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《京都ではんなりファッション》佳子さま、シンプルなアイボリーのセットアップに華やかさをプラス 和柄のスカーフは室町時代から続く京都の老舗ブランド

「第72回日本伝統工芸展京都展」を視察された秋篠宮家の次女・佳子さま(2025年10月10日、撮影/JMPA)

 2025年10月10日、京都市下京区の高島屋京都店で開催中の「第72回日本伝統工芸展京都展」を視察された秋篠宮家の次女・佳子さま。会場には陶芸や染織、金工など325点が展示された。

 人間国宝で木工芸作家の宮本貞治氏から説明を受けられた佳子さまは、工具のかんなを手に取って「これできれいな線が出るんですね」と感心されていた。

 この日、アイボリーのセットアップをお召しになり、バッグとヒールもセットアップと同じ、ホワイトで統一していた。

 日本伝統工芸展を主催する日本工芸会の総裁を務められている佳子さまは、前日に訪問された迎賓施設「松下真々庵」では、和柄なデザインのバレッタをつけていたが、この日はパールのイヤリングにシンプルな白い髪留めをつけられていた。

 佳子さまは、公務の際、訪問された土地で作られたイヤリングやバレッタなどをつけられ、工芸品の魅力を伝えてこられたが、今回はアクセサリーではなく、オレンジとグリーンの和柄スカーフを合わせていた。この桜が描かれたスカーフは1555年に京都で創業した京友禅の老舗「千總(CHISO)」が取り扱っていた「CHISO スカーフ 格子疋田桜」(3万3000円、税込・以下同)という商品の剣先型のスカーフとみられる。

 オンラインショップを確認すると同じ柄のものは現在、販売されていない。ちなみに、「千總」で扱う「剣先型」の大きいサイズは3万8500円、小さいサイズは1万8000円だ。

 シンプルな装いに差し色となるスカーフをあわせることで、まさに“はんなり”とした華やかな印象プラスしていた。剣先タイプはそのまま巻くことができるスカーフで簡単に取り入れることができる。

 今回は、和柄のスカーフをお召しになり、日常にも取り入れやすい新たな工芸品の魅力と日本ならではの美しさを発信された。

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