芸能

聖火リレーで朝ドラ出演の増田明美 はり切りすぎて肉離れ

奥茨城聖火リレーで体育教師・木脇先生を演じた増田さん

 有村架純(24才)が見せる屈託のない笑顔やかわいい茨城弁に朝から元気をもらっている人も多いのではないか。4月スタートのNHKの連続テレビ小説『ひよっこ』が話題になっている。

「アジャパー」「ガチョーン」といった昭和のギャグが満載のせりふに加え、脚本家たっての願いでオーディションなしで有村がヒロインに選ばれるなど、これまでとはだいぶ毛色の違う本作。

 珍しくヒロインに具体的なモデルがいないし、おなじみの「私、〇〇になりたいんです!」というシーンもない。昨今の朝ドラとは一味違った作風は、『ちゅらさん』(2001年)や『おひさま』(2011年)に続いて朝ドラの脚本を担当するのが3度目となる岡田惠和さんの意向も大きいという。

「これまでの2作でもオリジナルの朝ドラを書いてきた岡田さんだから、お仕事ものでもなく、一代記でもない、女の子の生き生きとした約10年間を、高度成長期のきらめきと重ねたいという思いがあったんです」

 と番組のチーフ・プロデューサーの菓子浩さんは語る。有村がこの作品のために5kg太ったということが注目されているが、他にも知っていれば、もっとドラマをおもしろく見られるトリビアが盛りだくさんだ。

◆増田明美の役名は本名

 まずはスポーツジャーナリスト・増田明美さん(53才)のナレーションだ。第1話の冒頭でも、「おはようございます。増田明美です」という自己紹介からスタートし、朝ドラファンの度肝を抜いた。

「1話が自己紹介になったのは、私がいつもマラソン中継でやっているような雰囲気でナレーションをやってくださいという岡田さんの意思表示だったんだと思います。依頼がきたときはもう即答。嬉しくて嬉しくて。マラソン中継で選手を応援しながら仕事をしているように、キャストをナレーションしながら応援しています」(増田さん)

 また、増田さんが聖火リレーのシーンに実際に出演していることも話題を集めた。

「出演オファーは突然でした。しかも、台本を見たら私が演じる体育教師の役名が私の本名の“木脇”になっていたので、そこでも岡田さんのユーモアを感じました。私はオリンピックに出ているけど、メダルを取っていないから、聖火リレーに選ばれていないんです。聖火リレーはメダルを取った人の中から選ばれますから。ドラマで初めて走らせていただいて、本当にしみじみしましたね。でも張り切りすぎて、左脚が肉離れになっちゃったんですよ(笑い)」

◆奥茨城の聖火リレーは実話だった

関連記事

トピックス

「高市外交」の舞台裏での仕掛けを紐解く(時事通信フォト)
《台湾代表との会談写真をSNSにアップ》高市早苗首相が仕掛けた中国・習近平主席のメンツを潰す“奇襲攻撃”の裏側 「台湾有事を看過するつもりはない」の姿勢を示す
週刊ポスト
クマ捕獲用の箱わなを扱う自衛隊員の様子(陸上自衛隊秋田駐屯地提供)
クマ対策で出動も「発砲できない」自衛隊 法的制約のほか「訓練していない」「装備がない」という実情 遭遇したら「クマ撃退スプレーか伏せてかわすくらい」
週刊ポスト
真美子さんのバッグに付けられていたマスコットが話題に(左・中央/時事通信フォト、右・Instagramより)
《大谷翔平の隣で真美子さんが“推し活”か》バッグにぶら下がっていたのは「BTS・Vの大きなぬいぐるみ」か…夫は「3か月前にツーショット」
NEWSポストセブン
文京区湯島のマッサージ店で12歳タイ少女を働かせた疑いで経営者が逮捕された(左・HPより)
《本物の“カサイ”学ばせます》12歳タイ少女を働かせた疑いで経営者が逮捕、湯島・違法マッサージ店の“実態”「(客は)40、50代くらいが多かった」「床にマットレス直置き」
NEWSポストセブン
山本由伸選手とモデルのNiki(共同通信/Instagramより)
《いきなりテキーラ》サンタコスにバニーガール…イケイケ“港区女子”Nikiが直近で明かしていた恋愛観「成果が伴っている人がいい」【ドジャース・山本由伸と交際継続か】
NEWSポストセブン
3年間に合計約818万円のガソリン代を支出していた平口洋・法務大臣(写真/共同通信社)
高市内閣の法務大臣・平口洋氏が政治資金から3年間で“地球34周分のガソリン代”支出、平口事務所は「適正に処理しています」
週刊ポスト
Mrs. GREEN APPLEのギター・若井滉斗とNiziUのNINAが熱愛関係であることが報じられた(Xより/時事通信フォト)
《ミセス事務所がグラドルとの二股を否定》NiziU・NINAがミセス・若井の高級マンションへ“足取り軽く”消えた夜の一部始終、各社取材班が集結した裏に「関係者らのNINAへの心配」
NEWSポストセブン
山本由伸(右)の隣を歩く"新恋人”のNiki(TikTokより)
《チラ映り》ドジャース・山本由伸は“大親友”の元カレ…Niki「実直な男性に惹かれるように」直近で起きていた恋愛観の変化【交際継続か】
NEWSポストセブン
米大リーグ、ワールドシリーズ2連覇を達成したドジャースの優勝パレードに参加した大谷翔平と真美子さん(共同通信社)
《真美子さんが“旧型スマホ2台持ち”で参加》大谷翔平が見せた妻との“パレード密着スマイル”、「家族とのささやかな幸せ」を支える“確固たる庶民感覚”
NEWSポストセブン
モデル・Nikiと山本由伸投手(Instagram/共同通信社)
《交際説のモデル・Nikiと歩く“地元の金髪センパイ”の正体》山本由伸「31億円豪邸」購入のサポートも…“470億円契約の男”を管理する「幼馴染マネージャー」とは
NEWSポストセブン
高校時代の安福容疑者と、かつて警察が公開した似顔絵
《事件後の安福久美子容疑者の素顔…隣人が証言》「ちょっと不思議な家族だった」「『娘さん綺麗ですね』と羨ましそうに…」犯行を隠し続けた“普通の生活”にあった不可解な点
「週刊ポスト」本日発売! 内部証言で判明した高市vs習近平「台湾有事」攻防ほか
「週刊ポスト」本日発売! 内部証言で判明した高市vs習近平「台湾有事」攻防ほか
NEWSポストセブン