ライフ

プロモデラー・金子辰也氏が語る“大人のプラモデル作り” 設計図通りに作らずオリジナリティのある作品を目指すことで「プラモに表情が出てくる」

作品名『フラミンゴ』

作品名『フラミンゴ』(撮影/奈良岡忠)

 1958年、国産初のプラモデルとして「原子力潜水艦ノーチラス号」が発売。以降、多くの少年たちが胸を躍らせ、次々に発売される新作の戦艦や戦闘機、戦車などを設計図と睨めっこしながら作り上げていった。

 そして、最後の塗装を終えたとき、少年は高揚感に包まれ、同時に達成感も満たされ、自ら生み出した“戦利品”を展示用に設えた棚に壊さぬよう、そっと置く──。

「実は、プラモデル作りの本当の楽しさ、面白さ、やりがいや満足感は、その先にあるんです」

 そう語るのは、プロモデラーの金子辰也氏だ。

「もちろん、プラモは封入されている設計図通りに作ってナンボだと思います。設計図通りに作り続ければ、ちゃんと自分が乗りたかった戦闘機を具現化できるのですが、大人になってからのプラモ作りの楽しみのひとつは、スキルを磨いて戦闘機の翼の部分に剥げた塗装やオイル汚れなどを施し、よりオリジナリティのある作品を目指すことでしょう」

 さらに金子氏は「プラモに“表情”を落とし込むことで新たな一面を見せることができる」と続ける。

「例えば、新しく製造された戦闘機は傷がありません。でも、何度か飛行した機体には傷もあるだろうし、パイロットが使い込んだ跡もある。そういった細部を表現することで、プラモに“表情”が出てくるのです」

関連記事

トピックス

全米野球記者協会ニューヨーク支部主催のアワードディナーに出席した大谷翔平と、妻・真美子さん(左/時事通信フォト、右/提供:soya0801_mlb)
《真美子さんが座る椅子の背もたれに腕を回し…》大谷翔平が信頼して妻を託す“日系通訳”の素性 “VIPルーム観戦にも同席”“距離が近い”
NEWSポストセブン
司法省がアンドリュー元王子の写真を公開した(写真/Getty Images)
《白シャツ女性に覆いかぶさるように…》エプスタイン・ファイルで新公開されたアンドリュー元王子とみられる人物の“近すぎる距離感の写真” 女性の体を触るカットも
NEWSポストセブン
(時事通信フォト)
【2・8総選挙「大阪1〜10区」の最新情勢】維新離党の前職が出た2区、維新前職vs自民元職vs野党候補の5区で「公明党票」はどう動くか
NEWSポストセブン
なぜ実の姉を自宅で監禁できたのか──
《“お前の足を切って渡すから足を出せ”50代姉を監禁・暴行》「インターホンを押しても出ない」「高級外車が2台」市川陽崇・奈美容疑者夫妻 “恐怖の二世帯住宅”への近隣証言
NEWSポストセブン
東京拘置所(時事通信フォト)
〈今年も一年、生きのびることができました〉前橋スナック銃乱射・小日向将人死刑囚が見せていた最後の姿「顔が腫れぼったく、精神も肉体もボロボロ」《死刑確定後16年で獄中死》
NEWSポストセブン
間違いだらけの議事録は「AIのせい」(写真提供/イメージマート)
《何でもAIに頼る人たち》会社員女性が告白「ケンカの後、彼から送られてきた”彼女の方が悪い”とAIが回答したスクショ」ほどなく破局
NEWSポストセブン
国際ジャーナリスト・落合信彦氏
国際ジャーナリスト・落合信彦氏が予見していた「アメリカが世界の警察官をやめる」「プーチン大統領暴走」の時代 世界の“悪夢”をここまで見通していた
NEWSポストセブン
高市早苗首相(時事通信フォト、2025年10月15日)
《頬がこけているようにも見える》高市早苗首相、働きぶりに心配の声「“休むのは甘え”のような感覚が拭えないのでは」【「働いて働いて」のルーツは元警察官の母親】 
NEWSポストセブン
ジェンダーレスモデルの井手上漠(23)
井手上漠(23)が港区・六本木のラウンジ店に出勤して「役作り」の現在…事務所が明かしたプロ意識と切り開く新境地
NEWSポストセブン
元日に結婚を発表した女優の長澤まさみ(時事通信フォト)
長澤まさみ「カナダ同伴」を決断させた「大親友女優」の存在…『SHOGUN』監督夫との新婚生活は“最高の環境”
NEWSポストセブン
国際ジャーナリスト・落合信彦氏
【訃報】国際ジャーナリスト・落合信彦氏が死去、84歳 独自の視点で国際政治・諜報の世界を活写 
NEWSポストセブン
薬物で急死した中国人インフルエンサー紅紅(左)と交際相手の林子晨容疑者(右)(インスタグラムより)
「口に靴下を詰め、カーテンで手を縛り付けて…」「意識不明の姿をハイ状態で撮影」中国人美女インフルエンサー(26)が薬物で急死、交際相手の男の“謎めいた行動”
NEWSポストセブン