ラスベガス出身の27歳・シェーン・タムラ容疑者(DailyNews PrepSportsのYouTubeより)
犯人の車から処方薬が発見される
犯行のため車で訪れたタムラ容疑者は、現場ビル近くに駐車。警察が車内を調べたところ弾丸が入ったライフルケース、リボルバー、予備の弾丸などの他、処方された薬を発見したという。
英タブロイド紙「デイリー・メール」によると、タムラ容疑者は精神衛生上の問題を抱えていたという。また、直前にラスベガスにあるカジノの警備員を解雇されていたことや、元高校のフットボール選手であったことも明らかになったという。
「現場となったビル内には、大手投資ファンド運用会社『ブラックストーン・グループ』本社のほか、アメリカのナショナル・フットボール・リーグ(NFL)の本部など入っています。ブラックストーンの社員も1名犠牲になっていることが明らかになっていますが、タムラ容疑者の動機と関連があるかについては判明していません」(同前)
ニューヨーク州のレティシア・ジェームズ司法長官は「マンハッタンで起きた銃撃事件で影響を受けた法執行機関とニューヨーカーのために祈ります」とコメント。現在も引き続き慎重な捜査が進められている──。