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《羽生結弦「被災地アイスショー」で運営幹部によるパワハラ騒動》主催する日本テレビ事業部はヒアリング調査を実施、「パワハラに該当しない」と結論

羽生結弦が主催するアイスショーで、関係者たちの間では重苦しい雰囲気が…(写真/AFLO)

 羽生結弦(30才)が座長を務めるアイスショー『notte stellata』(以下、ノッテ)で、パワハラ騒動が持ち上がった。同公演は、2023年から3年連続で3月11日前後に羽生の地元・宮城県で開催されているが、初回公演から運営幹部として携わるA氏による、スタッフへの強い当たりが目に余るとの声が上がっているのだ。

 A氏はもともと日本テレビの番組に携わる映像ディレクターで、東日本大震災の取材などを通して羽生さんとのかかわりを深め、羽生だけでなく、羽生の家族からも絶大な信頼を得ているという。そのA氏に浮上したパワハラ疑惑。関係者からもたらされた資料に記されていた内容とは──。【前後編の後編】

 資料がまとめられたのは、2023年公演の後だ。2024年公演を控える中で、ノッテの関係者B氏から、日本テレビなどの主催者サイドに対する意見があったのだという。

「『A氏からパワハラを受けたので、調査の上、報告と謝罪をしてほしい』という主旨のもののほか、『パワハラによる精神的損害』などを理由に、多額の金銭を求められたそうです」(ノッテ関係者)

 事態を重く見た日本テレビはB氏へのヒアリング調査を実施。ヒアリングは、2024年6月以降にノッテを主催する日本テレビ事業局の部長を中心に行われたという。

「2024年の秋頃、ヒアリングをまとめた内部資料が出来上がりました。その資料には、B氏への聞き取り結果のほか、周囲のスタッフらの証言としてA氏の言動がまとめられていました」(別のノッテ関係者)

 まず、B氏は、自身に向けられたA氏の言動をこう明かしたという。

《インカム(編集部註=無線機)でみんなに聞こえるように言う。馬鹿か。こんなこともできないのかよ。ずっと怒鳴っている》
《目の前でペン投げられたりしたうちされたり》

 一方、B氏以外の公演関係者からも、こんな証言があったようだ。

《机を叩いたり、ため息をついて見せるなど圧のある態度を取り続けた》
《「ここまで来れたのは皆さんのおかげ、ただしBを除く」「B以外はおつかれさま」「Bさん以外の人には感謝しています」などと言った》(編集部註=Bは実名)
《AのBへの当たりが毎回強いので周りも嫌な気持ちでパフォーマンス落ちる》
《Bに対しては酷い。死んじゃうんじゃないかと思った》

 内部資料にはそういった記載がある一方、B氏に対して業務上の不備を指摘し、A氏を擁護する声もあった。

「パワハラ被害を訴えたB氏にも、仕事が納期に間に合わないなどの不手際があり、A氏は職務遂行のために声を荒らげた面もあったというのです。とはいえ、それが物を投げたりわざと舌打ちをしたり、大勢の前で叱責することを正当化する理由にはならないと思います」(前出・別のノッテ関係者)

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