梶原雄太一覧

【梶原雄太】に関するニュースを集めたページです。

キンコン梶原降板騒動に見る上沼恵美子の関西での人気ぶり
キンコン梶原降板騒動に見る上沼恵美子の関西での人気ぶり
 YouTuberカジサックとしても活躍するお笑いコンビ・キングコングの梶原雄太(39才)が、上沼恵美子の冠番組『快傑えみちゃんねる』(関西テレビ)と、隔週レギュラーだった『上沼恵美子のこころ晴天』(ABCラジオ)から降板した。かつては上沼が梶原を寵愛していただけに、番組関係者は関係性がここまで変わったことに驚いているという。この騒動の発端は当サイトが紹介した「キンコン梶原の降板裏側に上沼恵美子が言い放った苛烈批判」という記事に詳しくあるが、これについてネットでは「パワハラ」を指摘する声も多い。『解決えみちゃんねる』で番組MCを務める上沼が梶原に厳しい口調で話し始め、実際はオンエアできなかった箇所があると指摘する部分だ。〈しかし、『あんたこの番組に途中から来た子やんか。最初からブッキングされた出演者ちゃうやん』と表情を変えて批判し始めたあたりから、空気が変わりました。 共演者が一度止めに入るも、それを制止して梶原さんへの口撃を強めていったのです。彼が笑いに変えようとしても、思うようにいかない。梶原さんは明らかに動揺し、笑いも消え、涙目になっているのが見て取れました。それでもスタッフは上沼さんが怖くて途中で収録を止めることなんてできません」(前出・在阪テレビ局関係者)〉 さらに上沼の怒りは収まらず、こうなったのだという。〈「『ほんまに怒ってんねんで。コロナでみんながイライラしてんねん。バラエティーやから笑わそう思って、って思ってるやろ?』と聞いた後、少し間を置いて、憤怒の表情で梶原さんの方を向きながら一言、『ちゃうで』と言い放ち、『イラついてんねん。キミに!』と続けたんです」(前出・在阪テレビ局関係者)〉◆関西人から見た上沼恵美子 今回の記事を編集し、さらにネットの反応を観察したネットニュース編集者の中川淳一郎氏は、「もう少し梶原さんを擁護する声が多く、上沼さんへの批判が寄せられるのでは、と思っていましたが、そうでもなかった。ネットでは『何を言うか』よりも『誰が言うか』こそ重要である、という説が昔からありますが、その通り」と振り返る。 同氏が注目したネット上の声は「いろんな意味で足らないからこそ、親身になってあげていたのだと思う。そんな関係でも何か許せない事があったのだろうね」に代表される意見や「2人のことなのだから楽屋で話せばいい」といった声だ。さらには、「この話が本当だとすると」と前置きをしたうえで「パワハラではないか」と分析する声も多かった。いきなり「これはパワハラだ!」と指摘するのではなく、一呼吸置いてから「パワハラの可能性もある」式の冷静な声が多いのだ。今回の件について大阪出身の30代男性はこう語る。「上沼さんの関西での人気っぷりはすさまじいですよ。多分、他のエリアの人は分からないぐらいでしょう。上岡龍太郎さんは引退し、やしきたかじんさんが亡くなった今、上沼さんが大阪のお笑い界で実質トップの人気だといってもいいです。だから今回はそこまで叩かれなかったのだと思います」 この意見に中川氏も同意する。「以前、上沼さんが夫と別居しているという記事を出した時は、あまりに自由奔放な夫を批判する声が多数で上沼さんを心配する声が圧倒的に多かった。そして、特徴的だったのが、他の記事と比べて関西地方からのアクセスが圧倒的に多かったことです。こんなことは上沼さん関連の記事以外ではあまりない。今回も同様でした。東京の編集者には理解できないほど、関西では上沼さん人気があるということが今回改めてよく分かりました」 関西以外のエリアからと見られるツイートにはこんなものがあった。「女帝度高まると、和田アキ子的嫌われ者に一気に変わる」「上沼恵美子ってそんな地位のある人だったんだ 和田アキ子のパチモン芸人かと思ってた」 このように、上沼を和田アキ子と同類扱いする意見が散見された。だが、前出の大阪出身男性からすれば「全然別扱い。う~ん、やっぱり分からないのでしょうね…」と困惑気味。 今回、インターネットにおける「地域特性」がよく表れた格好で、上沼の関西における人気ぶりが改めて証明されたとも言えそうだ。
2020.07.06 16:00
NEWSポストセブン
【動画】上沼恵美子、キンコン梶原を猛批判! その苛烈な言葉とは
【動画】上沼恵美子、キンコン梶原を猛批判! その苛烈な言葉とは
 上沼恵美子さんの番組のレギュラーだったキングコング・梶原雄太さんの降板が話題になっています。放送されなかったものの、収録では苛烈な梶原さん批判が行われていました。 関係者によると、上沼さんは梶原さんは何度もおごってきた自分に義理を欠いている、だからご馳走しなさい、1人10万円の料亭でスタッフ含め200万円分をおごれと詰め寄ったとのこと。 さらに「ほんまに怒ってんねんで」「イラついてんねん、きみに!」と憤った表情でぶつけ、スタジオの空気は凍ったそうです。これはパワハラにあたると語る識者もいます。
2020.07.04 16:00
NEWSポストセブン
キンコン梶原の降板裏側に上沼恵美子が言い放った苛烈批判
キンコン梶原の降板裏側に上沼恵美子が言い放った苛烈批判
 YouTuber・カジサックとしても活躍しているキングコング・梶原雄太(39才)が、レギュラー出演していた『快傑えみちゃんねる』(関西テレビ)と、隔週レギュラーだった『上沼恵美子のこころ晴天』(ABCラジオ)から降板することとなった。 梶原といえば、上沼恵美子(65才)の寵愛を受けており、だからこそ両番組に出演していたはず。それなのに急な降板の裏に、何があったのだろうか? 6月26日放送の『快傑えみちゃんねる』に、梶原降板の理由が隠されていた。この日の放送で、梶原が話した時間は、1時間のうち、わずか70秒。梶原が2か月ぶりにスタジオに登場したことに触れるわけでもなく番組は進んでいく。あまりにも短すぎるのではないか。「実は話していないわけじゃないんですよ」とは、在阪テレビ局関係者。「それなりに上沼さんと梶原さんのやり取りもあったのですが、放送に耐えられない空気になってしまい、お蔵入りになったんです。上沼さんも調子が狂っていたのか、歯止めがきかなくなっていて、聞いていてしんどかったですね」 お蔵入りになったシーンでは何が起きていたのか。「序盤は上沼さんお得意の毒舌トークで緊張をさせてから、フッと気の抜けた発言をして緩和させる、さすがのトーク術で場を回していたんです。しかし、『ごちそうになるときの作法』について話が及んだとき、スタジオの空気が変わっていったんです」(前出・在阪テレビ局関係者) 以下は放送されなかった、いや、できなかったお蔵入りシーンの話である。「これまで何度もおごってきた自分に対しての義理を欠いている。だから一度私にごちそうしなさい、と上沼さんが言ったのです。ここまでは、いつも通りの愛のあるいじりでした。しかし、『あんたこの番組に途中から来た子やんか。最初からブッキングされた出演者ちゃうやん』と表情を変えて批判し始めたあたりから、空気が変わりました。 共演者が一度止めに入るも、それを制止して梶原さんへの口撃を強めていったのです。彼が笑いに変えようとしても、思うようにいかない。梶原さんは明らかに動揺し、笑いも消え、涙目になっているのが見て取れました。それでもスタッフは上沼さんが怖くて途中で収録を止めることなんてできません」(前出・在阪テレビ局関係者) 1人10万円の高級料亭でスタッフ含め200万円ぶんをおごれと詰め寄る一幕も。「『おごれ』と言ったと思ったら、『おごられたら次の日病気になるからいいわ』と言ったり、梶原さん抜きでスタッフ全員で食事会をしようと提案したり…。現場のスタッフも共演者もいつもの空気と違うのは感じていました。スタジオ内には盛り上げ用のスタッフの笑い声だけが響き、それが一層、雰囲気を恐ろしいものにしていた。そんななか、梶原さんが『なんでこんなに嫌われたんやろ』って絞り出すように話したのが印象的でした」 それに対する上沼の返しで、ついに現場の空気が凍った。「『ほんまに怒ってんねんで。コロナでみんながイライラしてんねん。バラエティーやから笑わそう思って、って思ってるやろ?』と聞いた後、少し間を置いて、憤怒の表情で梶原さんの方を向きながら一言、『ちゃうで』と言い放ち、『イラついてんねん。キミに!』と続けたんです」(前出・在阪テレビ局関係者)「ちゃうで」ではなく、「そやで」と言えば緩和だったが、スタジオに緊張を走らせ続ける上沼。その間、ゲストは言葉を挟むことができず、ずっと苦笑いをするのみだったという。「その後は、聞きたくもなく、耳をふさいでしまったのであまり覚えていませんが、コロナが終息した頃にいなくなる芸人の代表として梶原さんを名指ししたりしていました。どう見てもパワハラです。意地悪いのが、最後に『コロナうつだからごめんな。ほんまはちゃうねん』と言っていたこと。あの一言で、“パワハラ”が“いじり”に変わるのでしょうか。正面から受け取って傷つく方が馬鹿を見る空気感でしたね」(前出・在阪テレビ局関係者) その後、梶原は上沼とのラジオ収録もあったが、「急性胃腸炎」という理由で出演を取りやめた。「梶原さんが精神的にかなり繊細なのは上沼さんがいちばんわかっているはず。毒舌キャラが暴走するのを止められないわれわれスタッフの責任もあるとは思うのですが…口出しなんてできなくて」(前出・在阪テレビ局関係者) 結局、梶原は自ら降板を申し出たという。 社会心理学が専門の新潟青陵大学大学院教授・碓井真史さんはこう解説する。「上沼さんの発言は、広義のパワハラに相当するでしょう。社会的に優越的な立場からの圧力や、人格を否定するような発言は悪であるという認識が広まったいま、芸能界の古い常識にとらわれていると、名誉毀損や侮辱罪が成立する可能性もあります」※女性セブン2020年7月16日号
2020.07.02 16:00
女性セブン
審査員から歌手に?
