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「ソファに縛りつけられたまま…」「薬を飲まされて暴行される日々が数か月続いた」ISIS最高幹部の“サバヤ(性奴隷)”にされたイラク人女性(26)必死の訴え

過激派組織「イスラム国(ISIS)」のジェノサイドを生き延びたイラク出身の女性シパン・カリルさん(Instagramより)

過激派組織「イスラム国(ISIS)」のジェノサイドを生き延びたイラク出身の女性シパン・カリルさん(Instagramより)

 1月13日(現地時間、以下同)、過激派組織「イスラム国(ISIS)」のジェノサイドを生き延びたイラク出身の女性シパン・カリルさん(26)が、現地のネットメディア「ルドー(Rudaw)」のインタビューに答え、7年間におよぶ“奴隷生活”の内情を明かした。

 カリルさんは2021年にISISの支配から解放された後、ドイツの人権団体「ファリダ組織(FGO)」に所属し、ヤジディ教徒の生存者を支援する活動に取り組んでいる。彼女は今、宗教対立によるジェノサイドを根絶するための国際的な支援を訴えている。

 ISISに拉致される以前、カリルさんが住んでいたのはイラク北部の静かな「コチョ村」だった。ISISは2014年8月、その村を襲撃。数百人を虐殺し、若い女性や子供らを一斉に拉致したとされている。大手紙国際部記者が解説する。

「ISISの目的は、イスラム教徒と対立しているヤジディ教徒を強制的に改宗させることにありました。

 虐殺行為はコチョ村のみならず、多くのヤジディ教徒が住むイラク・シンジャール地区の全域で行われました。ある場所では、ヤジディ教徒に『改宗するか? それとも死ぬか?』と迫り、拒否したらその場で処刑。また別の場所では、男性や年老いた女性を無条件で殺害し、若い女性や子供のみを拉致したと報告されています。少なくとも1万人の命が奪われたとみられ、国連含む複数の国際機関は、この事件を『ジェノサイド(集団虐殺)』に該当すると結論づけています」

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