大谷の「二刀流登板日」に私服で観戦した真美子さん(共同通信)
シーズンも佳境を迎えているドジャース・大谷翔平(31)。8月20日(日本時間21日)のロッキーズ戦にも投打二刀流で挑んだが、投手復帰後“初黒星”を喫した。スポーツ紙記者が語る。
「右ひじ手術を経て6月に二刀流復帰を果たした大谷選手ですが、最多投球回は4.1イニングでいまだ勝ち星はなく、今月20日のロッキーズ戦は4回9安打5失点という成績に終わりました。右太ももに打球があたっての降板も、本人は悔しかったでしょう。
本人は『情けない投球になってしまった』と言及。一部米メディアでは『二刀流復帰は早かったんじゃないか』『打者に専念させるべき』との声も上がっています」
そんな状況を見越していたのか——8月13日に「Number Web」で公開されたインタビューで、大谷は自らのキャリアについて、こう語ったのだった。
《山で言えばもう頂上付近に来ているとは思うので、下りのことを考えなければいけない、ということと戦っているのかな。30(歳)過ぎたら、どうやって散っていくのかって》
このコメントに、前出・スポーツ氏記者は「驚きました」と語る。
「自らのパフォーマンスを向上させようと、いつも前向きなコメントをする大谷選手にしては、かなり意外な言葉選びだと思いました。
それでも過去に何度も独占インタビューを掲載しているメディアに、“本音”を語りたかったのかもしれません。常に客観的に自分を見つめる大谷の、現在の素直な言葉と捉えることもできそうです」
2年連続でナショナル・リーグ最優秀選手(MVP)に選ばれた大谷だが、現在がキャリアの絶頂であると自覚しているのだろうか——予定よりかなり前倒しで実現した「二刀流復帰」の背景には、こうした大谷の覚悟や焦燥があったのかもしれない。