上沼恵美子、寵愛したキンコン梶原が番組を降りるまでの騒動
《梶原くんは東京から行ったり来たりがしんどいということで》。6月29日、“西の女帝”と呼ばれる上沼恵美子(65才)のラジオ番組『上沼恵美子のこころ晴天』(ABCラジオ)の冒頭、上沼が突然、本人不在のなか、隔週レギュラー出演をしていたキングコング・梶原雄太(39才)の“卒業”を発表した。「翌週の放送で、本人が出演したうえで発表する予定だったのを急に発表したのでスタッフもてんやわんや。もともと、台本を用意して話すようなかたではないのですが、本人不在でのあの説明は誤解を生むものでした」(ラジオ局関係者) 放送終了直後、梶原は自身のSNSで《「忙しくなって東京から行くのがしんどくなったから卒業した」と僕が言った事実はございません》と反論ともとれる投稿をした。 2人は長く、師弟関係を続けてきた。上沼が梶原をかわいがり、梶原も上沼を恩人と慕っていたのは周知の事実。その関係はいつ崩壊していたのか。 その謎を解くカギは、ラジオから3日前の26日に放送された、もう1つの2人の共演番組『快傑えみちゃんねる』(関西テレビ)にあった。「『快傑~』は、関西では金曜夜に放送される人気のトークバラエティー番組です。今年で25周年を迎える長寿番組でもあり、2018年には関西テレビが企画した『関西人1万人が選ぶカンテレ人気番組ベスト20』で第1位に輝いています。梶原さんは2015年からレギュラーとして出演しています」(テレビライター) しかし、この日の放送は、まるで梶原が不在であるかのようだった。70秒──約1時間の番組で梶原が話をした秒数だ。梶原が2か月ぶりにスタジオに登場したことに触れるわけでもなく番組は進んでいく。あまりにも短すぎるのではないか。「実は話していないわけじゃないんですよ」とは、在阪テレビ局関係者。「それなりに上沼さんと梶原さんのやり取りもあったのですが、放送に耐えられない空気になってしまい、お蔵入りになったんです。上沼さんも調子が狂っていたのか、歯止めがきかなくなっていて、聞いていてしんどかったですね」 梶原は活躍の場をネットに移し、2018年にカジサックとしてYouTuberデビュー。チャンネル登録者が100万人を超えなかったら引退すると自分を追い込んだ結果、いまや204万人を突破。芸能人YouTuberを牽引する存在になっている。 一方の上沼は、在阪局のほとんどで自身の名を冠した番組を持つ“西の女帝”。姉とコンビを組んだ歌える漫才師、海原千里・万里の千里としてデビューし、最近では、審査員として出演したM-1グランプリでの、上沼の女帝ぶりを知らしめる“事件”が記憶に新しい。「2018年、出演した吉本興業所属の芸人2人が、酒に酔った状態でSNSでのライブ配信を行い、上沼さんに審査員を辞めるように迫るなど、暴言を吐いたのです。それにいち早く反応したのが、彼らの先輩であるダウンタウンの松本人志さんでした。暴言を吐いた2人を叱責すると同時に、上沼さんに挨拶に行きたいと、直接謝罪の意思を表明したのです。このことは、上沼さんの力を広く知らしめることになりました」(前出・テレビライター) 関西で絶大な人気を誇っていた島田紳助さんが引退し、やしきたかじんさんが亡くなって、女帝の支配力は以前に増して強くなっている。そんな女帝が息子のようにかわいがったのが梶原だった。「梶原さんはキングコングとしてテレビ出演が急増し、人気絶頂だった2003年に、あまりの多忙さに心身症を患い、失踪騒動を起こしています。休養を経て現場に復帰して仕事も増えてきましたが、不安定な状態に引退を考えた時期もありました。それでも、『あなたはスターになれる』と、自信を失う梶原さんを奮い立たせ、『快傑~』のレギュラーに抜擢したのが上沼さんでした」(芸能関係者) 梶原も、その心意気に呼応するように、上沼の大ファンを公言し、YouTubeの世界に飛び込んだのも、背中を押す上沼の言葉があったからと周囲に話していた。「あまりの寵愛ぶりに、一時は怪しい関係なのでは、と疑われたほどでしたよ(笑い)。2016年には『快傑~』のハワイロケに一緒に行っていますが、カメラの回っていないところで、上沼さんは100万円以上のロレックスの腕時計を梶原さんに買ってあげていたそうです。誰の目から見ても、溺愛しているのは間違いありませんでした」(テレビ局関係者) しかし、愛が深すぎれば深すぎるほど、ほんの些細なきっかけで、逆の感情に針が振れてしまうこともある。そのきっかけは、意外なところにあった。「『快傑~』の構成作家を務める上沼さんの次男です。彼が梶原さんを目の敵にして、番組のプロデューサーや母親である上沼さんに梶原さんについての悪評を広めたといわれています。あまりに母親が梶原さんを評価するから、次男はそれに嫉妬していた、と言う人もいます」(前出・テレビ局関係者) 緊急事態宣言下で仕事が制限されるなか、梶原はステイホームを守りながらYouTubeに動画を投稿し続けた。「この行動に次男がネガティブキャンペーンを張ったのです。上沼さんにも、『自粛期間中に自分たちの番組には出ないで、YouTubeで活動しては大金を稼いでいて、その連絡も一切ない。義理を欠いていないか』と告げ口をしたんだとか。神経が過敏になる自粛の日々のなか、こういった言葉に、上沼さんの“梶原評”も徐々に変化していったんです」(前出・別のテレビ局関係者)そして、6月26日放送の『快傑~』の収録で、上沼は“義理を欠いている”と梶原を責めた。それは“いじり”の域を超え、“パワハラ”に近いものだったのだ。 その後、梶原は上沼とのラジオ収録もあったが、「急性胃腸炎」という理由で出演を取りやめた。そして、梶原は自ら局に対して降板を申し出たという。 この事態を上沼はどう受け止めているのか。ラジオで梶原の卒業発表をした直後の上沼本人に話を聞いた。「本番中にきついこと言うのは愛です。ただ、梶原くんの返しがものすごく下手だったの。とりあえず、もう少し力をつけるべきでしたね。これが私の感想です。自分がよく知ってますわ。全く役に立っていないとね。それで、吉本さんから辞めさせたいと申し出があったということですわ」 と、愛の“いじり”だと語る。構成作家の次男については、「息子が『梶原さんはちょっと役に立っていない』とプロデューサーに言ったみたいです。それについては怒りましたよ。構成作家が言う言葉じゃないでしょ。息子も責任とって番組を離れます。私が梶原くんをかわいがってたことに嫉妬も入ったかもわかりませんね」※女性セブン2020年7月16日号
2020.07.02 07:00
女性セブン
石橋貴明YouTuberデビューで注目される「松本人志の決断」
石橋貴明YouTuberデビューで注目される「松本人志の決断」
 ついに関東のお笑い界の大御所、とんねるずの石橋貴明(58才)が、6月19日にYouTuber(ユーチューバー)デビューを果たした。まずは、6月18日に公式ツイッターを開設し「よくわからないけど、(演出家の)マッコイ(斉藤)にやれって言われ開設しました。すぐ飽きちゃうかも」とツイート。その深夜には、TBSラジオ『木曜JUNKおぎやはぎのメガネびいき』に乱入し、共演歴の多い後輩お笑いコンビ・おぎやはぎに絡んで、久々に“ノリ芸人”の面目躍如たる大暴れをした。 同ラジオでは、自虐的に「(今のテレビ界で)ほぼほぼ戦力外通告だから、マッコイが『最後の死に場所を俺が作ってやる』って言うから」と、ネット界で始動した理由を明かすと、「この1年やってみてダメなら、まぁ引退」とまで宣言して、世間を驚かせた。 その勢いで「石橋、ヒマだからYouTubeやるってよ」と、公式YouTubeチャンネル「貴ちゃんねるず」も開設。初回は、2018年3月での放送終了まで「とんねるずのみなさんのおかげでした」の演出家だったマッコイ斉藤氏に直撃されて、YouTuberデビューを決断した瞬間の映像を配信すると、わずか2日で100万回再生を突破した。 