中学校時代の山上徹也被告
弁護人「1人の命が失われ、昭恵夫人も昨日は参加していた。思いを教えてください」
被告人「まず、昭恵夫人をはじめ、安倍元首相の家族には何の恨みもない。殺害してしまい、非常に3年半、辛い思いをさせてしまった。私も肉親を亡くしているのを経験しているのに、弁解しようがない。非常に申し訳ないことをしたと思っています」
裁判が終了したら、弁償に向けて弁護人と話を進めているという。最後に、裁判官から質問がなされた。
裁判官「今の考え、今後の人生、罪の向き合い方を教えてください」
被告人「安倍元首相は影響力が強いので、そういう方を殺害したのはとても大きなことと思っている。選挙中の襲撃とか、模倣されたり、陰謀論とか、自分のしたことが原因があると思っているので、責任は重いと思っています」
公判は今後、12月18日に被告人の最終陳述等を行い、1月21日に判決言い渡しの予定となっている。
(了。前編から読む)
