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『ワタサバ』原作・とらふぐさんの作品に共通するメッセージ「暗く深刻なニュースが多い時代でも、考え方を前向きにして動けば人生は変わる」

『縁切りエマ』、『ワタシってサバサバしてるから』との共通点は?

『縁切りエマ』、『ワタシってサバサバしてるから』との共通点は?(c)とらふぐ・今井康絵・伊藤征章/小学館

 2023年にNHKでのドラマ化された漫画『ワタシってサバサバしてるから』(以下『ワタサバ』)。その原作者である、とらふぐさんの最新作が『縁切りエマ』だ。両作品の最新コミックスが同時発売されるということで、とらふぐさんにインタビューを実施。とらふぐ作品に共通するメッセージとは──。

『ワタシってサバサバしてるから』(c)江口心・とらふぐ/DPNブックス

『ワタシってサバサバしてるから』(c)江口心・とらふぐ/DPNブックス

この世の中は真面目な人ほど損をする

『ワタサバ』の主人公・網浜奈美は、呆れるほどにポジティブで自分ファースト。「みんな私みたいにサバサバ生きればいいのに!」と言いながら、周りの迷惑を顧みず本音で生きる網浜に対し、読者はおおいにツッコミながら、時に勇気をもらうこともある。

「みんなが社会生活を円滑に過ごすために言いたいことを我慢するなかで、網浜さんのように突き抜けると、腹立たしい半面、羨ましくもなります」(とらふぐさん・以下同)

 すべてを自分に都合よく解釈して傍若無人に振る舞う網浜。そんな彼女を自分の心に少しだけ“おろす”ことをとらふぐさんはすすめる。

「真面目で優しい人ほど損をしやすい世の中だからこそ、何でも自分に都合よく捉える網浜さんの考え方を取り入れれば、ずいぶん生きやすくなるはず。網浜さんを“心のお守り”にしてほしいです」

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