2024年11月に荒川区長に就任した滝口学氏は元東京都議会議員。20年ぶりの新区長は災害対策、子育て支援策、シニアのフレイル対策と介護予防、地域振興・観光政策を重点施策として掲げている(荒川区HPより)
昨今、インターネットが進化したことで家から出ずとも学習や仕事をしたり、映画や音楽ライブなどのエンタメを楽しんだり、はたまた飲食店の料理を配達してもらったりといったことが当たり前にできるようになった。
しかし、どんなにオンラインツールが発達しても、人と人が直に会うという行為の重要性は決して低下していない。それはコロナ禍で実証済みだ。
人と人が会うことや街に出るためにマイカーを使うという手段もあるだろう。自動運転が実現すれば、マイカーでの外出も容易になる。しかし、マイカーは購入費・維持費は高く、自分で運転できない未成年や推奨されない高齢者も含め、誰もが自由に移動できる社会を考えると公共交通の方が実現可能性は高い。
自由に移動できる社会を実現するためにも、公共交通の維持は至上命題といえる。突き詰めると、東京都や荒川区、神戸市をはじめとする自治体が移動支援に取り組むことは、私たちの日々の生活を充実させる施策ということでもある。