芸能

《芸能界を離れて24年ぶりのインタビュー》人気番組『ワンダフル』MCの元タレント立河宜子が明かした現在の仕事、離婚を経て「1日を楽しんで生きていこう」4度の手術を乗り越えた“人生の分岐点”

1993年、第19代クラリオンガールを務めた立河宜子さん

1993年、第19代クラリオンガールを務めた立河宜子さん

 かつて芸能界への登竜門として人気を博したキャンギャル(キャンペーンガール)。クラリオンガールはそのひとつで、政治家の蓮舫氏(57)や、宮崎ますみ(57)、かとうれいこ(56)といった人気タレントを多く輩出した。

 そんななか、1993年度の第19代クラリオンガールを務めた立河宜子さん(55)は、魅力的な大きな瞳と、健康的でサッパリしたイメージで活躍。人気深夜バラエティ番組『ワンダフル』(TBS系)の司会やキャットフード「キャラット 5つの味」のCM、ドラマ『夜逃げ屋本舗』(日本テレビ系)での姿が記憶に残る。

 だが、立河さんは、2001年に突如、結婚して引退。その後、芸能界を離れた彼女はエステティシャンに変身した。今回、『NEWSポストセブン』のインタビュー取材に応じ、芸能界を去って今に至るまでを、初めてメディアで、自身の言葉で語った──。【前後編の前編】

 * * *

「これまで、テレビや雑誌から取材のお話は何度もいただいていました。ずいぶんお世話になった方からの依頼もあったので申し訳なかったのですが、裏話や暴露話などを求められることが多く、受けることができませんでした。

 だって、話せることがないんです……。私は所属事務所にしっかりと守っていただいていたので、下世話なことなんてありませんでしたから。芸能界は特殊な世界だとは思いますが、私にとっては、OLだったらできない貴重な経験をさせていただき、才能のある方にお会いでき、振り返るとすごくいい思い出。すべてに感謝なんです」

 立河さんは、大きな瞳をさらに大きく見開きながらこう言った。引退して24年という年月を感じさせないほど当時と変わらなかった。

関連キーワード

関連記事

トピックス

どんな役柄でも見事に演じきることで定評がある芳根京子(2020年、映画『記憶屋』のイベント)
《ヘソ出し白Tで颯爽と》女優・芳根京子、乃木坂46のライブをお忍び鑑賞 ファンを虜にした「ライブ中の一幕」
NEWSポストセブン
相川七瀬と次男の凛生君
《芸能界めざす息子への思い》「努力しないなら応援しない」離婚告白の相川七瀬がジュノンボーイ挑戦の次男に明かした「仕事がなかった」冬の時代
NEWSポストセブン
俳優の松田翔太、妻でモデルの秋元梢(右/時事通信フォト)
《松田龍平、翔太兄弟夫婦がタイでバカンス目撃撮》秋元梢が甥っ子を優しく見守り…ファミリーが交流した「初のフォーショット」
NEWSポストセブン
世界が驚嘆した大番狂わせ(写真/AFLO)
ラグビー日本代表「ブライトンの奇跡」から10年 名将エディー・ジョーンズが語る世界を驚かせた偉業と現状「リーチマイケルたちが取り戻した“日本の誇り”を引き継いでいく」
週刊ポスト
佳子さまを撮影した動画がXで話題になっている(時事通信フォト)
《即完売》佳子さま、着用した2750円イヤリングのメーカーが当日の「トータルコーディネート」に感激
NEWSポストセブン
国連大学50周年記念式典に出席された天皇皇后両陛下(2025年9月18日、撮影/JMPA)
《国連大学50周年記念式典》皇后雅子さまが見せられたマスタードイエローの“サステナブルファッション” 沖縄ご訪問や園遊会でお召しの一着をお選びに 
NEWSポストセブン
豪雨被害のため、M-1出場を断念した森智広市長 (左/時事通信フォト、右/読者提供)
《森智広市長 M-1出場断念の舞台裏》「商店街の道の下から水がゴボゴボと…」三重・四日市を襲った記録的豪雨で地下駐車場が水没、高級車ふくむ274台が被害
NEWSポストセブン
「決意のSNS投稿」をした滝川クリステル(時事通信フォト)
滝川クリステル「決意のSNS投稿」に見る“ファーストレディ”への準備 小泉進次郎氏の「誹謗中傷について規制を強化する考え」を後押しする覚悟か
週刊ポスト
アニメではカバオくんなど複数のキャラクターの声を担当する山寺宏一(写真提供/NHK)
【『あんぱん』最終回へ】「声優生活40年のご褒美」山寺宏一が“やなせ先生の恩師役”を演じて感じた、ジャムおじさんとして「新しい顔だよ」と言える喜び
週刊ポスト
林家ペーさんと林家パー子さんの自宅で火災が起きていることがわかった
《部屋はエアコンなしで扇風機が5台》「仏壇のろうそくに火をつけようとして燃え広がった」林家ぺー&パー子夫妻が火災が起きた自宅で“質素な暮らし”
NEWSポストセブン
1年ほど前に、会社役員を務める元夫と離婚していたことを明かした
《ロックシンガー・相川七瀬 年上夫との離婚明かす》個人事務所役員の年上夫との別居生活1年「家族でいるために」昨夏に自ら離婚届を提出
NEWSポストセブン
“高市潰し”を狙っているように思える動きも(時事通信フォト)
《前代未聞の自民党総裁選》公明党や野党も“露骨な介入”「高市早苗総裁では連立は組めない」と“拒否権”をちらつかせる異例の事態に
週刊ポスト