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「こんなことは初めてです…」秋場所の西花道に「溜席の着物美人」が登場! 薄手の着物になった理由は厳しい暑さと本人が明かす「汗が止まりませんでした」

連日、満員御礼が続く(写真・JMPA、以下秋場所写真は同)

連日、満員御礼が続く(写真・JMPA、以下秋場所写真は同)

 大の里が横綱として初めて両国国技館の土俵に登場した大相撲秋場所。初日で155日連続の満員御礼となる盛況ぶり。そんな土俵を見ようと初日にはデヴィ夫人が向正面の東花道近くで赤色のスーツで観戦し、2日目には東花道の最前列で高須クリニックの高須克弥院長が姿を見せた。その後方では元V6の三宅健の姿があるなど、土俵周りで声援を送る著名人が話題になり、本場所の盛り上がりに花を添えている。

 秋場所にもかかわらず、館内は半袖姿の観客が大半で、マス席や溜席でも本来は応援に使うはずの四股名が書かれたうちわや扇子であおぐ人の姿が目立つ。会場入り口でうちわを配る7月の名古屋場所ではお馴染みの様子だが、1月、5月、9月に開催される国技館の本場所ではあまり見られない光景だ。

 東京では9月に入っても気温35度以上の猛暑日が続き、過去最多の記録を更新。初日となった9月14日の東京都心の最高気温は32.1度を記録している。相撲担当記者が言う。

「年6回ある本場所のなかで、着物での来場者が一番少ないのは9月の秋場所じゃないでしょうか。大阪、名古屋、福岡での年1回の地方場所では、親方や力士が贔屓にしているクラブのママやホステスさんが着物姿で観戦することも多いが、国技館ではあまり見ない。お正月気分の1月場所はまだ着物姿も見かけますが、残暑が厳しい秋場所では着物を避ける傾向があります」

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