堤真一一覧

【堤真一】に関するニュースを集めたページです。

妻、小学生
「おじさん、誰?」の一言で視聴者を驚かせた子役・毎田暖乃の名演技
 堤真一(57才)が主演を務めるドラマ『妻、小学生になる。』(TBS系)。亡くなった妻が小学生の姿になって戻ってくるというファンタジックな家族の物語だ。そんな本作で、回を重ねるごとに注目を集めているのが、小学生の姿になった妻を演じる子役の毎田暖乃(10才)だ。主演の堤らに引けを取らない好演を見せている。ベテラン俳優も顔負けの毎田の演技について、映画や演劇に詳しいライターの折田侑駿さんが解説する。 * * *『妻、小学生になる。』は、漫画家・村田椰融の同名漫画を実写化したもの。本作と同じ枠で2019年に放送された『凪のお暇』(TBS系)や、映画『サヨナラまでの30分』、劇場アニメ『漁港の肉子ちゃん』など、数々の作品を手掛けてきた大島里美(44才)が脚本を担当。今作でも個々のキャラクターの緻密な人物造形や、奇想天外な物語を無理なく展開させる手腕に評価が集まっている。 あらすじはこうだ。10年前に交通事故で最愛の妻・貴恵を亡くした新島圭介(堤真一)は、10年もの間失意の日々を送り、娘の麻衣もまた社会に馴染めずにいた。そんなある日、10才の小学生・白石万理華(毎田暖乃)が2人の前に現れる。彼女は小学生の姿だが、亡くなった貴恵の生まれ変わりらしい。最初は取り合わない圭介と麻衣だったが、万理華の言動の数々から、彼女が本当に貴恵の転生した姿なのだと理解する。こうして還ってきた“貴恵”を中心に、止まっていた時間が動き出していく。 こんな突飛な物語を立ち上げる座組は、若手からベテランまで、さすがは盤石の布陣である。主演の堤は愛する妻の帰還を少年のように喜ぶ圭介を演じ、ハートウォーミングなドラマの展開を牽引。若くして“演技派”とされている蒔田彩珠(19才)は、娘である麻衣が少女から大人へと成長していくさまを丁寧に演じている。そして、本来の姿の貴恵を石田ゆり子(52才)が演じており、貴恵という人物が周囲にとってどんな存在だったのかを視聴者に印象付けている。さらに、貴恵の弟役の神木隆之介(28才)、万理華の母親役の吉田羊(48才)をはじめとした優れたプレイヤーがこぞって出演。これだけの者たちと堂々と渡り合っているのが、まだ10才の毎田暖乃なのだ。 毎田が演じる白石万理華の中にあるのは、貴恵という別の人格。万理華はある日突然貴恵の記憶を思い出し、それを境に万理華として生きてきた記憶をほとんど失ってしまったが、回想シーンでは本来の万理華も演じている。つまり本作で毎田は、一人二役を演じてのけているのである。貴恵の大人びた暖かい演技を見事に体現していることもさることながら、同時に10才の等身大の少女の役も完璧に表現した。 特に、第7話のクライマックスで、万理華の中から突然貴恵の存在が消えた時の演技の衝撃は凄まじかった。10才の万理華に戻り、圭介に発した「おじさん、誰?」というセリフや表情には完全に貴恵の面影はなく、見た目通りのただの小学生だったのだ。気の強い貴恵を演じている時は太く鋭いセリフの発し方で、小学生の万理華の時は舌っ足らずな発話法で、視聴者を驚かせた。『おちょやん』でも見せた“一貫性” 本作は、堤や蒔田、神木に吉田らの“受けの演技”や、石田が貴恵という力強いキャラクターを作り上げ視聴者に印象付けていることによって、毎田と周囲の関係性が成立していると思う。また、石田と毎田の姿を重ね合わせるような映像演出の効果も大きい。しかし、ここに毎田暖乃というピースがハマらないと、すべてが崩れてしまう作品でもあるのは間違いない。貴恵の人格が宿った万理華は強い主体性を持ったキャラクターであり、他の者たちとの掛け合いが噛み合わなければ、どちらかが空回りしてしまう。先輩俳優たちの演技力でカバーできるものではない。その点で毎田は非常に大きな責任を担い、それに応えているのだ。 毎田の子役としてのキャリアは、まだ3年にも満たない。それでいて本作以外にも、朝ドラ『おちょやん』(NHK総合)という代表作があり、杉咲花(24才)扮するヒロインの幼少期を演じていた。朝ドラでは正ヒロインが登場することによって、その幼少期を演じた子役の印象がどこかへ消えてしまうことが少なくないように思う。しかし、毎田の場合は杉咲が登場してからも、「あの子がこんなふうに成長したのか」と感じ入る瞬間が多々あった。役柄的にインパクトがあった面もあるが、毎田が演じたヒロインの幼少期の姿と杉咲が演じる成長した姿には、納得の“一貫性”が感じられたのだ。演じるセンスも素晴らしいのだろうが、脚本の読解力にも長けているのだろう。『妻、小学生になる。』では毎田の真価が発揮されている。石田が演じる貴恵との一貫性があり、さらには対面する相手との関係性に合わせて複雑に変化させてもいる。改めて、本作の白石万理華がいかに難役なのかを思い知らされるというものだ。毎田暖乃はもはや子役にあらず。名優顔負けの高い表現力を持った俳優である。【折田侑駿】文筆家。1990年生まれ。映画や演劇、俳優、文学、服飾、酒場など幅広くカバーし、映画の劇場パンフレットに多数寄稿のほか、映画トーク番組「活弁シネマ倶楽部」ではMCを務めている。
2022.03.18 07:00
NEWSポストセブン
若い頃は故・千葉真一主宰のJAC、舞台演劇でキャリアを積んだ(時事通信フォト)
