東京都の「特殊詐欺加害防止特設サイト」

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【5】自分や家族の身元が分かる個人情報提出を求められる

 闇バイトに応募すると、免許証や学生証、実家の住所や電話番号等の個人情報提出をDM等から求められることが多い。スマホで撮影した画像でよいからと気軽に送ってしまうと、その後、ことあるごとに脅される口実にされてしまう。働くことを辞退しようとしても、個人情報をばらまくとか、危害を加えるとか言って脅され、抜け出せなくなってしまう。個人情報提出を求められた時点で、闇バイトではないか疑うべきだろう。

闇バイト仮想体験ツールで危険を知ろう

「バイトル」などの求人サイトを運営するディップ株式会社が、警察庁発表「犯罪実行者募集の実態」をもとに作成した、闇バイトを見抜けるか判定するクイズがある。それを用いて2023年12月に実施した調査によると、闇バイトについて正しく見分けることができた高校生は、わずか23%に留まった。高校生の8割が、闇バイトを見分けられない可能性があるのだ。

 中高生や大学生等は、働いたことがなかったり、あっても経験に乏しく、報酬の相場が分かっていない。ニュースを見たり読んだりする習慣がない人が多く、SNSで闇バイトが募集されていること、応募すると特殊詐欺に加担させられ、逮捕されることなどが理解できていないこともある。一時期、違法ではない仕事だという意味で「ホワイト案件」という単語がSNSで使われ、逆に後ろ暗い仕事の募集に限ってその用語が使われ広域強盗事件に発展、ホワイトだとアピールする投稿は危ういとニュースでは強調されていたが、そのことにも気づかない状態がしばらく続いていたほどだ。

 中高生や大学生がアルバイトを探すなら、初めは求人サイトなどを利用するか、応募先が信頼できるか、保護者にも確認してもらった方が安心だろう。周囲の大人は、闇バイトの実態と応募するリスクについてしっかりと伝え、上記の闇バイトの見分けるポイントについても伝えてあげてほしい。

 闇バイトを見分けるクイズ(東京都の特殊詐欺加害防止特設サイト)や、大阪府警と高校生が協力して作成した闇バイト応募の仮想体験ができるツールもある。リスクやポイントが楽しみながら分かりやすく理解できるので、ぜひ親子で体験してみてはいかがだろうか。

 なお、万が一闇バイトに応募してしまった場合は、最寄りの警察署、警視庁総合相談センターや、ヤング・テレホン・コーナーに相談してほしい。

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