昨年9月には、秘書に対して「このハゲー!」などと暴言を浴びせて自民党を離党した豊田真由子氏が参政党のボードメンバー兼政調会長補佐に就任し、永田町を驚かせた。
さらには、昨年10月の宮城県知事選に参政党の全面的な支援を受けて出馬、落選し、後に自民党を離党した和田政宗氏も、同年12月に正式に参政党に入党した。和田氏もまた、豊田氏と同様、政調会長補佐に就任している。
元自民党国会議員の参政党入りはこれにとどまらない。
和田氏の入党直後には、自民党を離党した中川俊直氏と宇都隆史氏も参政党入りした。中川氏といえば、既婚の身でありながら妻とは別の交際女性とハワイで結婚式を挙げ、“重婚”疑惑が過去に報じられた人物だ。
大手紙政治部記者は元自民党国会議員らが続々と参政党入りをしている現状をこう説明する。
「参政党は国政経験が乏しく、国会議員経験者を積極的に受け入れています。参政党に入党した元自民党議員はほとんどがすねに傷を持っていますが、過去のスキャンダルは不問に付しています。
自民党を追われた人たちからすれば、参政党は格好のセーフティーネットで、両者の利害は一致しているようです。
自民党は今度の衆院選で、立憲民主党と公明党による新党の候補者と厳しい選挙戦を強いられることになりそうで、そこに参政党の候補者が加われば一定の保守票を持っていかれます。神谷氏は参政党の政策に近い自民党の候補者に対しては対抗馬を立てない可能性も示唆しており、自民党に恩を売る絶好の機会となっています」
自民党と日本維新の会で過半数に届かず、参政党が躍進した場合には、参政党の連立入りも現実味を帯びてくるかもしれない。