堤真一、“冴えない魅力”の歴史 もう彼の右に出るものはいない
「神演技」「まるで大人の仕草」……毎週の放送が終わると必ず絶賛の声が巻き起こる、TBS金曜ドラマ『妻、小学生になる。』(毎週金曜、夜10時〜)子役の名演。しかし、ドラマオタクのエッセイスト小林久乃氏は、本作の魅力はそれだけではないと主張する。妻を失い失意の中年を演じる堤真一(57)こそ、ドラマの人気を支えているという。小林氏が考察する。 * * * 死んだはずの妻が生まれ変わり、小学生の体で戻ってきたという物語で話題の『妻、小学生になる』。放送ごとにSNSで感心されているのは、子役の毎田暖乃ちゃんによる名演技。石田ゆり子さん演じる、亡くなった妻・新島貴恵に仕草が酷似しているという。なるほど。確かに、このドラマを語るうえで子役の名演は欠かせない要素のひとつだ。 ただここで私は声を大きくして言いたい。あのドラマの人気を牽引しているのは、主役・新島圭介役の堤真一さんなのである。何が最高って、冴えないサラリーマン役であること。最愛の妻を亡くし、やる気もなく、悲しみにうちひしがれていた約10年間。覇気もなく、「家庭で居場所がないのだろうなあ」と思わせるお父さんそのものを見事に表現していた。そう、堤さんは“冴えない”役の(勝手に)名士なのだ。20年以上前の名作ドラマでも… 堤さんクラスになると出演作品数が膨大すぎるので、あくまでも私が視聴した中で印象に残った作品を紹介したい。 まずは彼の魅力が世間に解き放たれることになった『やまとなでしこ』(フジテレビ系、2000年)の中原欧介役だ。才能を持った数学者でありながら、縁に恵まれず、実家の魚屋を手伝う日々。そんな彼が恋に落ちたのがCAの神野桜子(松嶋菜々子)だった。高スペック男子を狙い続ける桜子に振り向いてもらうため、医者だと身分を偽る。当時、堤さんは35歳。自分のことをうまく表現できない、モテない、気づかない、でも優しい。そんな男を演じていた。 この作品、桜子の(現代語で表現すると)トゥーマッチな港区女子ぶりが人気で、コロナ禍による自粛中(2020年7月)にも再放送されていた。語りつがれていく名作なのである。 そして個人的な史上で、冴えない役の高得点を叩き出したのは映画『容疑者Xの献身』(2008年)の石神哲哉役。『やまとなでしこ』の中原欧介に続き、ここでも不遇の数学の天才を演じていた。この作品は原作も読んだけれど、石神は冴えないを通り越して、かわいそうなほど孤独に、そして慎ましく生きていた。しかも冴えなさに負荷をかけるように、見た目は中年小太りの、白髪混じりの老け顔。こんな設定にも関わらず、堤さんは完璧なビジュアルで登場していた。おそらく体重も増やしただろうし、姿勢も悪くしただろうし……。この映画での共演者は福山雅治さん、柴咲コウさん、松雪泰子さんと美しさが百花繚乱。この中で美を凌駕するかのように、堤さんは冴えなかった。この作品の影の主役。寝癖のボサボサ頭が絵になる テレビ局が堤さんの冴えない魅力に気づいてしまったのだろうか……? と思わせたのは『スーパーサラリーマン左江内氏』(日本テレビ系、2017年)の主役・左江内英雄役だ。読んで字のごとく「左江内」=「さえない」が苗字の、会社でも家庭でも立場のない父親役。でも誰かが危機に陥るとスーパーマンに変身する。この作品の前までは、“リアリティのある冴えなさ”がベース。でも『スーパーサラリーマン左江内氏』はコミカルでまた新鮮さがあり、面白かった。 そして現在放送中の『妻、小学生になる』に繋がる。妻命! で生きてきた新島圭介は、妻を失い全てのやる気を失った。自分をコントロールしてくれる存在がいないのだ。第一線から衰退してしまった会社では、後輩が上司となり、ますます彼の立場はなくなってしまう。 そこへ現れたのは、小学生の見た目ながらも中身は愛する妻というアンバランスな白石万理華(=新島貴恵)。初めは存在を疑っていたけれど、貴恵による自分の存在を立証する言動の数々に、妻が戻ってきたことに気づく。その時の圭介の笑顔と言ったら……! 光が差すという言葉そのままに、社内でも活気づく。 ただ、妻(小学生)からLINEの返事がない、お弁当を作ってもらえなかったというトラブルが続くと、圭介はまたしぼんでいく風船のようにやる気を無くしていく。まさに栄枯盛衰の圭介。ここで見つけたのが、落ち込んで寝癖を正さなかったのであろう、鳥の巣のようなボサボサヘアだ。これは『容疑者Xの献身』でも見られた冴えない役を盛り上げる、大事な要素。ここに目力の無さが加わって、冴えないおじさんが完成する。 世の中にはさまざまなタイプの俳優がいるけれど、冴えない役をやらせたら、国内で堤さんの右に出る者はいない。そう信じて次週の放送を待つ。【プロフィール】小林久乃(こばやし・ひさの)/エッセイスト、ライター、編集者、クリエイティブディレクター。これまでに企画、編集、執筆を手がけた単行本は100冊以上。近著に『結婚してもしなくてもうるわしきかな人生』(KKベストセラーズ刊)。2022年3月に新刊発売予定。静岡県浜松市出身
2022.02.11 11:00
NEWSポストセブン
その奇才ぶりは業界随一(AFP=時事)
岡田准一主演映画、「何とも言えない顔」で笑い生むベテランの“顔芸”
