ナンバー2の事業部長に誰が就任するか
八角理事長の後任は、角界の2大派閥である二所ノ関一門か出羽海一門からとされているが、「二所ノ関一門から理事長が出ることになれば二所ノ関親方ではなく佐渡ヶ嶽親方となるだろう」(同前)と見られているのだ。残りの出羽海一門については、前出・協会関係者がこう話す。
「最終的に話がまとまっていないが、70歳定年に向けて走り回っていた春日野親方も後進に道を譲ることになり、同い年の境川親方と2つの理事席が空くことになった。後任は副理事の藤島親方(元大関・武双山、53)と上昇志向が強い木瀬親方(元前頭・肥後ノ海、56)と見られているが、木瀬親方は暴力団にチケットを横流ししたとして部屋を閉鎖された過去がある。
本来なら、そうした前例を作りたくないところだが、同じように部屋を閉鎖された元横綱の白鵬が協会執行部と対立して退職したことで、後々に影響はないという判断になりそうだ。藤島親方も次期理事長候補のひとり。長く協会本部に詰めてきたし、協会内の人望もある。
来年の理事選も定員を立候補者数が上回らず無投票になる。白鵬が退職したことで年功序列に戻った。芝田山親方と春日野親方の重鎮2人が理事から抜けることで八角理事長の一強体制となるが、同時に2年先を見据えた後継者争いが激化することになる。2月に発表される職務分掌でナンバー2の事業部長に誰が就任するかが注目されます」
※週刊ポスト2025年12月19日号