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《みみたんが語った「海外で美容整形」の落とし穴》術後に患部が化膿して感染症に…「日本語でのやり取りも内容が噛み合わない」「国外での施術はもう懲りました」変化した“整形への考え方”とは

顔の左右非対称がコンプレックスだったという

顔の左右非対称がコンプレックスだったという

 世界中で拡大し続ける美容医療・整形市場。SNS上での活発なマーケティングの影響もあり、若い世代のあいだでは「整形」がより身近なものになっている。

 一方、利用者が増えるについてトラブルの相談件数も増加。インフルエンサーとして活動し、中国のSNSでは総フォロワー数300万人以上を誇るみみたん(24)も今年、韓国のクリニックで美容整形の手術を受けた。しかし帰国後──彼女の鼻の付け根が赤黒く膿み、患部から雑菌が入って感染症にかかったという。

「自分の左右非対称の顔がコンプレックスだった」と3回目の美容整形に踏み切ったみみたんだが、今回の経験を経て価値観も変化したという。本人がインタビューに答えた。【前後編の後編。前編から読む】

「やり取りの内容が噛み合わない」

 韓国のクリニックで施術が終わり、日本に帰った2〜3週間後、手術した部分が感染症にかかったみみたん。施術前後の補償などについても各種契約書にサインしていたというが、日本にいながら韓国のクリニックとやり取りすることは困難だったという。

「異変に気づいてすぐ、クリニックの公式LINEに連絡をしたのですが、医師からの返答があったのは3日後で、その間に炎症が悪化してしまいました。その3日間の不安がすごくて……電話しても日本語ができるスタッフがおらず、そのクリニックでもう一度治療を受けることは物理的に相当難しかったです。

 結局やり取りは全てLINEのみで、医師と直接話をすることは叶いませんでした。メッセージのやり取りも翻訳調の対応で、こちらの説明を理解できているのか、内容があまり噛み合わない。契約についても、日本のクリニックで一度でも治療を受けると補償ができないとか、よく考えるとかなり無理のある契約を結んでしまっていた。韓国語がよくわからず、契約時に注意して確認していなかったことを深く反省しました」

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