テレビ局関係者は「貴さんは、コンプライアンス重視で、かつての自身のお笑い映像すら流せなくなったテレビ界に限界を感じていたので、テレビではできないことを配信してくるはず。何をやられるのか、皆が注目しています」と語る。 こうなると、もう1人の大物芸人の動向にも、がぜん注目が集まってくる。ダウンタウンの松本人志(56才)だ。 新型コロナウイルス禍の自粛生活中に、ツイッターで「松本人志に望むことはありますか~?」と募ると、人気YouTuberのカジサックことお笑いコンビ・キングコング梶原雄太らから「YouTuberデビュー」を求める声が、多く寄せられた。5月11日放送の「ワイドナショー」(フジテレビ系)では、それに対して「ツイッターでも動画配信もできる。一銭の金にもならんほうがいいかなと思う」と回答していた。前述のテレビ局関係者はこう話す。「松本さんはテレビの冠番組が多く、テレビでできない企画もAmazonプライムビデオの冠番組で実現できているので、現状はYouTubeに進出する必要性がありません。ただ、少し前までは、貴さんのYouTuberデビューも想像できなかった。松本さんほど笑いにストイックで貪欲な人はいません。次のステージとしてYou Tubeが相応しいと思えば、決断する可能性はあるでしょう。私も、松本さんのYouTubeがあったら見てみたいですね」 石橋が動いたことで、いよいよ“西の大物”も動き出すか。
2020.06.26 16:00
NEWSポストセブン
YouTuberデビューした江頭2:50
江頭2:50がYouTubeチャンネル開設「世界のEGA」を目指す
 2月1日、芸人の江頭2:50(54才)がYouTuberデビューした。チャンネル名は「エガちゃんねる」。最初の公開動画では「お尻書道」と題して、江頭が尻に筆を差し「エガちゃんねる」と墨で書くという、いきなり過激なチャレンジに挑む。週4回(月・水・金・土)の配信を予定し、今後は「ネットにあふれる江頭伝説、ウソorホント」「江頭、草なぎ剛を語る」「ペットボトルロケット 股間で白刃取り!!」などの配信が予定されている。今回、江頭がYouTubeチャンネルを開設するに至った経緯とは?「世界中の人々を笑顔にするため」という江頭は、YouTubeと自身の体を張った芸の親和性は高いと語る。「俺の芸は言葉が通じなくても分かるだろ? 全世界76億人に、男の生き様を見せてやるぜ! 俺は世界のEGAを目指す!」(江頭・以下「」内同) 江頭と「世界」の話でいえば、2008年の北京五輪では全身金色タイツ姿で登場し、2012年のロンドン五倫でも金色のタンクトップ状姿で現地に登場し、海外からも「面白いヤツがいる」と評価されたこともある。元々海外の人からは面白がられる素地はあるだけに、江頭の「世界のEGAを目指す!」という宣言が出たのだろう。 東京五輪まであと半年。それまで積極的にYouTubeに動画を配信し続け、外国から来た人が五輪の時に「知っている日本の芸能人は?」と聞かれたら「EGACHAN」「EGASHIRA」や「EGA」と答えるような状況を目指すという。◆最大の敵は「コンプライアンス」 しかしながら、懸念もある。YouTubeの規制が意外と厳しいのだ。江頭のトレードマークといえば、黒の長タイツに上半身は裸というもの。だが、YouTubeには「乳首の露出禁止」という規約があると言われている。第1回の収録は急遽「NG」と書かれたガムテープを貼って行ったが、将来的には「エガちゃんの乳首、何で隠すかを考える会議」という動画の制作も検討しているという。「最近のテレビ番組で一番言われるのは、『コンプライアンス』。じゃあ、YouTubeで暴れてやるぜ、と思ったら、YouTubeも厳しいじゃねーか! でも、暴れる場所が減った今、俺はYouTubeの可能性に賭けてる。這いあがって行く男の生き様を見せてやるぜ!」 今後はYouTubeでは本気でカラオケを歌ってみたり、原宿をゲリラで歩いてみるなど新たな一面も見せていくようで、今後の展望も色々と考えている。「色々な企画を考えるのがワクワクするぜ!『「ぷっ」すま』で一緒だった草なぎ剛と『エガちゃんねる』で対決!とか、『笑っていいとも!』を13年間出禁になったきっかけとなった『橋田壽賀子キス事件』があったけど、橋田先生にあの時のことをお詫びしに行くというのも考えてるぜ。それで橋田先生の地元・熱海でデートをして、最後にはキスして再び激怒される、っていうのいいだろ?」 最後に江頭の目標を聞いた。「カジサック(キングコング・梶原雄太)が1年でチャンネル登録数100万人を目標としてスタートしたんだろ? じゃあ俺も(笑)。いかなかったら全身の毛を剃ってやるよ。その代わり、もしも100万いったら草なぎをゲストに呼ぶ! 俺らマブダチだから。で、全裸対決してやるぜ!」 かくして意気込みを見せる江頭だが、「世界のEGA」になることができるか。新たなる“江頭伝説”が幕を開けた。
2020.02.01 07:00
NEWSポストセブン
残念な兄のはずの千原せいじがモテる理由(イラスト/ヨシムラヒロム)
千原せいじがモテる理由 そのYouTubeに男の生き様を見た
 テレビやメディアの報道だけでは、有名人の本当のパーソナリティはわからない。当たり前のことだが、よく見かける姿に惑わされがちだ。お笑いコンビ千原兄弟の兄、千原せいじに対する大雑把なイメージは「さえないおっさん」ではなかろうか。ところが、実際にはかなり女性にモテているらしい。イラストレーターでコラムニストのヨシムラヒロム氏が、YouTuber千原せいじのトーク力から、本当にモテる男のあり方について考えた。 * * * キングコングの梶原雄太が「カジサック」名義でYouTuberとなり大成功を掴んだ。以降、「二匹目のドウジョウ」を狙う吉本芸人が続々とYouTuber化している。数ヶ月前まで芸人とYouTuberには明確な差があり、前者が後者に勝る存在だと認識していた人は多いと思う。しかし、二足の草鞋を履く芸人が増加した現在、その差は曖昧になる一方だ。 芸人YouTuberは、特技を披露したり、テレビに似た企画を行ったり、と様々な趣向を凝らした動画を配信している。その中でも異彩を放つのが千原兄弟の兄・千原せいじがメインを務めるチャンネル『きいたんやけどおじさん』。「井戸端会議バラエティー」と称したチャンネルでは毎回「きいたんやけど……」を枕詞に千原せいじが各所から仕入れた話を披露していく。端的に表すと「陰謀論めいた話で盛り上がろう」といった趣旨の動画である。 11月21日に配信がスタートし、12月10日までに6本の動画が公開されている『きいたんやけどおじさん』。その全てを鑑賞したが、特に記すべき点はない。ただ、動画を観ているうちに、千原せいじがなぜモテるのか……が図らずも見えてきた。動画には、わずか半年で2度も不倫騒動が表沙汰になった芸人の生き様が刻印されていた。 まず、最初に観えてきたのが千原せいじのコミュニケーションセンスの高さである。 コミュニケーションにおいて対等であることは難しい。長年付き合っている知人ですら上下は存在し、会話のベースはイジる役とイジられ役で成り立っていることが多い。また、シチュエーションやシーンによって役柄が変化することも……。たとえば、地元ではイジり役だが、社会ではイジられ役になっている人もいるだろう。 芸人の世界ではこういった交代劇が公私に渡り、繰り広げられている。テレビで千原せいじを観た場合、弟・千原ジュニアから「残念な兄」と紹介され、イジられる役となる。しかし『きいたんやけどおじさん』では、聞き手となる後輩3人を相手に饒舌な語り口を披露する。つまり、YouTuber千原せいじはイジる役である。「イジる」と「イジられる」の関係は、群れの中でのマウンティングに似ている。あるグループのなかでボスになるか、部下になるかはモテを決定づけるうえで重要なポイントだ。高崎山のボスザルをめぐる攻防を思い起こすまでもなく、一般的にはボスのほうがモテるわけだ。