで、番組が満足に制作できない状況だと報じられています。

『踊る~』の最新作もこの打撃を受けることは必至。脚本もできていないので、主要キャストにもまだ出演の打診をしていない状況だといいます。このピンチを乗り越えられないと、お蔵入りの可能性も……」(映画配給会社関係者)

 もうひとつ厄介な問題がある。それはヒロインの刑事・恩田すみれ役の深津絵里(52才)の存在だ。

 すみれは凶悪犯に銃撃されて後遺症を負い、2012年公開の映画『THE FINAL』では退職を決意するシーンが描かれた。このラストシーンから、ファンの間では死亡説がささやかれていたが、先述の『生き続ける者』で、「いまも後遺症に苦しんでいる」とすみれの生存と近況が明かされたのだった。

「織田さん含め制作陣は、次回作への深津さんの出演が必須だと考えています。でも深津さんは、共演者やスケジュール、脚本を吟味して、作品を慎重に選ぶ人。今秋に公開される8年ぶりの出演映画『THE オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ MOVIE』も、信頼できるオダギリジョーさんが監督を務めること、昨年春から撮影が始まり、ゆっくりと仕事に向き合えるスケジュールなどが理由で、出演を引き受けたそうです。

 そんな深津さんがいまのフジテレビに何を思うか。制作関係者の間では、重い話し合いが始まっているそうです」(前出・映画配給会社関係者)

 事件が現場で起きる前に会議室が紛糾中のようだ。

女性セブン202522027日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

どんな役柄でも見事に演じきることで定評がある芳根京子(2020年、映画『記憶屋』のイベント)
《ヘソ出し白Tで颯爽と》女優・芳根京子、乃木坂46のライブをお忍び鑑賞 ファンを虜にした「ライブ中の一幕」
NEWSポストセブン
相川七瀬と次男の凛生君
《芸能界めざす息子への思い》「努力しないなら応援しない」離婚告白の相川七瀬がジュノンボーイ挑戦の次男に明かした「仕事がなかった」冬の時代
NEWSポストセブン
俳優の松田翔太、妻でモデルの秋元梢(右/時事通信フォト)
《松田龍平、翔太兄弟夫婦がタイでバカンス目撃撮》秋元梢が甥っ子を優しく見守り…ファミリーが交流した「初のフォーショット」
NEWSポストセブン
世界が驚嘆した大番狂わせ(写真/AFLO)
ラグビー日本代表「ブライトンの奇跡」から10年 名将エディー・ジョーンズが語る世界を驚かせた偉業と現状「リーチマイケルたちが取り戻した“日本の誇り”を引き継いでいく」
週刊ポスト
佳子さまを撮影した動画がXで話題になっている(時事通信フォト)
《即完売》佳子さま、着用した2750円イヤリングのメーカーが当日の「トータルコーディネート」に感激
NEWSポストセブン
国連大学50周年記念式典に出席された天皇皇后両陛下(2025年9月18日、撮影/JMPA)
《国連大学50周年記念式典》皇后雅子さまが見せられたマスタードイエローの“サステナブルファッション” 沖縄ご訪問や園遊会でお召しの一着をお選びに 
NEWSポストセブン
豪雨被害のため、M-1出場を断念した森智広市長 (左/時事通信フォト、右/読者提供)
《森智広市長 M-1出場断念の舞台裏》「商店街の道の下から水がゴボゴボと…」三重・四日市を襲った記録的豪雨で地下駐車場が水没、高級車ふくむ274台が被害
NEWSポストセブン
「決意のSNS投稿」をした滝川クリステル(時事通信フォト)
滝川クリステル「決意のSNS投稿」に見る“ファーストレディ”への準備 小泉進次郎氏の「誹謗中傷について規制を強化する考え」を後押しする覚悟か
週刊ポスト
アニメではカバオくんなど複数のキャラクターの声を担当する山寺宏一(写真提供/NHK)
【『あんぱん』最終回へ】「声優生活40年のご褒美」山寺宏一が“やなせ先生の恩師役”を演じて感じた、ジャムおじさんとして「新しい顔だよ」と言える喜び
週刊ポスト
林家ペーさんと林家パー子さんの自宅で火災が起きていることがわかった
《部屋はエアコンなしで扇風機が5台》「仏壇のろうそくに火をつけようとして燃え広がった」林家ぺー&パー子夫妻が火災が起きた自宅で“質素な暮らし”
NEWSポストセブン
1年ほど前に、会社役員を務める元夫と離婚していたことを明かした
《ロックシンガー・相川七瀬 年上夫との離婚明かす》個人事務所役員の年上夫との別居生活1年「家族でいるために」昨夏に自ら離婚届を提出
NEWSポストセブン
“高市潰し”を狙っているように思える動きも(時事通信フォト)
《前代未聞の自民党総裁選》公明党や野党も“露骨な介入”「高市早苗総裁では連立は組めない」と“拒否権”をちらつかせる異例の事態に
週刊ポスト