 公開初日から3日間で、興行収入3億円を突破する好発進をしたのは岡田准一主演の映画『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』だ。岡田が見せるアクションシーンも話題になっているが、コメディ要素も秀逸だ。存在感を発揮しているベテラン俳優もいるようだ。コラムニストのペリー荻野さんが見どころについて解説する。 * * * 公開中の映画『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』。岡田准一が演じる主人公のファブルは、どんな相手も6秒以内に仕留める伝説の殺し屋だが、超猫舌でどこかズレてる変わり者。 彼はボス(佐藤浩市)に「一年間、誰も殺すな。一般人として普通に生きろ」と命令され、相棒のヨウコ(木村文乃)と兄妹と偽って、大阪で休業中の身だ。2019年の第一作に続き、新作では、かつて自分が殺せなかった残忍な偽善者・宇津帆(堤真一)の手から、誰も殺さずに車椅子の少女ヒナコ(平手友梨奈)を救い出そうとする。 激しいカーアクション、爆破、崩れ落ちる足場を走り抜けながら敵を倒すシーンなど、岡田自身がファイトコレオグラファーとして関わったバトルシーンは「日本映画の限界突破!」と謳うだけにすさまじい。憎むべき腹黒男を演じる堤真一の怪演も黒光りしている。だが、それと同時に忘れてはいけないのが「オクトパス」の場面である。「オクトパス」とは、佐藤アキラと名乗るファブルが、バイトしている小さなデザイン会社。前作で窮地を救ったミサキ(山本美月)の紹介でバイトが決まったのだが、そこで繰り広げられる通称“タコ社長”田高田(佐藤二朗)とファブルとのやりとりは、見ものだ。チリチリ頭にチョビヒゲのタコ社長は、「ボーナスないで」「そんで時給800円」とぼそぼそと悪条件を言う。 ファブルは平然と「やらせていただきます」と受け入れ、とっくに冷めてるだろうというお茶に口をつけて「熱―っ!!」とのけぞった瞬間、社長に「採用」と言われる。社長、いったいどこをどう見て採用に!? その後、試しにファブルに動物の絵を描かせてみると、謎の模様だらけの奇怪なキリンやシマウマが。なのにそれが「いい!!」とチラシに採用されるのだ。 殺伐とした場面も多いこのシリーズで、「オクトパス」のシーンはどんどん底が抜けていく脱力ムード。岡田はこの場面を「オアシス」と表現し、江口カン監督も「やっとオクトパスのシーン来たか」と言ったという。みんな好きなんですな。その源はやっぱりタコ社長である。 佐藤といえば、『勇者ヨシヒコ』シリーズの仏など、テキトーなことを言うおとぼけの達人、アドリブの面白さでも知られる。今や、佐藤が出てくるだけで「何かアドリブやるんじゃ?」と期待する。みんなが「佐藤二朗のアドリブ待ち」状態と言ってもいい。 今回の新作では、アドリブだけでなく、もうひとつ佐藤二朗の「特技」が発見できた。ミサキに「サンタクロースは知ってるよね」と聞かれて、ファブルは「いや、知り合いじゃない」と大真面目に返答する。そのファブルをなんとも言えない顔で見つめるタコ社長。この「なんとも言えない顔」があるかないかで、この場面の面白さが格段に違ってくる。 監督は、「オクトパス」のシーンでは、なかなかカットの声をかけず、佐藤にお任せした部分も多かったらしい。監督も佐藤のアドリブと「なんとも言えない顔」のファンなのだ。間違いない。
2021.06.24 07:00
NEWSポストセブン
堤真一が「絶対に共演したくない」という俳優とは…?(撮影/小彼英一)
『青天を衝け』、注目は2人の「平」 堤真一、岡田健史の演技が光る
 吉沢亮が「日本資本主義の父」実業家・渋沢栄一を演じて話題のNHK大河ドラマ『青天を衝け』。注目すべきは「平」がつく2人の登場人物だという。コラムニストで時代劇研究家のペリー荻野さんが解説する。 * * * いよいよ主人公の渋沢栄一(吉沢亮)が一橋家の家臣となり、京都編が始まった大河ドラマ『青天を衝け』。レギュラーかと思われた徳川家康様(北大路欣也)が登場せず、大騒ぎとなったが、ここでは今後の物語でマークしたい「平」がつく人物ふたりについて書いてみたい。「平」のひとりはもちろん平岡円四郎(堤真一)。旗本の家の生まれだが、短気なべらんめえのお兄いさんという雰囲気の円四郎は、推薦されて嫌々、一橋慶喜(草なぎ剛)に仕えるが、慶喜の人柄に感銘を受けて命がけでこの殿を守ると決意。身分に関係なく、鼻息荒く動き回る栄一と渋沢喜作(高良健吾)と知り合い、うちで働かないかと声をかけ、断られたのに「気が変わったら来な」と声をかけていた。 先日放送された第13回「栄一、京の都へ」は、円四郎が主人公といってもいい展開だった。妻のやす(木村佳乃)には目尻を下げてデレデレの円四郎は、やすに「こんなの」と栄一と喜作の顔マネでふたりの人相を説明。一方、京では「なーにが新しい世だ!!」と他藩の殿様の発言を目を三角にして批判したり、ドジな栄一たちに「はあっ!?」「そんなこったろうと思ったぜ」と呆れ顔になったりと、次々顔芸を炸裂させる。 だが、締めくくりは無鉄砲なふたりが生き残ってきたことに感心し、「悪運が強いところも気に入ってる」と笑顔だった。 これまで平岡円四郎は大河ドラマ『徳川慶喜』では新井康弘、『西郷どん』では山田純大が演じてきたが、攘夷派からは敵とみなされてきたせいか、あまりクローズアップされてこなかった。今回、堤真一が愛嬌たっぷりに演じてきた平岡の思い、生き方が渋沢にどう影響を与えるのかは重要だ。