千原せいじ含めた全ての芸人がモテを目指し、イジり役の時間を増やそうとするのは必然の現象である。 多くの女性は「優しい人が好き」と言う。しかし、相手の立場を思いやって強いことを言えない優しい人はイジられ役に回ることが多い。つまり、優しい人はどうもモテの土俵でウケが悪い。そういえば『「いい人」ほど収入が少なくなる』といった嫌な研究結果もあったなぁ……。「がさつ」なイメージが強い千原せいじだが、動画を観ている限り、雑味以上に人間的な凄みを感じることが多かった。大人になると社会に対してどこか諦めた見方を身につけ、何事に対しても一線を引くものである。しかし、千原せいじは子供のように素直な感情をストレートに体現する。 その素直さをみると、各所から「陰謀論めいた話」が舞い込んでくることも理解できる。情報を提供すれば嘘がない笑顔で喜ぶだろう。ネタ元としては眉唾でも面白い話を話したくなる、といった気持ちにもなる。 千原せいじほど表情を変えて話す大人もいない。話している内容に合わせた「喜怒哀楽」が顔に浮き出る。それも秒単位で感情が巡っていくので、顔面の変化が激しい。そこに幼児性が垣間見えた。「がさつ」な言動の合間にのぞく無邪気さも、モテへと繋がっているのかもしれない。 そもそも、「フェイクニュース」が問題となっている昨今、こういった形態のチャンネルを始めること自体が無邪気である。千原せいじは「聞いた話やで」と言いつつも断定口調で自信満々に話してく。周りを気にしないタフな人なのだろう。今時の繊細な男には持ち得ない、豪快さがある。竹を割ったような性格に惹かれる女性がいてもおかしくはない。 そして、2度の不倫騒動を起こしておきながら、怒られはするものの周囲から許される理由も上記の事柄に由来する。千原せいじは「好感度」や「共感」を視聴者に売っていない。そういった意味で希少価値の高い芸人である。芸人はアウトサイダーとして世の中に登場するが、売れていく過程で自らのキャラクター性を薄めていく。一般人に似た感覚を持つことをアピールしていく。そして、最終的には大衆の善意に寄り添うことで長期安定の人気をつかもうと図る。ゆえに穏やかなイメージだけが浸透したとき、印象を裏切る行為が露見すると、好感をもってくれていた人たちから大きな反感を持たれる。 対して千原せいじは異質な存在として紹介され続けてきた芸人だ。視聴者は「共感」することもないので、何をやられても裏切りを感じるわけがない。「好感度」を逆算した美辞麗句なコメントを操り、安易に人気を集める芸人もいる中で、そういった手口に頼ってこなかった強みがここにきて表出している。 最近の視聴者は、芸人を含めたタレントに「いい人」「悪い人」とジャッジを下すことを好む。前者と思われる方が得、タレントは自らを「いい人」として演出する。僕はこの一連の流れがテレビをつまらなくさせたと思う。直接、危害を加えてくるわけでもないタレントに良心を求めるのはナンセンスだ。勝手に「いい人」だと思い込み、裏切られたから怒る視聴者もおかしい(安易に「いい人」をやるタレントも確かに罪深いが)。 普通に生きていればわかるが、シーンによって「いい人」は「悪い人」にも変わる。逆もまた然り、タレントを「いい人」か「悪い人」で測ることがそもそもの間違いだ。 千原せいじは不倫騒動を週刊誌の記者に直撃された際、「俺はやっぱり、女にモテるために芸能界に入ったみたいなところもある」と語った。 ある程度の地位を掴んだ芸人は自らが品性を持っていることを演出しがちだ。不倫をした際のコメントが白黒はっきりしないこともある。対して、千原せいじはコレ。芸人になった瞬間から今まで、ポリシーが一切ブレていないとわかる。身の丈以上に自身を演出しない潔さは、男の僕でも惹かれるものがある。 千原せいじはどんなシチュエーションでも変わらない稀有な人である。舞台がテレビからYouTubeになっても、直撃取材されても同じ。一連の不倫騒動とYouTuberとなった千原せいじを観て、首尾一貫した生き様を再確認した。タレントでありながら、これだけ強気に「いい人」を放棄できたのならモテるに決まっている。●ヨシムラヒロム/1986年生まれ、東京出身。武蔵野美術大学基礎デザイン学科卒業。イラストレーター、コラムニスト、中野区観光大使。五反田のコワーキングスペースpaoで月一回開かれるイベント「微学校」の校長としても活動中。著書に『美大生図鑑』(飛鳥新社)
2019.12.17 16:00
NEWSポストセブン
ローラ、YouTuberに転身か 「テーマはハイセンス生活」とも
ローラ、YouTuberに転身か 「テーマはハイセンス生活」とも
 モデルにタレント、さらにはハリウッドでの女優デビューと、活動の場を広げてきたローラ(29)が、さらに新たなジャンルへの挑戦を決めたという情報が飛び込んできた。インターネット上で次々とヒーローを生み出しているYouTuber(ユーチューバー)だ。 最近、テレビでは以前に比べローラの姿を見ることはかなり減った。「ほとんど地上波の番組には出ていないですね。過去に政治的発言があったことで、波風が立つことを恐れるテレビ局サイドが起用に二の足を踏んでいるのでは」(テレビ局関係者) ローラは昨年末、自身のインスタグラムで、沖縄・辺野古の埋め立て問題に言及したことが話題となった。〈美しい沖縄の埋め立てをみんなの声が集まれば止めることができるかもしれないの。名前とアドレスを登録するだけでできちゃうから、ホワイトハウスにこの声を届けよう〉(ローラのインスタグラムより) その後も環境問題など、自分の関心の高いテーマをインスタで取り上げることが増えた。バラエティー番組で人気に火を付けた「おバカタレント」の姿は影を潜め、「意識高い系セレブタレント」に転身したかのように見られていた。「テレビに出られなくても今のローラに焦りは全くないようです。ネット上の情報発信だけで十分にやっていけます。CM契約もありますし、今の彼女はテレビタレントだった頃に比べて人気が劣ったわけでもない」(前出・テレビ局関係者) ローラのインスタのフォロワーは約570万人で、SNSのインフルエンサーとしては不動の地位を築いている。今でも大手企業のCMに引っ張りだこ。地上波テレビからは敬遠されがちな政治的発言も、現時点ではCM業界では特に影響していないようだ。 そんな揺るぎないSNS人気を生かし、ローラが検討しているというのがYouTuberデビューだ。彼女の知人が明かす。「現在、水面下で準備を進めているそうです。YouTuberといえば自分で撮影、編集までやってしまう人もいますが、彼女は有名制作会社とタッグを組むという話があり、映像のクオリティはかなり高くなるはず。このまま話がまとまれば、年内にはデビューを発表するという情報もあります」 最近、タレントのYouTuber転身例は増えている。例えばお笑いコンビ・キングコングの梶原雄太(39)はYouTuberとしての芸名「カジサック」として人気を博したり、女優・本田翼(27)はゲーム実況配信で新たな魅力を届けたりしている。一方で、タレントといっても、飽きの来ない動画コンテンツを提供し続けるのは、至難の業でもある。 ローラが考えている映像の内容はどういったものか。「まだ構想段階ですが、ローラの生活そのものを映しだすことになりそう。彼女がインスタで見せていることを動画にするわけです。東京やロサンゼルスでのハイセンスな生活、トレーニング風景、最新ファッションに関する情報発信、そのほか動物や環境問題なども扱うと見られます」(前出・ローラの知人) ローラの所属事務所にYouTuber転身の予定を聞いたが、締め切りまでに返答はなかった。 彼女の決めゼリフのように、YouTuberデビューも「OK~」となるか。
2019.11.27 16:00
NEWSポストセブン
巧みなMC術で注目されるSHELLY(時事通信フォト)
タレント・SHELLYの司会術 スタッフも驚く「傾聴力の高さ」
