せんべろnetひろみんさんが伝授する、おつまみのぶなしめじ唐揚げ
1年で約800軒の居酒屋を行脚、立ち飲み居酒屋や大衆酒場での一人飲みが大好きな晩酌研究家のせんべろnetひろみんさん(以下、ひろみんさん)。ここ数年でふと「あれ、前ほど無茶できなくなっている……?」と気づいたと語る。そのようなきっかけで生まれた、肝臓を労わりたい呑兵衛のためのバイブル『酒場でも家でも使える のんべえ備忘録』から、肝臓グッドなおつまみ&ごはんレシピを4点紹介する。
SNSでアップされると瞬く間に万単位のいいねが付くほど、呑兵衛たちの心を掴むひろみんさんのおつまみレシピ。
なかでも今回紹介するレシピは、すべて“肝臓を労わる食材を用いたおつまみ”である。
「健康に気をつける=楽しさを我慢、ではなくて。ちょっとした知識や工夫があるだけで、お酒との向き合い方ってグッと心地よく変わるんだなと、私自身あらためて感じました。」(ひろみんさん)
楽しい時間のなかでいつの間にか健康に気を遣えている、というような気負わない呑兵衛スタイルを確立したひろみんさんのおつまみは、どれも絶品である。
なお、紹介するレシピはすべて、「血液サラサラ」の提唱者の一人でもある、栗原クリニック 東京・日本橋院長の栗原毅先生が監修をしている。
※レシピはすべて1~2人分。余った分は翌日の晩酌にどうぞ。
ドハマりして3日間立て続けにつくった「オルニチンたっぷり!ぶなしめじ唐揚げ」
【つくり方】
カットされたぶなしめじ(1袋:80g)に、3 倍濃縮めんつゆ(大さじ1)、マヨネーズ(小さじ2)、おろしにんにく(少々)を絡め、15〜30分漬ける。水分を切って片栗粉をつけ、油を多めにひいたフライパンでこんがりするまで高温で揚げ焼き。
「ぶなしめじ」のオルニチン量がすごいし、優秀すぎる
ぶなしめじは、オルニチンが驚くほど豊富。シジミの5~7倍も含まれていて、二日酔い対策にもバッチリ! オルニチンは肝臓の解毒を助けるアミノ酸。アンモニアを尿素に変えるオルニチン回路に関わり、飲んだ日や疲れたときに頼りになるサポーターです。
皆さんの腸が喜んでおります!「罪悪感ゼロの酢キャベツ納豆」
【つくり方】
千切りキャベツ(1/2袋:70~80g)に塩(ふたつまみ)をふり、箸で軽く混ぜてしんなりさせる。
納豆に付属のタレと酢(大さじ1 )を混ぜ、キャベツの上にかける。仕上げに揚げ玉、いりごまをふる。
酢キャベツ納豆
いわゆる晩酌のバディのような存在
食後の血糖値の急上昇を抑える「酢」と、肝臓を支えるタンパク質が豊富な「納豆」を組み合わせた「酢納豆」は、巷で話題の最強コンビ。そんなコンビに、胃を助けるビタミンUを含む「キャベツ」が加わったら、もっと頼もしいチームになるのでは? ということで、仲間入りさせてみた。
飲酒前や飲み始めにこの「キャベツ酢納豆」を食べておけば、血糖値が急上昇しないだけでなく、腹もちのよい納豆が飲みすぎ食べすぎを抑える。さらに、キャベツは胃を保護・アルコールの刺激からも守る頼もしい味方!