私の予想では渋沢の晩年、「俺の眼に狂いはなかったぜ」と幽霊として出てくるのではという気もする。 そしてもうひとりの「平」は、栄一の従弟の尾高平九郎(岡田健史)だ。『青天を衝け』の大きな特長は、栄一の地元の家族・親族の絆、商売やものの見方をていねいに描いたこと。その中で平九郎は、まだ目立たないが、やがて栄一の「見立て養子」になる男子だ。兄貴分の栄一と喜作が去り、兄の長七郎(満島真之介)が捕縛され、大変な村でまじめに働く平九郎。しかし、栄一の師匠ともいえる兄の尾高惇忠らに従い、幕末の動乱に巻き込まれてしまうのである。 平九郎のストーリーもこれまであまり描かれてこなかったが、実在の平九郎も文武両道で写真に残る姿もなかなかの美青年。今後、めきめきと存在感を増すはず。岡田健史は、昨年、BSプレミアム『大江戸もののけ物語』で猫又などもののけに助けられるへなちょこ若侍、映画『新解釈・三國志』では調子のいい諸葛孔明(ムロツヨシ)らに押されまくる呉の王・孫権、現在は『桜の塔』で警視総監を目指すギラギラ監察官上條(玉木宏)らに囲まれる若き刑事を演じている。年長者(猫又も含め)に翻弄される若者役がとてもうまい。美男子・岡田平九郎も見る人をくすぐる愛されキャラである。 ふたりの「平」に笑わされるか、泣かされるか。名場面に注目したい。
2021.05.13 07:00
NEWSポストセブン
【動画】市川海老蔵と堤真一は共演NG? 原因は過去の大喧嘩か
【動画】市川海老蔵と堤真一は共演NG? 原因は過去の大喧嘩か
 ドラマ『共演NG』が話題になっていますが、実際の芸能界でも、様々な理由で共演NGがあります。 2003年の大河ドラマ『武蔵 MUSASHI』以来、一切共演していないのがこの2人。市川海老蔵さんと堤真一さんです。 芸能記者によると、「『武蔵』をやっている時、堤さんが贔屓にする寿司店に海老蔵さんを連れて行ったんです。その時の態度が悪かったらしく、2軒めのバーで堤さんが怒ると海老蔵さんが逆ギレ。大喧嘩になったそうです」とのこと。それ以来、2人の共演はないそうです。【↑ 上の写真クリックで動画へ】
2020.11.04 16:00
NEWSポストセブン
共演には時間がかかりそう?
市川海老蔵と堤真一は共演しない? 原因は過去の大喧嘩か
 過去に恋愛トラブルで破局した2人の大物俳優がまさかの共演を果たすというストーリーのドラマ『共演NG』(テレビ東京系)。ドラマでは、中井貴一と鈴木京香が演じる2人の俳優が、“元カレ”“元カノ”の関係だということで共演NGになっている設定だが、実際の芸能界では様々な理由による共演NGがあるという。 プライベートのトラブルが業界内で知れ渡り、共演NGにつながることもある。錦戸亮(35才)と永山瑛太(37才)は、NHK大河ドラマ『西郷どん』で共演中の2018年4月に大立ち回りを写真誌に報じられた。「酔っぱらった錦戸さんに絡まれた瑛太さんが激怒して、錦戸さんに馬乗りになって殴り続けたと報じられました。本人らは暴行トラブルを否定しましたが、『西郷どん』以降、共演はありません」(テレビ局関係者) 大河ドラマといえば、2003年の『武蔵 MUSASHI』以来、一切共演していないのが市川海老蔵(42才)と堤真一(56才)。この2人にも私生活でのトラブルがあった。「ちょうど『武蔵』をやっている最中に、堤さんが贔屓にする寿司店に海老蔵さん(当時は市川新之助)を連れていったんです。そのときの海老蔵さんの態度が悪かったらしく、2軒目のバーで堤さんが“大将にあの言いざまは何だ!”と詰め寄ると、海老蔵さんが“お前に言われる筋合いはない”と逆ギレ。つかみ合いのけんかになったそうです。そこから2人の共演はありません」(芸能記者)※女性セブン2020年11月5・12日号
2020.11.02 07:00
女性セブン
左から堤幸彦監督、石田ゆり子、堤真一、岡田健史
映画『望み』舞台挨拶 木槌を手ににっこり微笑む石田ゆり子
 映画『望み』(公開中)の初日舞台挨拶が10月9日に開催され、主演の堤真一、共演の石田ゆり子、岡田健史、堤幸彦監督が登壇した。 高校生の息子が姿を消したその日、息子の友人が殺害される。事件には3人の少年が関わり、もう1人殺されたという噂が広まる。息子は殺人者なのか、被害者なのか──。 幸福から一変、事件に巻き込まれる家族が描かれるこの作品。父親役の堤は、「初めましての状態で恋人や家族を演じるのは苦手なので(撮影前に)一度お会いしたいとお願いしました」、「岡田くんには普通のおっさんだと思わせる方がいいと思ってくだらない話ばかりしました」と撮影の“裏話”を披露。息子役の岡田は「親父とおふくろを見ているような感じでした」と“家族”の絆を見せつけた。撮影/平野哲郎
2020.10.18 16:00
NEWSポストセブン
真逆な性格のふたりが…(写真/フジテレビ提供)
『やまとなでしこ』、放送当時の女性誌特集はこんな感じ