 ネタだとしても笑えない……。いまやバラエティ番組での“ウケを狙った”発言が炎上するのは珍しいことではない。お笑いの在り方にも変化が求められる中で、“イジリへの違和感”を表明しているタレント・SHELLYに注目が集まりそうだ。 3歳と1歳の女児2人の母親であるだけに現在は少々仕事をセーブしている様子のSHELLYだが、それでも日本テレビ系『ヒルナンデス!』や同局系『今夜くらべてみました』と人気番組のMCを任されている。明るく収録を盛り上げつつも、臨機応変に番組を進行していく手腕は、2度の産休を経ても健在だ。 SHELLYの特筆すべき点といえば、単純なMCスキルの高さだけでなく、バラエティ番組における“イジリ”への違和感をいち早く表明したことも挙げられる。番組MCを担当するAbema TV『Wの悲喜劇~日本一過激なオンナのニュース』で2019年3月に「ブスという呪い」というテーマの企画が行われたとき、SHELLYは、「ブスはイジってもOK」とみなす風潮にはっきり苦言を呈した。 さらにSHELLYは番組公式ブログにて、バラエティタレントは“ブスイジリ”に対して難しい立場であるとした上で、〈なんか最終的に子供の教育(にとってどうか)だなって〉と自ら綴った。メディアが人々の価値観に与える影響力を意識しているようで、〈他人の容姿を悪く言っちゃいけないっていう、他人が傷つくことを言っちゃいけないっていうのは大前提であって、その大前提をみんな忘れかけてないかっていうことですね〉と続けている。 かねてより「イジリ」と「イジメ」の境界線については議論されている。評論家の宇野常寛氏は2019年2月、“YouTuber・カジサック”ことお笑いコンビ・キングコングの梶原雄太と共演した際に、梶原による“イジリ”に不快感を覚えてイベントを途中退席したことが賛否両論を招いた。その後、宇野氏は、〈「芸人」なら、バラエティならイジメが許されるなんて間違ってる〉とTwitterで主張した。 宇野氏と梶原の騒動をきっかけに脳科学者の茂木健一郎氏が、“イジリ”に対する考え方についてTwitterでアンケートを募ったところ、7885票のうち「好きである」が17%、「嫌いである」が55%、「どちらでもない」が28%という結果になった。もちろん、Twitterで一個人が募ったアンケートにどれだけ信頼性があるか考える余地はある。しかし、「バラエティ番組のイジリが苦手な視聴者も多い」とは充分言えるのではないか? 先述の『Wの悲喜劇~日本一過激なオンナのニュース』にも携わった経験のあるAbema TV元関係者は、このように語る。「『Wの悲喜劇』は、『ブスという呪い』以外にも、就活セクハラや身体障害者の恋愛などセンシティブなテーマを扱うことが多い番組です。SHELLYさんはどんなテーマのときも、しっかり当事者の話を聞いた上で、自分なりのコメントを言えるし、相手からより深い言葉を引き出すこともできます。その場をワッと盛り上げる力というより、傾聴力の高いタレントという印象ですね」 イジリが人を選ぶものになっている以上、より多くの視聴者に愛されるために“脱・イジリ”を意識した番組は今後増えていくかもしれない。となると、イジリへの違和感をはっきり表明したSHELLYの需要もさらに高まっていきそうだ。●取材・文/原田美紗(HEW)
2019.11.15 16:00
NEWSポストセブン
カジサック、ヒロシら成功者も続々 YouTubeは芸人のあり方をどう変えたか
カジサック、ヒロシら成功者も続々 YouTubeは芸人のあり方をどう変えたか
 毎年数多くの人たちが、芸人を志して芸人養成所の門を叩いている。しかし、その中から売れる芸人になれるのはほんのわずかだ。さらにそこから何年も継続して売れる芸人となるとさらに少なくなる。 今も昔もテレビに出ることを目標としている芸人は多い。テレビほど知名度が上がる媒体はなく、知名度が上がることによってテレビ以外の仕事に繋がってくるからだ。だが、そうした芸人の意識も少しずつ変わってきている。もちろんテレビに出ることが一番いいのだが、先にも述べたように芸人の数はとても多く、テレビに出られる人数が限られているのだ。 そうした背景から、テレビ以外に活躍の場を求める芸人も増えてきている。それが「YouTube」だ。最近、YouTubeで配信を始めたという芸歴10年の芸人に話を聞いた。彼はこれまでテレビ出演経験は数えるほどしかない。「ライブの企画で映像を作ったのですが、それをYouTubeでも配信をしたら思ったより再生回数があって、それ以来、定期的にYouTubeの配信を始めようと思いました。YouTubeは自分で自由に配信をすることができるし、チャンネル登録者数が多ければ再生回数が増えてテレビに出るよりも人に見られる可能性もありますよね。もちろん、再生回数によってお金が発生するのも魅力のひとつです」 芸人の中には、様々な得意分野を持っている人がいるが、だからといって、その得意分野を武器にテレビ番組に出られるわけではない。しかし、YouTubeなら自由に配信ができるので、自分の得意分野で勝負をすることができる。 最近の芸人の中で、一番YouTubeで成功したと言われているるのは、キングコングの梶原雄太だろう。2018年10月、梶原は「カジサック」としてYouTubeチャンネルを開設し、2019年末までにチャンネル登録者数が100万人に達しなかった場合、「芸人を引退する」と公言していた。当初は、周囲の芸人たちも「梶原がさまよっている。大丈夫か?」などと冷ややかな目で見ていたという。しかし、時が経つにつれその雰囲気は全くなくなった。チャンネル登録者数は順調に増え続け、7月に見事目標を達成したのである。 梶原は元々芸人としての知名度はあった。しかし、お笑い界の人気の移り変わりが激しいことは重々承知していたことだろう。次から次へと新しい芸人が出てくる中、いつまでもテレビ出演できるとは限らない。そこで、YouTubeに目を向けたのではないか。 YouTubeでは、若い頃から培ってきたテレビ出演の経験を活かし、クオリティの高いロケ番組やトーク番組を作り続けている。今まではテレビの出演者であったのだが、今は自分でプロデュースし、番組を作り出演者としても頑張っている。彼はYouTubeを始める前に毎日寝る時間を削ってYouTube番組を見て勉強したのだという。◆テレビでは見かけないが一部での知名度は抜群「ヒロシです……」のネタでブレイクしたピン芸人のヒロシもYouTubeで成功している一人だ。彼はキャンプの動画を配信している。ヒロシは極度の人見知りという性格もあり、一人でキャンプに行くことが多いのだという。それをYouTubeで配信したところ昨今のアウトドアブームにも乗り、チャンネル登録者数を順調に伸ばしている。他にも、バイキングの西村瑞樹やうしろシティ・阿諏訪泰義などもキャンプ関連のYouTube番組を配信している。 よしもと所属の女芸人・鈴川絢子もYouTubeの成功者の一人ではないだろうか。彼女は電車関連の動画を配信しており、その中でも子供向けのコンテンツが人気だ。テレビで見かけることはほとんどないかもしれないが、小さな子供を持つ親の間での知名度はかなりのものだろう。 最近、YouTube配信を始めたという、芸歴20年のある芸人が、こんなことを言っていた。「テレビの世界は化け物ばかりなんですよ。だからテレビで売れるのは諦めました。で、自分の好きなことでYouTubeを始めたんです。カジサックとかに比べたらまだまだですが、チャンネル登録者数も増えてきて、少しずつですがYouTubeの収入が増えてきました。朝、携帯に前日にいくら稼いたかの通知が来るので、毎日パソコンを開くのが楽しみになっています」 少し前まではYouTubeに活路を見出そうとする芸人は、負け組のように捉えられていた面もあった。しかし、今では芸人がこぞってYouTubeチャンネルを作って自分の得意分野で勝負している。そこからテレビの仕事に繋がることも珍しくない。 そして彼ら/彼女たちは、たとえテレビの仕事が増えたとしても、“自分を育ててくれた”YouTubeでの配信を続けるのではないか。YouTubeというメディアが、芸人たちのあり方の新しい可能性を示すようになっている。●文/矢口渡(芸人ライター)
