着物姿の小芝風花
しかしながら『べらぼう』では、これまでの小芝のイメージをいい意味で裏切る“妖艶な遊女”を好演し、新境地を開拓している。2月に出演した『あさイチ』(NHK総合)では、振り返るときでさえ色気のある所作を意識して演じていると明かしている。
そんな小芝の活躍を、遠く中国の地から見守る人物がいる。小芝の父親だ。上海で10年にわたりラーメン店を経営しており、店内には愛娘との家族写真などが大切に飾られているという。
過去には『週刊文春』の記事で、父親が「入ってきた情報は全部見ている」と娘への愛情を語っている。今回の『べらぼう』も観ているだろうか──。「勝手に話すと迷惑かけちゃうからさ」と周囲への影響を気にかけつつも、現地での反響についてこう明かしてくれた。
「『べらぼう』は観ていますよ。中国人の方は観てくれていないでしょうが、来店される日本人の方からは『観てるよ!』『すごいですね、頑張ってください』という声をいただいています。この辺りは日本人が少ない地域なので、たまになんですけどね。とても嬉しいですよね」
最後に父親は「がんばってほしいですね」と愛娘にエールを送った。
遠く離れた上海の地で、日本のドラマが話題に上る。その勢いはまさに“べらぼう”だ。今後の彼女の活躍から、ますます目が離せない。