 偽りの姿で玉の輿を狙う容姿端麗なキャビンアテンダントと、ファッションやステータスにこだわらない貧乏な男──最高視聴率34.2%を記録した平成の大ヒットドラマが、『やまとなでしこ 20周年特別編』(フジテレビ系)となって令和の時代によみがえる! 月9に再び桜子(さくらこ)が降臨するのは20年ぶり。ドラマの高視聴率はもちろん、当時大ブームを巻き起こした“桜子旋風”が再び!? 時は21世紀になったばかりの 2000 年。バブル崩壊以降、長期にわたり景気は低迷、失業率なども増加傾向にあった時代に、「人生において本当に大切なものは何か」というテーマをもって放送されたフジテレビ系ドラマ『やまとなでしこ』。胸がキュンとする“真実の愛”に、クスッと笑えるコメディー要素、そして “大切なものは何か”というテーマは、時代を経ても胸を打つ名作だ。 主演の松嶋菜々子は「いまでも多くのかたがたの記憶に残っていることに驚き、リクエストなどで『やまとなでしこ』を応援してくださった皆さんに感謝しております」とコメント。 再放送では“桜子流ファッション”も復活。放送当時、ハイブランドの洋服を華麗に着こなす桜子に憧れる女性で街はあふれ、松嶋が身につけた衣装は次々と完売。本誌・女性セブンでも「ファッションアイコン」として度々取り上げていた。“愛よりお金”とはっきりと口にするいさぎよい桜子は、令和の時代でも再びフィーバーを起こしそう。【あらすじ】「世の中で一番大切なものはお金」と信じて疑わない主人公・神野桜子(松嶋菜々子)は、玉の輿を狙うため、唯一の武器である美貌を生かし日夜合コンに励む日々。 ある日、医者の友人に誘われた合コンで中原欧介(堤真一)と、“運命の出会い”を果たす。欧介のことを馬主の金持ちと勘違いした桜子は欧介に接近しふたりの距離は近づいていく…かと思いきや、実は欧介はいまにも潰れそうな魚屋を継いだ“超貧乏人”だった。「貧乏なんて大っ嫌い」と言いのける“合コンの女王”と、「お金より心が大事」という欧介のふたりが“真実の絆”に向かう痛快ラブストーリー。『やまとなでしこ 20周年特別編』(フジテレビ系)第一夜 7月6日21時~第二夜 7月13日21時~※女性セブン2020年7月16日号
2020.07.02 16:00
女性セブン
時代劇研究家が厳選 いま、家で観られる名作時代劇10の魅力
時代劇研究家が厳選 いま、家で観られる名作時代劇10の魅力
 新型コロナウイルス蔓延による外出自粛令が出ているが、自宅で過ごす今は、これまで手を出せなかった映画・ドラマに挑戦する絶好の機会だ。なかでも注目を集めているのが「時代劇」。新著『時代劇入門』がベストセラーになり、往年の名作を知り尽くす時代劇研究家・春日太一氏が、時代劇の魅力を存分に味わえる10作品を紹介する。 * * * 時代劇というと『水戸黄門』『暴れん坊将軍』『遠山の金さん』といった、ワンパターンの勧善懲悪ものばかり―と思っている方は少なくないかもしれません。 でも、それは大きな誤解。アクションの多彩さ、感情描写の豊かさ、ストーリーの多様さ……時代劇は様々な魅力に富んだ奥深いジャンルです。 そしてなにより、そこに映し出されるのは現代と全く異なる空想の世界。外出自粛で気づまりな毎日、時代劇を観ながら一時だけでも現実を忘れてみてはいかがでしょうか。 今回は、配信や再放送でご自宅でも気軽に楽しめる時代劇作品を、幅広く集めてみました。まずはスケールの大きなアクションを堪能できる作品から紹介していきましょう。◆『隠し砦の三悪人』 黒澤明監督によるエンターテインメント大作です。『スター・ウォーズ』の原点になった作品でもあり、とにかく息をつかせない。 時は戦国時代。城を攻め落とされた姫を守って、敵の包囲網の中を同盟国まで送り届けようとする侍を三船敏郎が演じます。次々と襲い掛かるピンチを切り抜けていくサスペンス、馬を駆使したチェイスシーンと馬上での斬り合い―壮大なアクションに引き込まれます。◆『子連れ狼 地獄へ行くぞ!大五郎』 小池一夫の人気劇画の映画化第6作。毎回、趣向を凝らしたアクションやバイオレンスが展開されていくシリーズですが、中でも本作は凄まじい。 特にラストは雪山での死闘。スキーを駆使して襲い掛かる柳生の忍者軍団に対して、主人公の拝一刀(若山富三郎)は乳母車をソリにして迎え撃つ。乳母車の上に仁王立ちになっての殺陣など、若山の身体を張ったアクションに注目です。◆『魔界転生』 天草の乱の絶望から魔界と手を結んだ天草四郎(沢田研二)が、その妖術により宮本武蔵(緒形拳)、宝蔵院胤舜(室田日出男)、柳生但馬守(若山富三郎)といった名だたる剣豪たちを仲間に引き入れ、幕府を滅ぼさんとする。そこに千葉真一演じる柳生十兵衛がたったひとりで立ち向かいます。 剣豪版アベンジャーズともいえる面々が勢ぞろいし、壮絶な死闘が展開される。千葉の躍動感あふれる殺陣に対し、若山、緒形は非常に重厚。その激突は手に汗握ります。◆『座頭市物語』 登場人物に感情移入できるのも、時代劇の大きな魅力です。 映画『座頭市物語』は、勝新太郎がその代名詞となるヒーロー・座頭市を演じたシリーズの第一作。盲目の按摩でありながら、居合の腕が凄まじい座頭市がやくざの抗争に巻き込まれていく。 釣りを通じて心を通わせるようになった肺病の浪人は、敵対する組織の用心棒だった―。組織から爪弾きにされた者同士の育む友情と、やがて斬り合わなければならない哀しい宿命が、詩情感あふれる映像の中で表現されていきます。◆『風の中のあいつ』 ショーケンこと萩原健一主演の青春時代劇です。清水次郎長を主人公にした時代劇では悪役として描かれる「黒駒の勝蔵」が主役に据えられ、その若き日のドラマが描かれます。当時の若者のアイコンだった萩原の演じる勝蔵は、決してヒロイックではありません。薄汚い身なり、猫背、うつむきがちな表情。現代劇と同じく、挫折感を背負った青年として演じていました。