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《大谷翔平vsアンチの最終決戦》53時間におよぶ”地獄の209kmマラソン”舞台裏「マラソン中に岩の上で仮眠した」、激動の半年間で月収は1万円→70万円に

“大谷アンチ”になるために企画を始めたという岩田さん(Xより)

「大谷がホームランを打つたびに即日その本数×1km走る」──“本数×1km”とはつまり、大谷選手が1号HRを打ったら1km、仮に100号HRを打ったらその日のうちに100km走るということ。インフルエンサー・岩田ゆうたさん(23)は“大谷アンチ”になるため、MLBシーズンを通して、この過酷なチャレンジに挑んでいる。

 大谷選手は、レギュラーシーズンをホームラン55本で完走。ただし岩田さんは企画を続行し、くわえて「加算km数の増加」を決断したのだ。

 これまで「即日その本数×1km走る」ルールだったが、ポストシーズンでは「本数×2km(ワイルドカード)、3km(ディビジョン)、4km(リーグ優勝決定)、5km(ワールド)」に変更した。すべては、大谷アンチになるため──。岩田さんと大谷選手の最終決戦の火蓋が切って落とされた。【全3回の第2回。第1回から読む

 * * *
「ワイルドカードシリーズの初戦、大谷選手が2本目のホームランを打った瞬間、すぐに後悔しましたね。57km+59kmの合計116kmマラソン、シャレにならないですよ。完走までに18時間14分かかりました」

──またしても最長記録更新となりました。

「とはいえ、実はそこまでシンドくなかったんです。もちろんある程度はキツかったんですが、95kmマラソンを乗り越えたからか、身体が慣れてきたのと、ペース配分を考えながら走れたのも大きかったですね。心配していたのは、翌日朝10時ごろから始まるドジャースの試合までに走り切れるのか?ということでした。いやぁ、間に合ってよかったです」

──それからは、意外とホームランは途絶えるんですよね。ワイルドカードシリーズは初日のみで、ディビジョンシリーズは4試合で0本。リーグ優勝決定シリーズも、最初の3試合は0本です。

「懸念していたのは、日数が空きすぎるといざマラソンが決まったときに、なかなか身体がついていかないこと。別に普段からトレーニングをしているわけでもないし、逆に普段は自宅とコンビニを往復するぐらいしか身体を動かしていないので。

 そんななか迎えた、10月18日のブルワーズ戦。大谷が先頭打者ホームラン(ポストシーズン3号)を打つんです。真っ先に思い浮かんだのは『久しぶりすぎて走れるかな?』ってことでした」

──しかし、それどころではない事態に。2打席目は四球を選ぶも、4回裏の3打席目では超特大のソロホームラン(ポストシーズン4号)を放ち、続く7回裏の4打席目ではこの日3本目となるホームラン(ポストシーズン5号)を打ちました。

「『どうすんのこれ、ほんまどうすんの?』って感じでした。そもそも大谷選手が1試合3本打つことはメジャーでは過去1回しかなかったですし、しかも、この日は登板もしているんです。流石にないだろうと高を括っていました」

──結果として、この日は合計何km走ることになったんですか。

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