2019.08.28 15:00
マネーポストWEB
これまで松本との間には大きな溝が…
ナイナイ岡村隆史 松本人志との会談を求めたことの衝撃
 雨上がり決死隊の宮迫博之(49才)、ロンドンブーツ1号2号の田村亮(47才)らが、所属する吉本興業を通さず仕事をしてギャラを受け取る「闇営業」を行ったことから始まった吉本問題。 7月20日に宮迫と亮が会見し、吉本の岡本昭彦社長(52才)から「俺にはお前ら全員をクビにする力がある」などのパワハラ発言を受けたことを暴露すると、世間の関心は闇営業から「吉本興業という会社」そのものに移った。 まず吉本問題の核心をえぐり出したのは『スッキリ』(日本テレビ系)でMCを務める極楽とんぼの加藤浩次(50才)だった。 共にダウンタウン・松本人志(55才)のマネジャーも務め、松本派といわれる大崎洋会長(66才)と岡本社長のワンマン体制を否定し、こう発言した。「大崎さん、岡本さん、この2人をみんなが怖がっている」「松本さんにとっては(大崎さんと岡本さんは)ずっと一緒にやってきた同志だと思う。(中略)でも今の岡本社長、そして大崎会長の体制が続くんだったら、ぼくは吉本興業を辞める」 一連の経営陣批判は「加藤の乱」と呼ばれ、一気に緊張が高まった。「表面的には経営陣vs加藤浩次に見えましたが、その背景には根深い問題がある。つまり吉本の主流派vs非主流派。もっといえば、松本軍団vsナインティナイン・岡村隆史さん(49才)率いるめちゃイケ軍団という対立構図があるともいえます」(芸能関係者) 加藤の味方は多い。「銀座7丁目劇場」で下積み時代を過ごした芸人たち、そして大阪出身ではない後輩芸人たちだ。「加藤派というのがあるとしたら、ロンブーの2人をはじめ、同じく北海道出身のタカアンドトシや平成ノブシコブシの吉村崇(39才)、『スッキリ』で共演するハリセンボン近藤春菜(36才)などがいます。 でもいちばんの味方は岡村さんでしょう。デビュー当初こそライバルで意識し合っていたこともあるけど、『めちゃイケ』での共演を経て、お互いそんなことを口に出すタイプではないですが、今では親友の域に達していると思いますよ」(テレビ局関係者) 騒動渦中の7月20日、加藤はキングコングの梶原雄太(38才)が運営するYouTubeチャンネル『カジサックの部屋』にゲスト出演し、岡村との関係を明かしていた。 1996年に『めちゃイケ』が始まった当初、番組はあくまでナイナイ中心で、極楽とんぼの出番はごく一部だったという。「なんで岡村ばっかり」というジレンマを抱える毎日だったが岡村の仕事に対する態度を見て評価が変わったという。「若い頃の加藤さんは芸人風に徹夜で遊んで二日酔いのまま現場に向かっていたそうです。すると、どんな場面でも必ず一生懸命な岡村さんがいる。誰よりも必死にボケて、毎回いちばん必死な岡村さんを見て、加藤さんも現場に対する考えが変わったと語っていました。この時期にこのタイミングで岡村さんのことを“とんでもなくカッコイイ”と公言したのですから、加藤さんと岡村さんがしっかりつながっているという意思表示に感じられました」(前出・芸能関係者)◆会見後すぐにさんまに相談 加藤の発言を受けたのか、7月25日に放送されたラジオ『岡村隆史のオールナイトニッポン』(ニッポン放送)で、岡村は番組開始から30分にわたって一連の騒動に言及した。そこでは、会見の前日に宮迫から連絡があって「(相方の)蛍原(徹・51才)を頼む」と告げられたことや、会見後に明石家さんま(64才)に電話で相談したことが明かされた。 岡村の動きを吉本関係者は複雑な思いで見ていたという。「長らく松本派と見られていた宮迫さんですが、会見前にいちばん大切な相方を頼むと電話した相手は岡村さんなんだと…。その岡村さんがいの一番に相談したのはさんまさん。岡村さんは真面目で寡黙な性格で知られ、一時はメンタルを患って芸能活動を休んだほどですが、今回の件では自ら周囲に連絡をとるなど積極的に動いていた。それでもやっぱり松本さんには連絡をとれなかったんでしょう。本当に吉本大分裂の危機だと感じました」(吉本関係者) これまで岡村と松本の間には深く大きな溝があった。「ナイナイがデビューしたのは、ダウンタウンの全盛期。当時はダウンタウンに認められることが、スターへの近道でした。実際、今田耕司さん(53才)や東野幸治さん(51才)、ココリコらはダウンタウンとの共演をきっかけにして人気者になりました。彼らは松本さんには頭が上がらないはずです」(前出・吉本関係者) 松本の影響力に加え、吉本経営陣の大崎・岡本のラインは過去に数々の軋轢を生んだ。「吉本における松本さんの存在感は別格です。吉本幹部が松本さんに忖度することは珍しくない。以前、タカアンドトシが日本武道館で単独ライブをしようとしたら、『武道館でライブをやったのは松本さんだけだから』との理由で上層部がストップをかけた話は有名です」(前出・吉本関係者) その松本に“睨まれた”のが、岡村だった。「東京に出てブレークしたナイナイに松本さんは厳しかった。1994年に発売された松本さんの著書『遺書』の中でも『ナインティナインはダウンタウンのチンカス』と酷評されています。岡村さんは、それから松本さんを怖がり、避けるようになりました」(前出・吉本関係者)「岡村もしゃべりたいと言ってくれている」。7月28日に放送された『ワイドナショー』(フジテレビ系)で、松本は岡村から“会談”を持ちかけられたことを明かした。これまでの経緯があったからこそ、岡村が松本とのコンタクトを求めたことに、衝撃を受ける関係者も多かった。※女性セブン2019年8月15日号
2019.08.02 16:00
女性セブン
スピードワゴン小沢一敬(イラスト/ヨシムラヒロム)
スピードワゴン小沢 YouTubeでのキザ動画は逆に新鮮だった
 YouTube向け動画といえば、テレビでおなじみの芸能人となっても、大きくはっきりした声で、画面の向こうに個人的に語りかけるような話し方が共通する特徴として定着しつつある。そんな風潮はどこ吹く風、スピードワゴン・小沢一敬は独自路線でYouTube動画配信を続けている。イラストレーターでコラムニストのヨシムラヒロム氏が、YouTuberになってもナルシスト路線を変えない小沢(45歳)の面白さについて考えた。 * * * 先日、キングコング・梶原雄太のYouTubeチャンネルの登録者数が100万人を超えた。開設する際に掲げた「2019年末まで登録者数100万人いかなければ芸人引退」を回避した結果となった。家族、芸人仲間と使えるものは全て使い尽くす。出し惜しみをしない梶原の奮闘っぷりが評価につながった。 梶原の成功によって、タレントとYouTuberを兼任する人が増えている。自らのキャラクターを売ることが生業、その点で両者に差はない。「YouTuberと自分を比べて、自身の面白さを再確認する」と話す芸人もいたが、今となっては芸人仲間もYouTuber。数年後には自らのチャンネルを持ち、タレントとYouTuberの二刀流がスタンダードとなっている可能性が高い。 折角、YouTuberデビューするならばテレビと違う動画を届けて欲しい。当初、梶原は「テレビではできないことをしますよ!」と宣言していた。しかし、現状では吉本芸人を呼んでの対談がメインディッシュ。梶原とゲストによる長尺のトーク、確かにテレビでは不可能である。ただ、ここで指す”不可能”とは内容のことではない。放送枠がないからできないだけ、やっていることはトーク番組と変わりない。YouTube動画だからと言って、明かされる秘話もない。