芸能

《ラジオ生出演で今後は?》永野芽郁が不倫報道を「誤解」と説明も「ピュア」「透明感」とは真逆のスキャンダルに、臨床心理士が指摘する「ベッキーのケース」

4月24日発売の『週刊文春』で、田中圭との不倫疑惑を報じられた永野芽郁

田中圭との不倫疑惑を報じられた永野芽郁

 スキャンダルへの対処法は、芸能人にとってその後の芸能生活の行方を左右する重大タスクと言えるだろう。俳優の永野芽郁が、パーソナリティーをつとめるラジオ番組に不倫報道後に初めて生出演するとあって、どのような対応を見せるのか注目を集めていた。臨床心理士の岡村美奈さんが、永野の生放送でのコメントについて分析した。

 * * *
 清純派女優というイメージはこのまま保守できるのか。4月24日発売の「週刊文春」で、俳優の田中圭さんとの不倫疑惑、韓国人俳優キム・ムジュンさんとの二股疑惑が報じられた女優の永野芽郁さんが、29日、ラジオパーソナリティーを担当する「永野芽郁のオールナイトニッポンX(クロス)」(ニッポン放送)で謝罪した。

 番組冒頭、「番組を始めるために、私からお伝えしたいことがあります」と切り出した永野さんは、言葉に詰まるようなこともなく、落ち着いたしっかりした声でファンやリスナーに呼びかけ、「たくさんのご心配とご迷惑をおかけしています。ごめんなさい」と謝った。”ごめんなさい”という言葉の軽さが、彼女の問題意識の軽さを表しているようだ、感情が声や言葉に出ることもなく、淡々とした謝罪だっただけに、おそらく用意していた謝罪コメントを読み上げたのだろう。

 さらに「誤解を招くような軽率な行動をしたこと、心から反省しています。今後はこのようなことが二度とないように、節度を持った行動をしていきます」と騒動を謝罪。「田中さん、キムさんは仕事の先輩、仲間の間柄」と2人との交際を否定した永野さんの所属事務所が出した「このたびは誤解が生じてしまう行動であったことを自覚するよう本人に厳しく伝えました」という謝罪コメントと同じ内容で、あくまで”誤解”として貫き通すつもりのようだ。

 だが“誤解”という話をそのまま受け止めた人はどれくらいいたのだろう。

 謝罪後に選んだ1曲目は世界的DJとして有名だったAvicii(アヴィーチー)さんの「Wake me up」。その中には「ずっと自分自身を探していた」「目を閉じることは怖くない」や「愛が賞品」という意味深な歌詞があり、彼女の心の内を感じさせるものだった。その後は自身の番組グッズのアイデアを楽しそうに語ったり、はしゃいだりで”誤解”を印象づけていたが、かえって図太い、メンタルが強いなどの声がネット上にあがり、不倫疑惑が払しょくされた印象はない。

 交際でなければ、彼女の行動はあまりに無邪気で無鉄砲、信じがたいものだ。永野さんの住む都内のマンションに2人で帰宅し、泊まったと報じられた田中さんは、同誌の取材に「昨日は(酔い)潰れて、介抱してもらってしまいました」などと答え、所属事務所を通じて「不倫関係にあったということは否定致します」とコメント。

関連記事

トピックス

2014年に結婚した2人(左・時事通信フォト)
《仲間由紀恵「妊活中の不倫報道」乗り越えた8年》双子の母となった妻の手料理に夫・田中哲司は“幸せ太り”、「子どもたちがうるさくてすみません」の家族旅行
NEWSポストセブン
詐称疑惑の渦中にある静岡県伊東市の田久保眞紀市長(左/Xより)
《大学時代は自由奔放》学歴詐称疑惑の田久保市長、地元住民が語る素顔「裏表がなくて、ひょうきんな方」「お母さんは『自由気ままな放蕩娘』と…」
NEWSポストセブン
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《自宅から遺体見つかる》遠野なぎこ、近隣住民が明かす「部屋からなんとも言えない臭いが…」ヘルパーの訪問がきっかけで発見
NEWSポストセブン
大谷翔平(時事通信)と妊娠中の真美子さん(大谷のInstagramより)
《大谷翔平バースデー》真美子さんの“第一子につきっきり”生活を勇気づけている「強力な味方」、夫妻が迎える「家族の特別な儀式」
NEWSポストセブン
詐称疑惑の渦中にある静岡県伊東市の田久保眞紀市長(HP/Xより)
田久保眞紀市長の学歴詐称疑惑 伊東市民から出る怒りと呆れ「高卒だっていい、嘘つかなきゃいいんだよ」「これ以上地元が笑いものにされるのは勘弁」
NEWSポストセブン
東京・新宿のネオン街
《「歌舞伎町弁護士」が見た性風俗店「本番トラブル」の実態》デリヘル嬢はマネジャーに電話をかけ、「むりやり本番をさせられた」と喚めき散らした
NEWSポストセブン
横浜地裁(時事通信フォト)
《アイスピックで目ぐりぐりやったあと…》多摩川スーツケース殺人初公判 被告の女が母親に送っていた“被害者への憎しみLINE” 裁判で説明された「殺人一家」の動機とは
NEWSポストセブン
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《女優・遠野なぎこのマンションで遺体発見》近隣住民は「強烈な消毒液の匂いが漂ってきた」「ポストが郵便物でパンパンで」…関係者は「本人と連絡が取れていない」
NEWSポストセブン
記者が発行した卒業証明書と田久保市長(右/時事通信)
《偽造or本物で議論噴出》“黄ばんだ紙”に3つの朱肉…田久保真紀・伊東市長 が見せていた“卒業証書らしき書類”のナゾ
NEWSポストセブン
JESEA主席研究員兼最高技術責任者で中国人研究者の郭広猛博士
【MEGA地震予測・異常変動全国MAP】「箱根で見られた“急激に隆起”の兆候」「根室半島から釧路を含む広範囲で大きく沈降」…5つの警戒ゾーン
週刊ポスト
盟友である鈴木容疑者(左・時事通信)への想いを語ったマツコ
《オンカジ賭博で逮捕のフジ・鈴木容疑者》「善貴は本当の大バカ者よ」マツコ・デラックスが語った“盟友への想い”「借金返済できたと思ってた…」
NEWSポストセブン
米田
《チューハイ2本を万引きで逮捕された球界“レジェンド”が独占告白》「スリルがあったね」「棚に返せなかった…」米田哲也氏が明かした当日の心境
週刊ポスト