藤田氏や維新の議員たちが使っている「デザインビレッジ」には様々な発注が
「デザインができるメンバーと話をした時に、政治家のチラシって面白くないよねという話になって、じゃあ自分たちで作って政治家のかっこいいチラシで政治家と住民の距離を縮めることができるんじゃないかと会社を始めた。
私が代表として名前が出てしまうと、先輩後輩の議員から“安くやってよ”と頼まれた時に断わりにくいので代表は他の人になってもらった。現在進行形で(会社の)メンバーでしたが、今回のことを受けて会社を離れる方針です」
日本維新の会党本部はこう説明した。
「ご指摘の支出はいずれも政治資金規正法に基づき収支報告書で公開されているものであり、いずれの案件についても実際の業務委託の対価として支出していると承知しています。よって公金の還流にあたらないと認識しています。しかし、ご指摘を踏まえ、党として内部規則を定めたいと考えます」
11月17日発売号の週刊ポストでは、藤田文武氏やデザインビレッジに印刷物などを発注していた維新の他の議員たちの説明、問題の経緯、専門家の見解に加え、藤田文武氏と藤田あきら氏が互いの“身内”の会社に印刷物を発注し合っていた問題やそれが適正額かという疑義についても詳しく報じている。