あくまでテレビサイズの対談に収まっている。 対して、独力でテレビでできないことに挑んでいるのがオリエンタルラジオ・中田敦彦だ。「YouTube大学」と称し、歴史、古典文学、偉人伝をレクチャーしている。学力とお笑い、自らのスキルをフル活用した”過激な放送大学”とも例えたくなる動画を制作。YouTubeの小さな画面との相性も良く、テレビよりも進化したコンテンツを量産している。 人気芸人兼YouTuberといえば上記の2名である。しかし半年前、ひっそりとYouTuberデビューを飾った人気芸人がいる。みなさん、ご存知だろうか。「君が出てこない夢は全部悪夢さっ」「僕らの世代でTHE BLUE HEARTSとダウンタウンの影響を受けてない人はいない」「漫才ってさ、ジャズなんだよね」“あま~い”セリフで人気を集め、音楽を誰よりも愛しているのに歌がヘタ、独特の世界観から変人と呼ばれるスピードワゴン・小沢一敬である。概要欄には「新しい遊び場 みんなで一緒に遊びましょう」。キザな文言からわかるように、小沢らしいキザな動画を配信している。 梶原、中田と比べて小沢のチャンネルは異質だ。「YouTubeで稼ぎたい」といった素ぶりが全くないのだ。新作動画を公開するたびにツイッターで宣伝する2人(当たり前である)。続けて、小沢のツイートをチェックすれば、自撮りとSKE48の須田亜香里の顔面アップの写真が多い。動画の宣伝が埋もれていた。 梶原と中田は、動画の再生回数を増やすために自らをYouTuber仕様にチューンアップしている。テンションの高い喋り方を心がけ、派手なサムネも用意。テレビよりも元気である。比べて、小沢は話し相手となるディレクターに「オレ、楽屋のまんまだよね」と語りかけるほどの自然体。YouTuber的な意識の高さもこれまた全くない。 高校生の頃、僕はTBSラジオで深夜3時から放送されていたスピードワゴンの番組『キャラメル on the beach』を愛聴していた。そのせいか、僕の小沢のイメージは夜の男。テレビに出演時は奇妙な言動をイジられる役に徹しているが、ラジオでは知的で無頼な一面が漏れていた。麻雀、野球、小説、漫画、音楽、映画、ゲームと様々なジャンルに精通。 相方の井戸田潤が「小沢さんって、飯食いながら麻雀ゲームやって、週刊ベースボールを読んで、さらに漫画も読むもんね~」と話したことを覚えている。勉強ではなくサブカルチャーから知識を獲得してきた側面に惹かれる。雀荘、酒、煙草、小沢には高校生男子が夢中になる匂いがあった。 小沢は自分が得意としないジャンルの話にも強い。「青春パンクって言葉が苦手。頭痛が痛いと言っているようなものだよね(これは得意なジャンルな話だけど)」と物事の本質を突くことに長ける。麻雀仲間ホリエモンは「(頭の良さに)学歴とか全然関係ない。小沢さんは中卒だけどめちゃくちゃ頭いいですよ」と高評価。僕が地頭の良さを初めて感じたタレントは小沢かもしれない。 それから16年の月日が経ち、YouTubeに登場した小沢。動画でやっていることいえば、高校生男子の昼休み。自分が理想とするアーティストが揃う夏フェスの妄想やプロ野球の順位予想、目隠しをした状態でタバコの銘柄を当てる「利きタバコ」なんてことも。とどのつまり、暇つぶしである。 僕が高校時代に聞いた29歳の小沢と現在YouTubeで観ている45歳の小沢に変化なし。どこまでいっても小沢は小沢だった。いい意味でも悪い意味でもキザである。独身生活を謳歌し、1日3箱タバコを吸い、週5日雀荘に顔を出す生活を保つ。人生の主役を1mmでも他人に譲ることはしない。 梅雨の雨音を慈しみ、初夏の香りに青春を感じ、冬の白い息とタバコの煙が混じり合う光景をに目を細める。Tシャツの首はパンクロック仕様にするためにハサミで切り、甲本ヒロトと真島昌利に憧れる。小沢は自分が求める小沢役を演じ続けている。ゆえに小沢の言動は芝居じみており、キザに映る。 小沢の動画は視聴者ではなく、自身が満足する内容だ。勝手気ままに好きなことばかり語る。ちまたでバズっている動画とは正反対、画面の向こうにいる視聴者の注意を引くためのオーバーリアクションはしない。「はい! ●●です! 今日は●●をしてみました!」と定番のフレーズを吐くこともない。どこまでいっても自然体の小沢さんを演じる小沢、ポエムのような言葉をつむぎ、たっぷりと間をとる。この静かな進行がアラサー世代にはちょうどいい。 化学調味料がない素朴な動画の味わいは、逆に新鮮で。「そもそもネットに動画を公開するって元来こんなことなのだろう」と僕は思った。せわしない動画にはマンネリ、そんな方にオススメしたい。●ヨシムラヒロム/1986年生まれ、東京出身。武蔵野美術大学基礎デザイン学科卒業。イラストレーター、コラムニスト、中野区観光大使。五反田のコワーキングスペースpaoで週一回開かれるイベント「微学校」の校長としても活動中。テレビっ子として育ち、ネットテレビっ子に成長した。著書に『美大生図鑑』(飛鳥新社)
2019.07.21 16:00
NEWSポストセブン
カジサック YouTuberで大成功も共演芸人がギャラに悲鳴
カジサック YouTuberで大成功も共演芸人がギャラに悲鳴
 最近はYouTubeでの活躍が目覚ましい、カジサックことお笑いコンビ・キングコングの梶原雄太(38)。昨年10月に新米YouTuber(ユーチューバー)としてデビューし、「2019年末までにチャンネル登録者数が100万人を超えなかったら芸人を引退する」と宣言。今年7月には見事100万人を突破し、引退どころか人気は増す一方だ。しかしその一方で、共演した芸人から悲鳴が上がっている。作品に対する梶原のストイックさが理由なのだという。「梶原さんの動画撮影に対する情熱はハンパじゃない。撮影する際は、アドリブはダメと言われました。台本通りの流れであることが大事らしいんです。簡単なシーンでも何度もリハーサルします。もっとも時間がかかるのが、『カジサックハウス』の収録です」(事務所関係者) 梶原のYouTubeチャンネルでは、芸能人とのトークや「○○をやってみた」など、さまざまな動画がアップされている。なかでも人気なのが、名曲をカバーする『カジサックハウス』。梶原をはじめ歌唱力の高い芸人を集めて歌声を披露するのだが、そのレベルが高く、チャンネル登録者数の底上げに一役買っている人気コンテンツだ。「ある後輩芸人は、“撮影前に少し練習して歌うだけだから”と誘われていったところ、撮影前日に4~5時間、当日の歌う前にも数時間、リハーサルしたそうです。梶原さんは歌い始めると心配な点が出てくるようで、リハーサルに熱が入ってしまう。良い作品を作るためだから否定はしにくいことですが……」(前出・事務所関係者) しかし、その後輩芸人は「もし次に呼ばれても、あんまり前向きになれない……」と言っているという。「ネックなのはギャラです。10時間近く使ったその芸人のギャラは、3000円だったそう。ある日の収録は午後9時に始まり、深夜1時に終了。終電もなくなり、タクシーを拾わなければ帰れませんでした。梶原さんがタクシー代を出してくれるのかと思いきや、“お疲れやで~”って、1人でそそくさと帰ってしまったそうです(笑)。途方に暮れていたところ、別の共演者が自腹でタクシー代1万円を払ってくれたそうです。梶原さんは撮影のことで頭がいっぱいで、後輩の帰りのことまで気が回らなかったのかもしれません」(前出・事務所関係者) 相方の西野亮廣(39)が絵本作家としても才能を発揮する一方で、梶原もプロゴルファーやダーツなど様々な挑戦をしてきた。紆余曲折を経てたどり着いたのが、売れっ子YouTuberの座。今は連日2時間の睡眠で働き詰めという。 LINEスタンプ販売など、成功によって副産物的なギャラも生まれ、YouTuberとして月300万円以上を稼いでいるともいわれている。共演した後輩芸人たちに還元してあげれば、ますますYouTubeの番組も盛り上がるかも?
