参院選の東京選挙区で初当選した新人のさや氏、夫の音楽家・塩入俊哉氏(時事通信フォト、YouTubeより)
参議院選挙において、東京選挙区から第2位の得票数で初当選を果たした参政党・さや氏(43)。参政党は小選挙区と比例区で合わせて14議席を獲得し、メディアに。候補者のなかでも、さや氏への注目は突出しており、選挙期間中、SNSでは彼女に関する投稿が拡散され続けていた。
そんなさや氏について、7月23日、参政党がホームページを通じて本名が「塩入清香(しおいりさやか)」であると急きょ公表。時を同じくして「週刊文春」が、彼女に夫がいたことを報じた。
「文春の記事によれば、さや氏の夫は音楽家の塩入俊哉氏(65)。彼は10年ほど前に前妻と離婚し、再婚する形で2020年にさや氏と夫婦になったということです。
参政党は彼女が本名を公開していなかった理由について〈本人の家族の健康状態を考慮し、これまで本名の公表を控えさせていただいておりました〉と説明しています」(政治部記者)
さや氏は横浜市出身で、青山学院女子短期大学卒業。大学を出たのちジャズシンガーとして活動を始め、2008年にCDデビューも果たしている。その素性について、横浜市のライブバーで30年以上働く男性が話す。
「横浜市の出身だと聞いています。市内のとあるライブハウスでバイトとして働いていたところ、あるとき関係者に『歌ってみないか』と誘われ、ジャズを歌うようになったの。歌手としてのスキルうんぬんは抜きにしても、声質は“一級品”だと思う」
選挙ではその美声を枯らせて演説をふるい支持者を虜にしていたさや氏だが、歌手としても評価されていたようだ。前出とは別の、横浜市のライブハウス関係者がこう語る。