さまざまな差別のある世の中に疑問を感じ、その解決策を「中核派」と、マルクスが書いた『共産党宣言』に見つけたというニノミヤさん

「権力と闘うことは、何よりもものすごく重要だと考えています」

──今回、お話を聞いて、SMの女王というのは納得できます。まさにおっしゃった人の顔色を伺ったりしなくてよい、今まで自分の中で溜めてきたものが爆発したのでしょうか。

「そうなのかは分かりません。ただ、間違いないのは、現実的に生活していく上で、もっとも自分の中で折り合いがつく仕事です」

──最後に改めて、今の思いを教えて下さい。

「はい。まずは私たち労働者階級が闘争の中で連帯していくことが必要だと考えています。今の権力者による資本主義、帝国主義がどれだけ暴力的か、世界中のニュースを見ていればわかると思います。

『中核派』『全学連』は極左暴力集団と呼ばれていますけど、実際に暴力的なのはどっちなのでしょうか。今の権力が、どれだけパレスチナやガザの人たちを殺しているのか。どれだけの人を抑圧して差別して、自殺も含めてどれだけ殺しているんだ。権力と闘うことは、何よりもものすごく重要だと考えています」

──ありがとうございました。

(了。第1回から読む

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