容疑者らが働いていた池袋北口のガールズバー

容疑者らが働いていた池袋北口のガールズバー

鈴木容疑者の”悪評”の数々

 鈴木容疑者はいわゆる雇われ店長で、同じ場所で夜間に営業している店の名前を借りて、“昼ガールズバー”を営んでいた。田野容疑者を右腕のように使い、売り上げ第一の“実力至上主義”で店を管理していたという。

 店の関係者が明かす。

「店名は同じですが夜の部と容疑者はいっさい関係がない。むしろ、反りが合わずになんとか辞めさせようとしたこともあった。彼のおかげで店を1か月ほど閉めることになり、11月にはやむなく店の名前ごと変えました。

 被害者の子は店に“住んでいた”という報道がありましたが、夜の部とはほとんど関わりがありませんでした。鈴木被告の昼営業が終わって、夜の部が始まるまでバックヤードで仮眠していることなどはよくありましたが、邪魔になるので営業時間は店にいなかったんです」

 この関係者は鈴木容疑者の再逮捕を知り、あることを思い出したと振り返る。

「昨年の夏、被害者の子がちょうど売春をさせられていた時期ですかね。その女の子が眼帯をしていたんです。いま思うと、男に殴られていたんでしょうね。それを隠すように、昼間はサングラスをかけていたこともあった。

 ちなみにその女の子について容疑者は『一度雇った手前、無下にできない』というスタンスでした。むしろ“救ってやった”とすら思っていたのでは」

 証言によると鈴木容疑者は元ホスト。水商売をしていた時期が長かったものの、酒は飲まなかったという。

 関係者はさらに「変なやつで、評判はめちゃくちゃ悪かった」と続ける。

「ホスト時代のお客さんや知り合いを営業中に呼ぶことも多く、好き放題に騒いでいました。『家賃を半分払っているから』ということを盾に、あたかも自分の店かのように振る舞っていたそうです。店の使い方がとにかくひどく、よく揉めましたよ。夜の部までにぜんぜん片付けが終わっていなかったり、勝手に備品を増やすことなんかもあった。

 鈴木の店について『完全歩合制』という報道もありましたが、実際には時給の制度もあったそうです。でも面接の時に『歩合でこれだけ稼いで日数で割ったら、時給より断然いいよ』などとうまく誘導して、結果的にほとんどの子が歩合で働いていた。出勤したのに給料ゼロ、とういう人もざらで、逮捕前はほとんどのキャストが離れていました」

 鈴木容疑者は下戸でありながら、店の客と揉めることもしばしばだった。

「店の客に文句をつけては、よくトラブルになっていました。夜の部の常連さんが昼にもきた時、彼に難癖をつけられて出禁になったこともありましたね。『急にブチギレる』というのはもう有名な話でしたよ。酒で暴れるならまだしも、シラフでかんしゃくを起こすのが怖いと、女の子たちもよく言っていましたから……。今回の件は本当にいい迷惑です」(同前)

 数々の“悪行”が明らかになった鈴木容疑者。犯した蛮行に司法はどんな判断を下すのだろうか──。

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