温厚な笑顔を見せる国分だが、収録現場では時折スタッフとぶつかることもあったという(Xより)
立ち上がると、両手をぴたりと身体につけたまま、関係者やスポンサー、ファンの方々への謝罪の言葉を述べた。まっすぐ前を向き、弱々しい声ながら、ひとつひとつ言葉を区切るようにはっきりと述べると、深々と頭を下げた。着座し心境や状況を語り始める。番組降板を告げられてからの経緯に「私の心はついていけませんでした」「数日間ですべてを失いました」というが、失ったものの中で何よりつらかったのは番組の降板、自身の活動休止以上に「TOKIOの解散」であり、「苦楽を共にしてきた3人で作った会社の廃業」だったのだろう。TOKIOの解散という言葉に声を震わせ、涙ぐむ。
原因となった自身のコンプライアンス違反については、「思い当たること」「心当たりがあること」があると語り、「この場を借りてお詫びしたいと思っています」と眉を上げて額にシワを寄せ、口元を歪めて後悔をにじませた。違反の具体的な内容や被害者の感情については、プライバシーの保護を理由に日テレ側が明らかにしていないため、「答え合わせをさせていただきたい」「答えあわせができていない」と国分さんは会見の中で12回も訴えた。代理人は日テレ側にハラスメントという表現を使わないように言われたと明かした。この会見をうけて発表されたコメントにもあるとおり、日テレは「コンプライアンス違反があった」としか公に認めていない。だが、関係者の身元の判明や二次加害を懸念し、「答え合わせは難しい」とも発表しており、「関係者の身元」、「二次加害」という言葉を使った段階で、その事案がハラスメント関連あることをうかがわせた。
会見で国分さんは違反した理由を「環境や立場にあぐらをかいていた」「時代のアップデートをしてこなかった」と語った。時代のアップデートという表現から、彼にとってはそれが特段気にすることもなく、問題になるとも思わず、長年に渡りやってきた言動だったことがうかがえる。それだけに誰に対する、どんな言動が相手を傷つけてしまったのか、はっきり把握して謝罪したいと思っているのではないだろうか。
日テレによる聴き取りは、打ち合わせだと呼ばれたところ突然聴き取りが始まり、番組降板を告げられ、緊張と同様で手が震えて「頭が真っ白になり、本当に申し訳ございませんでした。そういうのが精いっぱいでした」と言葉を詰まらせた。話していると、その時の恐怖や不安が蘇るのかつらそうに顔を歪めた。不意打ち””だまし討ち”、30年も続いた人気番組を支えてきたタレントに対する日テレのやり方に、そんな言葉がネット上にあふれた。
コンプライアンス違反は許されるものではないし、日テレの対応や手続きに法的な問題があったとは言い切れない。国分さんが願う「答え合わせ」が叶う日はくるのだろうか。それまで彼は、あんな表情を浮かべたまま生きていくのだろうか。
激変した山口達也
いよいよ表舞台に再登場(写真は2021年6月)
やりたいことについて「日本でやってるやつがいない」とも語っていた(写真は2021年6月)
多忙の中、子育てに向き合っている城島
車に乗り込みハンドルを握る城島
お腹近くまで伸びた髪にはカラーが入っている(写真はインスタより)