世間と折り合いをつけて生きられない若者の苛立ちと悲しみが心に響きます。◆『鬼平犯科帳』 盗賊たちを取り締まる火付盗賊改方長官・長谷川平蔵(中村吉右衛門)やその配下の同心や密偵たちの活躍が描かれます。 ハードボイルドな物語展開も大きな魅力ですが、なんといっても江戸情緒あふれる映像が素晴らしい。特に、エンディングロール。江戸の四季の模様がジプシー・キングスによる哀切なメロディに乗って映し出され、最高の余韻を与えてくれます。厳しさだけでなく、優しさや温かさに包み込まれる作品ですね。◆『女殺油地獄』 元禄時代の大阪が舞台。近松門左衛門の戯曲を原作にした男女の愛欲のドラマで、五社英雄監督の遺作です。 魔性の女・小菊(藤谷美和子)にはまり込んで身を崩していく油屋の若旦那・与兵衛(堤真一)と、その二人に嫉妬して与兵衛を誘惑する年増の人妻・お吉(樋口可南子)の織り成すエロティックな三角関係が、儚い映像美の中で描かれていきます。情欲に囚われた男女による、理屈を超えた心情の機微を樋口、堤、藤谷が見事に演じました。◆『闇の狩人』 江戸の裏社会に生きる人々の人間模様を、哀感とともに描いた池波正太郎原作のドラマです。 記憶喪失の剣客・弥太郎(村上弘明)と、なにかと彼の世話を焼く盗賊・弥平次(蟹江敬三)、弥太郎を殺し屋として使う香具師の元締め・清右衛門(田村高廣)、そして彼らに寄り添う女たち。 陰謀渦巻く殺し屋たちの非情な組織というハードボイルドな乾いた世界が、優しく温かい触れ合いとともに描かれ、孤独な心を抱いた者たちのドラマを際立たせています。◆『黄金の日日』 最後に、大河ドラマの中でも、特に歴史のロマンに浸れる2作品を紹介します。『黄金の日日』は、戦国時代の堺を舞台に、商人を主人公に据えた珍しい作品。堺の若者・助左衛門(六代目市川染五郎、現・二代目松本白鸚)が持ち前のバイタリティでのし上がっていく。実際にフィリピンでロケをした南蛮貿易や海賊との交流など、描かれる世界観の大きさも見どころです。 助左衛門の庇護者からやがて権力の亡者となり立ちはだかる秀吉(緒形拳)や、両者の間で葛藤する石田三成(近藤正臣)、助左衛門に協力しながら秀吉に対抗する石川五右衛門(根津甚八)など、脇のキャラクターも魅力的ですね。◆『武田信玄』 戦国最強の騎馬軍団を率いた甲斐の大名・武田信玄の生涯を描いた名作です。理想に燃える若者、頼りがいのある領主、老練な策略家―と年齢に応じて変わっていく信玄像を20代の若さで演じきった中井貴一が見事。 大河にありがちな気を緩めるようなホームドラマ要素は一切なく、ひたすら合戦と策略、人間の心の闇が描かれる。菅原文太、杉良太郎、西田敏行、平幹二朗ら豪華キャストの配役も完璧です。「時代劇だから」と構えることなく、興味のあるジャンルや好きな俳優の作品から挑戦してください。きっと心に残るシーンに出会えるはずです。※週刊ポスト2020年5月1日号
2020.04.22 16:00
週刊ポスト
広瀬すずと吉沢亮が教えてくれた「恥ずかしエピソード」
広瀬すずと吉沢亮が教えてくれた「恥ずかしエピソード」
 映画『一度死んでみた』(公開中)の公開初日記念ミサに、出演者の広瀬すず、吉沢亮らが登壇した。 インタビューに答えるなかで「(撮影中に)爆発音のおならが出てしまって」「花粉や梅雨の季節になるとあごが痛む」など、思わぬ素顔を次々と見せてくれた吉沢。恥ずかしエピソードにはにかんだ様子を見せていた。一同は、新型コロナウイルス感染拡大の収束も祈ったという。撮影/矢口和也
2020.03.28 16:00
NEWSポストセブン
広瀬すずのライブシーンに大友康平「めちゃめちゃ売れるよ」
広瀬すずのライブシーンに大友康平「めちゃめちゃ売れるよ」
 映画『一度死んでみた』大ヒット祈願ミサに、主演の広瀬すずと出演者の吉沢亮と堤真一、そして浜崎慎治監督が登場した。ミサは東京の青山迎賓館で行われた。 父親のことが大嫌いなデスメタルバンドのボーカル女子大生・七瀬(広瀬)はいまだに反抗期で、父(提)と衝突ばかり。しかし、「2日間だけ死んじゃう薬」を飲んでしまった父を生き返らせるために奮闘することに──という物語。 デスメタルバンドのボーカル役ということで、ライブシーンもある広瀬。共演した大友康平から劇中曲について「めちゃくちゃ売れるよ、これ」と言われたという。公開は3月20日。撮影/小彼英一
2020.03.16 16:00
NEWSポストセブン
リリー・フランキー 「老い」と「死」への思い語った
リリー・フランキー 「老い」と「死」への思い語った
「週刊ポストの取材なら、僕よりもすずのほうがよかったんじゃない?」──出演映画の舞台挨拶を控えたこの日、リリー・フランキー(56)は本誌カメラの前へ立つと開口一番、照れくさそうな表情で主演を務める広瀬すずの名を挙げた。劇中で広瀬が見せる人差し指を立てるポーズにも快く応じたが、気恥ずかしさもあるのか、どこか落ち着かない様子だ。「普段はなんにもポーズしないですね。写真を撮られていることを意識している自分がいや、みたいなものがあって。映画では役のお芝居をしているのでなんでもないんですが、今回は自分の名前で取材を受けているので。こうした機会でも僕は雑誌側の人間というか、物を書いたり、イラストを描いたりしている人の感覚が今も強いんです。