2019.07.17 16:00
NEWSポストセブン
YouTuberになったオリラジ中田敦彦(イラスト/ヨシムラヒロム)
YouTuber中田敦彦 知性をおすそ分けする凄みについて
 人気のYouTuberをジャンルわけすると、創作物を披露する発表系、「やってみた」「歌ってみた」「踊ってみた」などのチャレンジ系などがある。そして、派手さはないが確実にニーズが高いのが教育系だ。塾講師などその教科の専門家が提供することが多かった教育系動画に、最近、芸人であるオリエンタルラジオの中田敦彦が加わり、注目を集めている。イラストレーターでコラムニストのヨシムラヒロム氏が、『中田敦彦のYouTube大学』がもつ特異性について考えた。 * * * 梶原雄太(キングコング)がYouTuberとしてそれなりの成功を収めて以降、追随するように多くの芸能人がYouTubeに参戦している。そのなかでも人気を集めているのが中田敦彦(オリエンタルラジオ)。2019年5月分の登録者増加数ランキングでは1位を獲得、今最も勢いのあるYouTuberとなった。 タレントがYouTubeに参戦する際のメリットは多い。1本目の動画から視聴者がいる、ネットニュースで記事化など書き出せばキリがない。ただ、最も大きなメリットは自身のキャラクターを既に認知されている点である。 女性モデルなら“メイク術”、ママタレントなら“生活の知恵”、どんな動画が配信されるのか視聴者が想像できる。タレントはニーズに合わせた動画を配信すればいいので、需要と供給が早めにマッチ。自身にキャラクターをつけようと四苦八苦している無名YouTuberを観たことがあれば分かるハズ。YouTuberとは動画の内容以上にキャラクター性が求められる商いである。 中田敦彦の話に戻そう。 視聴者の需要に応えるタレント中田、動画でも慶応大学出身のインテリキャラクターを打ち出す。チャンネル名は『中田敦彦のYouTube大学』、やることが明確なのだ。 処女作の動画タイトルは「緊張せずに人前でプレゼンをするためのメンタルコントロール」。『しくじり先生』『やりすぎ都市伝説』で披露された中田のプレゼン能力。その秘訣を紹介する内容である。話し方、滑舌、ロジックと「やっぱりプロだなぁ~」と唸ってしまう内容。しかし、それ以上に感心したのが“顔”。 イケメン芸人と呼ばれることは少ない中田だが兎に角“顔”がキレイ。他の男性YouTuberと比べて清潔感が段違い。長年、多くの人の視線に晒されてきただけにメディアに出る人の造形となっている。個人的に“顔”に気づけたことは発見だった。『中田敦彦のYouTube大学』は国語、歴史、科学、音楽、美術といった科目別に動画を配信。当初は国語「難読漢字BEST3」、歴史「中国王朝の覚え方」、科学「相対性理論を一言で説明」、音楽「サカナクションの好きな曲BEST3」、美術「天才ピカソを徹底解説」と科目をバランスよく公開。全ての動画は10分前後に収まっていた。 しかし、27本目の歴史「キリスト教のカトリックとプロテスタントとは?」の動画が51万再生と大ヒット。視聴者の需要が歴史にあると気づいた中田は歴史動画に傾倒していく。現在ではヨーロッパ史、中国史、インド史と人類の過去を日々、中田流に紐解き続けている。 数百年間を語る歴史動画、一本の再生時間は長い。それゆえ、動画の途中で入る広告も多い(有料サービスに登録すればなくなる)。一般的にこういった動画は視聴者から避けられるが、中田の動画には「歴史を学べる」といった効能を持つ。一度観ただけで全てを理解することが難しいため、よって何度も再生したくなる。ネタが尽きることもない、中田にとっても歴史動画は最良のコンテンツだ。 べしゃりつくす歴史動画は明快だ。冒頭に「今回、覚えて欲しいことはこの3つです!」とポイントを発表し、解説を始めていく。動画ではお笑いで授かったテクニックも披露。なかでも国同士を擬人化し、漫才的なやりとりをさせることが印象に残った。 たとえば、1929年に起きた世界大恐慌を解説するシーン。ドイツ「アメリカさん、今月も融資お願いします……」アメリカ「いや、それどころちゃうねん。ウチもお金ないんや!」ドイツ「イギリスとフランスが第一次世界大戦の借金を返せって来ますよ!」イギリス、フランス「お前ら、どうゆう騒ぎやっ!」アメリカ「知るかー!もう今日からハンバーガーを買えへんほど金がないんや!」 と、一事が万事アッパーなテンションで中田は国になりきる。自身で消化しているからこそできる遊び。こんな動画を毎日更新しているから脱帽。流石!受験勉強の勝者である。情報を仕入れ、まとめるスピードが早い。 中田の動画には学ぶ楽しみと同時に「知らないことは恥ずかしい」といったメッセージも込められている。 僕の知人でミュージシャン志望の男がいる。彼は音楽をあまり聞かない。ゆえに少し変わった試みをしては「世界初の音だ!」と大喜び。その様子を見るたび僕は「それコーネリアスが2000年代前半にやったのになぁ……」と呆れる。情報化社会で情報を持っていないことは危険だ。 また、授業を聞いていると中田は知識を“啓蒙”することにかなりの興味を持っていることがわかる。この強い自我こそ他の教育系YouTuberと一線を画す部分。よって、ひとえに教育系といっても毛色が全然違う。 教育系動画の大半は学習塾が主宰し、受験勉強のためのノウハウが詰まった内容。しかし、中田の授業はすぐに受験で役立つような動画ではない。あくまでも知るキッカケとして機能している。そして、鑑賞後に後を引くのが中田の凄み。知性をおすそ分けされたような気分に……、端的に表せば「あっちゃんカッコイイ!」ということなのだろう。『中田敦彦のYouTube大学』には、オリエンタルラジオのリズム芸『武勇伝』に通ずる中田の“啓蒙”が込められている。オリエンタルラジオによる音楽グループRADIO FISHの『PERFECT HUMAN』も同様。「I’m a perfect human.」、歌われるのは中田を讃える内容だ。 中田は歴史から学んだ理屈を披露し、その結果を作品として世に発表している。漫才、歌、YouTube、どれも正しい理屈でバズに導かれている。そして、全てに“啓蒙”という共通点がある。 これまでのYouTuberは、知識量よりも行動力で中高生の人気を集めていた。大人の視聴者が増えた今、新しいYouTuberに求められるのはその逆で。歳を重ねれば、行動力は減退するが知的好奇心は向上していく。今後、中田のように確かな情報と明確な思想を持った教育YouTuberが増えていくことは必至である。●ヨシムラヒロム/1986年生まれ、東京出身。武蔵野美術大学基礎デザイン学科卒業。イラストレーター、コラムニスト、中野区観光大使。五反田のコワーキングスペースpaoで週一回開かれるイベント「微学校」の校長としても活動中。テレビっ子として育ち、ネットテレビっ子に成長した。著書に『美大生図鑑』(飛鳥新社)
2019.05.26 16:00
NEWSポストセブン
上沼恵美子、本格的に東京進出? フジテレビに待望論も
上沼恵美子、本格的に東京進出? フジテレビに待望論も
 フジテレビは、これまでドラマの再放送などがメインだった午後3時50分から4時50分の枠で大胆な“実験”を行った。2月7日から22日まで、関西ローカルで20年以上続く上沼恵美子(63)司会の人気トークバラエティ番組『快傑えみちゃんねる』(関西テレビ・毎週金曜午後7時~)を放送。視聴率低迷にあえぐフジのテコ入れ策に、一定の評価がくだされたという。「この時間帯に関西ローカルの番組を放送するのは初めての試み。この枠の平均視聴率は3%台でしたが、『えみちゃんねる』も同じぐらいです」(フジテレビ広報宣伝室) ひとまず視聴者には受け入れられた、と言えるのかもしれない。『えみちゃんねる』は上沼の相棒役に太平サブローと最近“新米ユーチューバー”としてお騒がせのキングコング・梶原雄太を起用。彼らがゲストとともにトークを繰り広げるのだが、魅力は関西特有の“濃さ”だ。 2月18日放送では、矢口真里、花田虎上、狩野英孝、安田美沙子ら上沼いわく「煩悩の塊」をゲストに迎え、番組初登場となった瀬戸内寂聴さんと対峙した。「不倫経験のある矢口さんや、女子高生との淫行疑惑で謹慎していた狩野さんらに寂聴さんが助言をするのですが、それ以前に上沼さんのツッコミが鋭い。矢口さんが再婚相手の収入が低いため“あまり高い店には行かない”と言うと、上沼さんが“あかん! 真里ちゃんが養ってあげたらいいのよ”と一喝。東京の番組では聞けないキツい発言が次々に飛び出して、見ていてスカッとしました。 関西では圧倒的な人気を誇る上沼さんが東京でももっと浸透して、本格的な東京進出となれば数字(視聴率)ももっと期待できますね」(フジ関係者) この回が関西テレビで放送されたのは昨年4月13日のこと。かなり前の番組の再放送だが、それを感じさせない勢いがあるという。 2月26日からは、同じ関西テレビ制作のトークバラエティ『やすとも・友近のキメツケ!※あくまで個人の感想です』を3月15日まで放送するという。「漫才コンビ海原やすよ・ともこと友近がMCの番組です。今後しばらくフジの夕方は関西色が強くなる」(別のフジ関係者) 今後、上沼の本格的な東京進出で、フジテレビが救われるか。
2019.02.23 07:00
NEWSポストセブン

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