大間さんが撮影した、はる香さんと、優香ちゃん、泰介くん、湊介くんの写真
友人からもらったアコースティックギター
2024年は「フルマラソン完走」を目標に掲げ達成していた大間さんだが、2025年は「具体的に目標は定めていませんでした」と笑う。一方、2026年にはある挑戦をしたいと思っているという。
「ギターと歌で、みんなを喜ばせたいという思いが、漠然とあるんです。学生時代にバンドは組んでいたんですけど、先日、友人からアコースティックギターをもらって、『弾き語りをしたい』と思うようになりました。
学生時代、教員免許を取るときに、老人ホームに行って皆さんとお話ししてすごく喜ばれたことが思い出に残っているんです。僕はおばあちゃんっ子だったので、老人ホームにボランティアで弾き語りをすることをいまは目標にしています」
もともと歌謡曲が好きだった大間さんは、被災後も中島みゆきの『時代』や美空ひばりの『川の流れのように』といった名曲に励まされてきたという。
「今はみんなにわかるように、『世界に一つだけの花』(SMAP)を練習しています。今の職業、警察官とはやっていることが違いますけど、『人に喜んでもらいたい』という思いは一緒なんですよね。
一人で生きるうちに、せっかく一度きりの人生だから、やりたいと思ったことは後悔ないようにチャレンジしたいと思えるようになりました。『純烈』さんのような、地域の人に喜ばれるアーティストに憧れています」
“意外な夢”に聞こえるが——取材した記者は、実は2024年1月に出会った当初から大間さんの優しい表情と端正な顔立ちに注目していた。悲しみと向き合い、今を大切に生きる大間さんの挑戦を応援したい。