イラストレーターや作家なのに、“写真はこっちからお願いします”なんて言うのはちょっとどうよ、とも思いますし」 3月20日公開の『一度死んでみた』では、反抗期をこじらせ父親を嫌う女子大生の七瀬に扮した広瀬がコメディに初挑戦。父・計(堤真一)が経営する製薬会社の就職面接では人差し指を突き立てる“デスポーズ”をかまし、ボーカルを務めるデスメタルバンドではシャウトにヘッドバンギングと弾けている。「監督は堤さんと出ていた『ヒノノニトン』のCMディレクターで、初めての監督作品をコメディですずを主役にして撮ると聞いて、お祝いに飲んだ時に“すずをスベらせたら許さないぞ”って。彼女とは是枝(裕和)さんの『海街diary』以来、親子役など何度も共演していますが、当時はまだ15歳でした。お姉ちゃん(広瀬アリス)の父役もやっていて、気持ちとしてはもう親も同然じゃないですか。何かあれば気になりますし、目の中に入れてかわいがっている感覚です」 劇中では“一度死んでくれ~!”と父への不満をライブで爆発させる七瀬だったが、ある日、父が本当に死んでしまったと知らされて大騒動を巻き起こす。だが実際は「2日間だけ死んじゃう薬」を父が飲んだせいで、リリーは仮死状態の計が三途の川で出会うあの世への案内人・火野として登場する。「死なずに死んだふりをする薬だと言われても、僕は生き返れる保証を信じないですねぇ。でも今日、舞台挨拶に行くという気持ちで仏壇に線香をあげていた時には“この映画みたいにこの人たちがみんな死んだふりをしていたらいいな”と思いました。自分が年を取るにつれて身近な人が亡くなり、仏壇の中がどんどん人口過密になっていくので」 2011年にみうらじゅんとの対談をまとめた『どうやらオレたち、いずれ死ぬっつーじゃないですか』(扶桑社刊)では、本当に世の人々が怖がっているのは「死」ではなく「老い」だと語っていたリリー。「当時はみうらさんが50代、僕が40代で死ぬという感覚がまだリアルじゃなかった。どうも死ぬらしいよと聞きかじった感じで本を作りましたが、さすがに60代と50代になると、聞きかじりじゃなくて現実問題になりますからね。医者でも体のためにたばこをやめなさい、ではなくやめてはどうですか、と言われるようになる。 たばこを吸い続けて寿命を縮めるも、やめて延ばすも、こちらの人生設計に委ねられる世代になってきた。だからそろそろ、終の仕事に入らないといけないんじゃないですか。いつ死んでもいいようにって、書きかけの原稿や人からもらった手紙など、見られたくないものは処分しておくとか」 老いに対する意識も変わった。「10代や20代のグラビアの子を語る連載をみうらさんとしているので、孫世代の彼女たちと対比して、自分たちの老いについてよく話します。“まさか60ぐらいになって10代の子の水着についてべらべらしゃべってお金をもらうなんて、こんな仕事があるとは思ってなかったね”って。人がなまじ長生きになったばかりにヘンな仕事をするじいさんもいるんですよ。 思えば昔の人は早熟でしたよね。山口百恵がステージにマイクを置いた時は店を2軒潰したママぐらいの雰囲気だったのが、当時21歳。今のアイドルはかわいらしいパフスリーブを着ていますもんね。昔ならそんな若作りして、なんて言われたけど、“じいさんの向こう側”ができた人生100年時代には徐々に老いていかないと。 銀座のクラブでもホステスさんはいいとして、社長が年下になってくるとかなりきつい。だけど銀座は飲む人が僕よりも年上だからまだいいんです。20年間事務所が代官山でしたが、もっと大人がいる街へいかないと精神的に老けると思い、銀座へ引っ越しました(笑い)」 かつては、「意味のあるじいさんになりたい」とも語っていたが──。「いいふうに年を重ねたい、とかはまったく考えなくなりました。若い頃は公園でボーッとしているじいさんは空を見ていると思っていたのに、今になるとじいさんは子供を遊ばせに来たママのケツを見ているとわかる。年を取ればもっとちゃんとするものだという幻想がありましたが、男なんて、結局死ぬまであんまり変わらない。週刊ポストでも『GORO』時代のノスタルジーなグラビアの後にED特集をやっていると“男は一生このままなんだ、これでいいんだ”ってある意味、元気が出ますもんね。 でも、こないだドラマで一緒だった70代の細野晴臣さんが『テレビドラマはやったことがないけどリリーが出るっていうからさ』とチャレンジする姿を見て、かっこいい大人だなって思いました。俺はこうだからこうはしない、と自ら型にはまる人よりも、常にチャレンジする人のほうが色っぽいですよね」 意味のあるじいさんよりも色っぽい大人、という感覚に56歳の現在地が表われている。10年後のリリーは老いや人生について何と語るだろうか。●リリー・フランキー/1963年生まれ、福岡県出身。武蔵野美術大学卒業。イラストやデザイン、文筆、写真、音楽、俳優など多方面で活躍。3月20日公開『一度死んでみた』に天国への案内人役で出演する。■撮影/田中智久  取材・文/渡部美也※週刊ポスト2020年3月20日号
2020.03.10 11:00
週刊ポスト
一同が盛り上げた
広瀬すず、反抗期女子大生を演じ「やさぐれ精神がバーン」
