約1年の別居を経て離婚を決断したという

「その日はなんだか重かった」

──離婚届を出したときはどんな心境だったでしょうか。

「『婚姻届じゃないので2人で行くのもおかしいよね』という話になり、私が行きました。紙切れ一枚なのに夫婦ではなくなるのか……、不思議な感覚でした。本当にこれでいいのか、自問自答しました。大丈夫なのか。でも、家族としての関係は続けていけるのだから出してみようと。その日はやはり気持ちが重かったですね」

──離婚後の、子どもたちの関係は?

「親権は私が持ち、一緒に暮らしています。子どもたちは彼の家に頻繁に行き来していますし、みんなで食事もするので結果的に環境は変わっていないです。彼は今も変わらず事務所の役員として支えてくれていて、仕事で衝突することも減り、お互いに楽になったと思います」

──A氏との関係も変わりましたか?

「以前は夫婦間で家事の役割分担など、いろいろなことが当たり前となっていましたが、『ありがとう』と言えて、逆に悪いなと思ったら『ごめんなさい』ってお互いにすぐに言えるようになりました。

 離婚については、本当は子どもたちが全員巣立ってからのほうがよかったのかもしれませんが、家族を大切にしながらそれぞれの人生を生きていきたいです」

 新しい人生を歩み始めた相川の目に迷いはなかった。“夢見る少女”から30年、相川は現実を見ていた──。

→つづきを読む「家庭で女性が担う役割って、多いじゃないですか…」離婚明かした相川七瀬が11歳年上元夫と現在も継続する2拠点生活「今はすごくイーブンになった感じ」

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