 映画『一度死んでみた』の完成披露舞台挨拶に、主演の広瀬すずと出演者の吉沢亮、堤真一、リリー・フランキー、小澤征悦、嶋田久作、木村多江、松田翔太、そして浜崎慎治監督が登場した。 父親のことが大嫌いなデスメタルバンドのボーカル女子大生・七瀬(広瀬)は反抗期続行中。「2日間だけ死んじゃう薬」を飲んだ父親を生き返らせるために奮闘するが──。 反抗期の女子を演じるための役作りについて広瀬は、とりあえず攻撃的にいこうと心に決めていたのだという。 そのうえで、腹のあたりを指さし、「この辺にあるやさぐれ精神がパーンと出た感じがあって、気持ちよく発散のような感覚でセリフが出るようになり気持ちよかったなぁと思いました」と語った。撮影/矢口和也
2020.03.01 16:00
NEWSポストセブン
忠臣蔵の異色作、岡村隆史の演技に時代劇研究家が驚いたワケ
忠臣蔵の異色作、岡村隆史の演技に時代劇研究家が驚いたワケ
 年末に近づいてくると思い出されるのが『忠臣蔵』。その異色作、映画『決算!忠臣蔵』が話題を集めている。この作品で、岡村隆史の演技に注目したのは時代劇研究家のペリー荻野さん。ペリーさんが映画の見所、そして岡村の演技について綴る。 * * *『忠臣蔵』といえば、これまで300本以上も映画・ドラマになってきた時代劇の定番中の定番。私も名作から異色作まで数多く見てきたが、だが、11月22日公開の『決算!忠臣蔵』には、たまげることが多かった。 物語の発端は、元禄14年3月14日、赤穂藩主・浅野内匠頭(阿部サダヲ)がワイロ大好きな吉良上野介に殿中松の廊下で切りつける事件を起こし、即日切腹となったこと。その1年9か月後の元禄15年12月14日、元家老の大石内蔵助(堤真一)ら赤穂浪士四十七人が吉良邸に討ち入り、仇討を果たす。実際の「赤穂事件」を基にした話だ。『決算!忠臣蔵』で一番たまげたのは、この仇討ストーリーを「お金」で考えたコメディにしたこと。これまで多くの日本人が泣いた忠義の物語がコメディ?と思ったが、確かに討ち入りには超お金がかかる。赤穂藩は取り潰されて、藩士は全員失業しているのである。 プロジェクト遂行にお金関連の泣き笑いはつきもの。江戸までの交通費も高額な上、みんなで秘密基地も買っちゃって(のちに炎上)、討ち入り当日に使う「たいまつ」だって10本で10万円? その結果、内蔵助が「3月14日吉良を討つ!!」と宣言すると、長年、藩の役方(経営)を担当していた貝賀弥左衛門(小松利昌)が「3月まで持ちまへんで」と眉毛と目尻を下げた情けない顔(小松の眉毛&目尻演技は素晴らしい)で言い出し、カックンとなった内蔵助は「なんでやねん!!」と倒れそうになる。 そうそう、第二のたまげポイントは、登場人物のほとんどが関西弁でしゃべること。赤穂の侍たちが江戸の言葉を話しているほうが無理があるというものだ。というわけで、大阪出身の堤、小松はじめ、「これは戦や!」と怖い顔をする木村祐一も「小さなことからコツコツと」の西川きよしもイキイキとしてみえる。 中でも役方でもっともお金に厳しい矢頭長助の岡村隆史は、「銭勘定できひん侍は何をさしてもでくのぼう」と鋭い。ここで重要なのは、コメディでありながら、岡村隆史はほとんど笑いの仕掛けを担当していないこと。堤真一は「テレビで見ている岡村君とは全然違う」と語っていた。もぞもぞと控えめに話す矢頭長助は、『あさイチ』で「NHKではチコちゃんにしか心を開いていない」と博多大吉に指摘された人見知り岡村の素顔に近いのだろう。 そして、たまげポイントの三番目は、登場人物がこれまでの『忠臣蔵』とイメージが違うこと。一般に「理想の上司」ともいわれる堤内蔵助は無類の女好きで愛人が三人もいるし、悲劇の内匠頭未亡人瑤泉院(石原さとみ)は「わらわはの金」とお金を気にして怒ってる。かつては高橋英樹や阿部寛、木村拓哉なども演じた剣豪堀部安兵衛(荒川良々)はやたら鼻息荒く暴走気味。 これだけイメージが違っても、『忠臣蔵』をひっくり返された気がしないのは、やっぱりお金というテーマが、誰にも身に染みるからだ。ラストも、過去の『忠臣蔵』では考えられない場面となっている。金勘定はすべて史実(原作は東京大学史料編纂所の山本博文教授の著作)。自ら電卓をたたいて計算しつつ脚本を書いた中村義洋監督のセンスに拍手を贈りたい。
2019.11.22 16:00
NEWSポストセブン
【プレゼント】堤真一&岡村隆史主演『決算!忠臣蔵』千社札
【プレゼント】堤真一&岡村隆史主演『決算!忠臣蔵』千社札
 大石内蔵助が実際に書き残した決算書を基に、討ち入り計画の実像をお金の面から紐解いた『「忠臣蔵」の決算書』(新潮新書)を『忍びの国』『殿、利息でござる!』の中村義洋監督が映画化した『決算!忠臣蔵』が11月22日(金)から全国公開されます。主演は堤真一&岡村隆史。果たして赤穂浪士は【予算内】で一大プロジェクト【仇討】を無事に【決算】することができるのか!? 今回は公開を記念して黄金に輝く「赤穂浪士千社札シール」を抽選により5名様にプレゼントします。●宛先/〒104-8422 東京都中央区築地4-1-1-12F 松竹(株)映画宣伝部「決算!忠臣蔵千社札」Wポスト係●応募方法/はがきに、住所・氏名・職業・年齢・電話番号を記して宛先へ。ご記入いただいた個人情報は、景品発送のみに利用し、そのほかの目的では利用致しません。●締め切り/11月27日(水)当日消印有効。●当選者発表/プレゼント品の発送をもってかえさせていただきます。※週刊ポスト2019年11月29日号
2019.11.19 16:00
週刊ポスト

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